来年度の「綾瀬市民芸術鑑賞事業」に参加する団体の募集が“広報あやせ6月1日号”に掲載されました。
この事業は、市役所7階の「市民展示ホール」で展覧会などをいろいろな市民の文化芸術団体が開催するのを市が支援するものですが、その募集内容をみると、日曜日がまったく開催されないことになっていて驚きました。(今年度まではこれまでどおり土日も開催)
今後、この動きは他の企画や事業にも波及していく可能性が高いと思われますので、本当に日曜日に市民が鑑賞できないことにしてしまっていいのか! と、私は問題提起をしたいと思うのです。
これまで「市民展示ホール」は、市民の文化芸術活動の発表の場として絵画・写真・書道などをはじめ、平和展や遺跡展などバラエティに富んだ企画が発表されてきました。
日曜日に鑑賞できないことになれば、日曜日だけが休日の働く人や、若い人に送迎をしてもらいながら観に来られるというような方々を最初から排除してしまうことになります。
これはかなり問題があるのではないでしょうか!?
これまでこの事業に参加していた文化芸術団体の方々にこの話をすると「日曜日にやらないということは考えられない」と口をそろえておっしゃいます。市は、これらの団体の方々との話し合いもしないで、来年度から「日曜日はなし」と決めてしまっているのです。
私は、効率性で物事を進めるのではなく、市民の文化芸術活動を支え、その裾野を広げる立場に市がしっかりと立つことを求め、来年度からの日曜日開催取りやめを撤回するよう求めていきます。