「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします
お願いいたします。
11月8日の「◆適応指導教室「ルピナス教室」で児童・生徒が授業を受けられない事態が発生!」の続編です。
11月19日、教育研究所所長と再度話し合いをいたしました。
前回、次の3点について検討をしていただくことをお願いしていました。
①ルピナスは保護者や児童・生徒からの相談を受けるところでもあり、また突然気が向いて登校してくる児童・生徒を疎外させないためにも、課外活動などに教員が同行するときでも最低1名はルピナスに常駐できるようにしていただきたい。
②常駐が原則ではあるが、人員配置としてどうしても不可能な時は、イベントなどの出欠が不明な児童・生徒に対しては前日または早朝に保護者に対して電話・メールなどで出席の可能性について確認し対策をとっていただきたい。
③市のHPをみると、午後4時までいつでも相談を受け付けているように記載されているが、実際には3時半以降は不在になることも多い(学校訪問などで)ので、記述の見直しが必要ではないか。
これに対し、教育研究所所長からは、
①課外活動時に職員をルピナス内に常駐させることは、今の体制では難しい。
月間活動計画表を渡し忘れるようなことは、今後なくし、必ずお渡しする。
ルピナスにだれもいなくなる時は、入口に連絡先(教育研究所)の電話番号を表示するようにする。
電話があれば教育研究所の職員で対応するようにするが、できない時もある。
そのときは申し訳ないが、児童・生徒には帰っていただく。
②月間活動計画表とともに課外活動参加申込書を添付するので、参加する場合(欠席も含む)は事前に提出していただいている。
申込書が提出されず、課外活動への出欠が不明の場合は、ルピナス側から保護者などに連絡を取るようにする。
③HP上では初回からルピナスで相談を受けるように表示されているが、実際にはこれまでも初回は教育研究所の相談室が対応をしていたので、HP上の記載をその実態に合わせるよう変更する。
なお、教育研究所相談室への相談件数は、2018年度では、のべ月47件~95件(年845件)、ルピナスへの相談はのべ年1881件。
との説明がありました。
①の対応については納得のできるものではありませんが、少なくともここでお約束いただいた前進面については、今後しっかりと対応をいていただくことをお願いいたしました。
みなさんからも、綾瀬市にしてほしい、こうだったらいいのになあ、というような、生活の中で感じられた思いをお寄せください。
ご一緒に取り組んでいましょう!!!
ルピナス教室とは、綾瀬市のHPでの解説では「専任教諭のほか、教育相談員(臨床心理士を含む)の援助により、様々な理由で学校へ行けない市内の小・中学生が、学校への復帰や社会的に自立することを目指して、学習やスポーツ、調理や工作など、できることを中心に活動しています。また、訪問指導等も行っています」とされているところです。
ところが10月28日に小学生と中学生の兄弟がルピナスに登校したところ、ドアに鍵がかかっていてだれもいなくて授業を受けられないという事態が起きてしまいました。
実はその時間、ルピナスに通う子どもたちは近くの施設で調理実習を行っていたのですが、そのことをこの兄弟は知らなかったのです。
いろいろ調べて判明したことは、①ルピナス側がこの兄弟の保護者に月間の活動計画表(上写真)を渡し忘れていたこと、②ルピナスが開いていないときはかなり離れたところにある市役所内の教育研究所に電話をすることとしていたがそれが徹底されていなかったこと、ということでした。
しかし、ここで疑問があります。公衆電話が近くにないのに児童・生徒に電話をさせるの? そもそもいろいろな心の葛藤を整理してやっと登校してきた子どもが、ルピナスが開いていなかったときどういう気持ちになるのか!!
今日、教育研究所の所長と話し合いをしてきました。
そこで3つのことを検討してくださるようにお願いをしてきました。
①ルピナスは保護者や児童・生徒からの相談を受けるところでもあり、また突然気が向いて登校してくる児童・生徒を疎外させないためにも、課外活動などに教員が同行するときでも最低1名はルピナスに常駐できるようにしていただきたい。
②常駐が原則ではあるが、人員配置としてどうしても不可能な時は、イベントなどの出欠が不明な児童・生徒に対しては前日または早朝に保護者に対して電話・メールなどで出席の可能性について確認し対策をとっていただきたい。
③市のHPをみると、午後4時までいつでも相談を受け付けているように記載されているが(下写真参照)、実際には3時半以降は不在になることも多い(学校訪問などで)ので、記述の見直しが必要ではないか。
11月19日に教育研究所としての検討結果をいただくこととなりました。
続報いたします。
「◆綾瀬市で、資源物回収作業中に収集車の回転板に巻き込まれる死亡事故が発生してしまいました!」の記事の続報です。
本日午前10時から議員全員協議会(議会では「全協」と呼びます)が開かれ、9月議会閉会後の出来事について市側からの説明を受けました。
その中で、当然、標記の事故について説明が行われたのですが、残念ながらその内容は、一昨日のブログ記事の内容のままで、原因は現在警察で調査中、とのみ。新聞記事にも劣るその情報提供のお粗末さに唖然としました。(新聞記事は下に参考として転記しておきます)
この件で質疑をしたのは共産党議員団だけでしたが、松本議員が質疑をしていた時、「調査中と言っているのに再度質疑するな」というような趣旨のヤジが志政あやせ会派の複数の議員から飛びました。
また、私が続けて質疑をしていた時には「マル共が」という日本共産党を侮蔑するかのようなヤジまで!(この件に関しては別記事で触れる予定です)
市民の負託を受けた議員が代表して質疑をする権利が狭められる事態が進行してしまうかもしれませんので、市民目線でのチェックをお願いいたします!!
さて、本題の事故の件ですが、私たちの質疑に対しての市の部長の答弁の趣旨は、リサイクル協同組合に委託している事業なので、協同組合が対処すること、という立場で、まるで他人事のようでした。
回収車を一人で作業している件についても、一人で操作するものだ、との考えの表明がありました。
私は、安全対策として2名以上で作業するということが基本のはずだと反論をしましたが、今後具体的な事象や事実を突き付けていかないと綾瀬市は変わらないかな、という思いを持ちましたので、後日部長との懇談を行うことといたしました。
▼共同通信配信の記事
[2019年10月19日18時48分]
19日午前10時15分ごろ、神奈川県綾瀬市の路上で、資源ごみの回収作業をしていた綾瀬市小園、会社員仙堂正美さん(61)が収集車の回転板に巻き込まれた。仙堂さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
県警大和署によると、仙堂さんは1人でごみ収集車を運転し、回収作業をしていた。「収集車が10分以上エンジンが掛かって停車しているが、運転手が見当たらない」と署に連絡があり、駆け付けた署員が発見した。(共同)
本日(10/19)、市側から次のとおり情報提供がありました。
10月19日午前10時頃、綾瀬市の資源物等回収業務を受託している「綾瀬市リサイクル協同組合」の組合員(61歳:男性)が、寺尾北地区の資源物回収作業中に、誤って収集車の回転板に巻き込まれ「ドクターヘリ」により東海大学医学部付属病院に緊急搬送されましたが、お亡くなりになってしまいました。
とのことです。
資源物回収作業中の死亡という重大な事故が発生してしまいました。
亡くなられました方のご冥福をお祈りいたします。
詳細は月曜日にならないとわかりませんが、綾瀬市としてしっかりとした補償と再発防止策が講じられるよう、取り組んでまいります!
来年度の「綾瀬市民芸術鑑賞事業」に参加する団体の募集が“広報あやせ6月1日号”に掲載されました。
この事業は、市役所7階の「市民展示ホール」で展覧会などをいろいろな市民の文化芸術団体が開催するのを市が支援するものですが、その募集内容をみると、日曜日がまったく開催されないことになっていて驚きました。(今年度まではこれまでどおり土日も開催)
今後、この動きは他の企画や事業にも波及していく可能性が高いと思われますので、本当に日曜日に市民が鑑賞できないことにしてしまっていいのか! と、私は問題提起をしたいと思うのです。
これまで「市民展示ホール」は、市民の文化芸術活動の発表の場として絵画・写真・書道などをはじめ、平和展や遺跡展などバラエティに富んだ企画が発表されてきました。
日曜日に鑑賞できないことになれば、日曜日だけが休日の働く人や、若い人に送迎をしてもらいながら観に来られるというような方々を最初から排除してしまうことになります。
これはかなり問題があるのではないでしょうか!?
これまでこの事業に参加していた文化芸術団体の方々にこの話をすると「日曜日にやらないということは考えられない」と口をそろえておっしゃいます。市は、これらの団体の方々との話し合いもしないで、来年度から「日曜日はなし」と決めてしまっているのです。
私は、効率性で物事を進めるのではなく、市民の文化芸術活動を支え、その裾野を広げる立場に市がしっかりと立つことを求め、来年度からの日曜日開催取りやめを撤回するよう求めていきます。
くらしに大きな負担増です!
2カ月で40立方メートル使用する家庭は、年間で5000円以上の値上げになってしまいます。
市民の実質賃金などは減少傾向で、全国的にはこの20年で50万円以上の年間所得が減少していると言われているのに、公共料金をなぜ値上げできると市は考えるのでしょうか???
今回の値上げは、2019年7月から10%の値上げ、そのあと10月からは消費税の増税で値上げされ、3年後の2022年にはさらに12%も値上げするという計画です。
神奈川新聞などの記事でご存知の方も多いと思いますが、綾瀬市では、特別障害者手当等の支給誤りが発生しました。
5月18日、議員全員協議会においてこのことについて議員に説明がありました。
今回の事案では特別障害者手当、障害児福祉手当、経過的福祉手当などで過払いが12件で44万1000円、不足が12件で44万1000円でした。ミスの原因はパソコンへのデータの転記ミスとのことで、今後、元データを見やすく分類するなど改善措置を取るとのことです。
さて、ここで私が疑問に思ったのは、5月10日にミスが発覚しているのに、不足分の追加支給が5月25日になるということです。2週間以上もかかることになり、この間、この手当を糧としていた方にとっては苦しい生活になってしまいます。
そこで私は「市の責任でおきた問題に対しては、通常の会計の流れとは違い、緊急の救済的な支払いができないのか」と質疑をしたところ、その場での回答は「できない。これが最速だ」というものでした。私は、今後できるような工夫をすることをその場で求めました。
ところが、全員協議会後、同じ会派の松本議員が会計課に確認したところ、今回のような場合は、即日か翌日には支給できることが判明しました。
市民に不利益を与えないためには、いま何ができるか? と、真っ先に考え、関係機関と相談することが大切だと、今回の事案で私自身改めて思いました。
あわてず、冷静に、市民の立場にたって、いつもいたいものです。
今日、市民の方からの相談を寺尾いずみ会館でお受けしていたのですが、その方が最後に、「この会館の女子トイレがひとつずっと故障していて使えなくなっている」と教えてくださいました。
すぐに会館の事務員の方と確認すると、女子トイレだけでなく男子トイレの個室もそれぞれドアにガムテープで目張りがしてあり開閉ができなくされていました。そして、ドアには使用不可の張り紙が・・・。
私は便器か水廻りの故障が原因なのかと思ったのですが、故障していたのはなんとドアだけだったのです。使用していないときもドアがしまった状態でなければならないのが、上の写真のように自然に開いたままになってしまうというだけの不具合です。あいたままだとお年寄りがぶつかってあぶないから、というのが使用禁止の理由でした。
しかも驚いたのがこの使用禁止は、昨年の秋からだったのです。
こんな簡単な修繕にこんなに時間がなぜかかる???
私は即座に寺尾いずみ会館を指定管理者として管理しているオーエンスの担当者(綾瀬市中央公民館内)に事情を確認し、即座の修繕を要請しました。
オーエンスの言い訳は、空調などの修繕など優先順位の高いものから行っている!! との珍回答!
そんな理由でこんなたいして予算もかからない修繕を後回しにすることは見逃せません。
さらに問題なのは、トイレが使用不可になっていることを市の生涯学習課に報告していなかったことです。
この事態を知った市の担当は、私と同じようにオーエンスの優先順位発言を否定し、即座の修理を指示しました。
(会議室のドアもきちんと閉まらない状態が放置されていました。ここの修繕も急がせました。下の写真)
こんな簡単なことが1年近くも止まったままになっていたのは、施設の管理を事実上民間の会社に丸投げしてしまう指定管理者制度に根っこがあります。
日本共産党綾瀬市議団は、公民館やコミュニティセンターの管理運営を市の直営に戻すことを求めていますが、その正当性がここでも明らかになったのではないでしょうか。
国民のプライバシー情報を国家が簡単に掌握できるようになるマイナンバーは廃止しかない、というのが日本共産党の立場です。
その上で、廃止されるまでのあいだ、その取り扱いには細心の注意が必要だと、市に対し注意を喚起してきました。
たとえば、綾瀬市民が勤める事業所などにマイナンバーを通知することは、マイナンバーを拒否している人の人権を無視することになるだけでなく、通知書を送付する際、誤送付、誤配達などのヒューマンエラーによりマイナンバーが漏えいする危険があると指摘し、送付を行わないことなどを申し入れてきました。
しかし、綾瀬市はそうした危機管理の意識はなく郵便での送付を行いました。
マイナンバーはどのような対策をしても、必ずと言っていいほど、どこかで漏えいが起きてしまうということが、今回の事例でも明らかになったのではないでしょうか。
漏えいした時のプライバシー侵害の被害の大きさは今後ますます拡大していくことが懸念されます。
マイナンバーを廃止させるために声をあげ続けましょう!!
なお、この事故の報告は、6月8日付けで、公表されました。
そこには次のように記載されています。
「平成29年度個人市民税・県民税の特別徴収に係る寄付金税額控除の控除漏れ及び税額決定通知書の誤送付が生じました。詳細は裏面の通りです。該当者の方には、説明、謝罪を行っています。なお、報道機関にも本日中に情報提供をいたします。」
裏面の記載は上記、写真です。写真中の「2」の部分がマイナンバーの漏えいにかかる部分です。
付記:
通知書誤送付でマイナンバー情報漏えい 横浜市 kanaloco.jp/article/256556 #神奈川新聞
— 上田博之 (@ueda01) 2017年6月9日 - 12:48
↑
実は、綾瀬市でも誤送付があり、マイナンバーの漏えい事故がありました。
詳細はブログに書きます。
■今年4月からの値上げを表明
2人兄弟で年6600円の負担増に
綾瀬市は、学校給食費を、小学生では4100円を4400円に、中学生では4600円を4900円にと、それぞれ300円も今年4月から値上げするとしています。
その値上げの理由を、①消費税8%への増税、②年間の給食提供回数が185回から190回に5回増、③給食の献立を魅力あるものにする、などとしています。
月300円の値上げの根拠は、①のために117円、②のために114円、③のために80円とのことです。
■保護者が負担する給食費は
法律で「食材料費」のみと規定
施設建設・維持や人件費などは保護者が負担する「給食費」に入れてはいけないことになっています。
ですから、野菜や肉などの調理にかかる人件費も給食費には入っていません。
■ではお米を炊く人件費は?
そこで疑問がわきます。
現在綾瀬市では米飯給食を週3回行なっていますが、この米飯は業者に炊飯を委託しています。
その単価は、中学生の場合、一人分のお米100g(炊上りは約220g)で62.7円。
このお米を10㎏に換算すると6270円。大量購入ですから私たちが家庭で購入する価格よりかなり安いはずなのにかなりの高額です。つまり、ここには委託業者の人件費が入っているのです。
また、パンは個包装されていますがその包装代は一個4円。この包装代も「食材料費」と言えるのでしょうか?
こうした「食材料費」とは言えない部分をカットしていけば、値上げをしなくても給食の質を上げることも可能ではないでしょうか。
また、私が以前提案したように、各学校で炊飯器でご飯を炊けば、炊き立てのご飯を安い経費で食べることもできますね。(炊飯器給食を実施している南国市のデータをご参照ください。http://www.city.nankoku.lg.jp/download/?t=LD&id=489&fid=1038)
■給食費を無償にする自治体も増加中
公立学校の給食を無償で提供する自治体が、全国で少なくとも55市町村あると、朝日新聞社が昨年報じています。
これらの自治体では、家計の負担軽減による子育て支援や少子化対策として取り組んでいます。
そもそも学校給食とはなにか、というところから考えていくと、学校給食法では「食育の推進」をかかげています。また、憲法26条は「義務教育は、これを無償とする」としています。こうした基本から考えると、給食費が払えずに肩身の狭い思いをしたり、生活費を切り詰めて給食費をねん出するなど、子どもたちや家庭に大きな負担をかけている現状は改善させなければなりません。
こうした実態を受け、地方自治体の独自施策での無償化が広がっているわけで、綾瀬市においてもこうした方向性の元、給食費がどうあるべきかを考えていくことが必要だと、私は思っています。
3月議会での審議の中で、現東名高速道路に新設されるインターチェンジの設置工事費が、当初の103億円ではなく160億円もかかることが判明しました。
工事が始まる前からこのようなことでは、このあと一体いくら上積みされるのか不安です。税金のムダづかいを監視しなければなりません。
■下原橋の架替工事が2倍の24億円に
綾瀬郵便局の脇にある下原橋の幅員を広げるため、橋を架け替えるのですが、この工事費が当初の積算の約12億円から24億円に倍増すると市は説明しました。
それは、土質が軟弱なため工法を変えたことと、資材や人件費が東京オリンピック準備で高騰しているため工事費が高騰した、との理由でした。
■土質が軟弱なことはわかっていたこと
しかし、私が、以前橋の架替工事をした下原橋のすぐとなりの寺小橋と土質が違うのか、また、土質調査はいつ行なったのかを問いただしたところ、寺小橋と土質は同じであること、土質調査は3年前に行なっていたことを認めました。
つまり、今頃になって土質を理由に工法を変えるという説明は、なりたちません。
■資材、人件費の高騰は10%~30%程度
また、資材の値上がりは約10%程度、人件費の値上がりは約30%であると、市は認めました。
ここでも工事費が2倍になるという市の説明が成り立たなくなりました。
これらのことが明らかになったのに、反対したのは、日本共産党の2名だけでした。
■利権の闇が隠されていないか!?
この事業は、NEXCO中日本が事業を推進し、綾瀬市と神奈川県の3者で費用の分担を行なうものです。
NEXCO中日本は旧道路公団時代から不祥事が続いています。1998年には工事発注をめぐる贈収賄事件、2002年には遮音壁工事の入札談合。05年には新東名高速「富士高架橋」工事の談合事件で、副総裁ら幹部2人が逮捕、起訴されています。
利権の闇が隠されていないか、心配です。なにか情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお寄せください!
綾瀬市の学童保育はこれまで30年以上も民設民営で主に保護者が父母会として運営を担ってきました。
しかし、施設も、指導員の待遇も劣悪で、保育料も非常に高額にならざるを得ないという環境でした。
そうした事態を打開させるために、私たち日本共産党綾瀬市議団は、繰り返し施設の公設化と補助金の大幅アップを求めてきました。その積み重ねの中で、ようやく今年の4月から施設公設の学童が開所する運びとなって非常に喜んでいたのですが、その運営実態が明らかになる中で下記のような問題が明らかになってきました。
これらの問題解決にむけ、引き続き取り組んでいかなければなりません。引き続きご支援とご協力をお願いいたします。
■4月開所は、綾瀬小学区と綾西小学区
綾瀬小学区では学校の空き教室を改修して、綾西小学区では近くのながぐつ児童館を改修して学童保育の施設にします(すでに工事は完了)。
来年は、落合小学校区で新たに開所する予定です。
■運営は民間に委託
運営は公募の結果、教育産業の大手である㈱ベネッセに決まりました。
綾瀬市内では、これまで2つのNPOが学童保育事業を行ってきましたが、残念ながらどちらも採用されませんでした。営利企業の運営で、地元に根づいた子育て事業になるかを注視していかなければなりませんね。
■近隣市より2倍も高い保育料
12月議会で審議された「放課後児童クラブ保育料条例」では、保育料は小3以下で月13000円、小4以上で10000円と提案されました。公設の学童クラブでこんなに高いところがあるでしょうか?
近隣の自治体を調べてみると、大和市は6300円、厚木市4000円、座間市6500円、秦野市5000円、伊勢原市5500円、相模原市5300円です。
綾瀬市は、民設民営のこれまでの学童保育の保育料(16000円くらいでこれが高すぎると市に改善を求めてきました)との格差を少なくすることも考えた結果だと説明していますが、それなら「民設学童の保育料を引き下げるために補助金を増額するべきだ」、と日本共産党市議団は主張し、この議案に反対しました。