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カナダで上手くパンを焼くには?

2014年11月28日 | 自家製酵母パン


カナダで上手くパンを焼くには?

こんな記事を書くと、
「え?私は、最初から上手く焼けているけれど?」と思われる方もいらっしゃると思います。
あくまでも、私の失敗談と言うか、
もし、私と同じ悩みを抱えている方のお役に立てばと思い、投稿したいと思います。


さて、自家製酵母でパンを焼きたいと思い、
日本から本を取り寄せ、ワクワクして焼いてみたのだが、
どうも上手くいかない。
試行錯誤して、何度も何度も焼いても、上手くいかない。

焼きたいのは、フランスパン系のカンパーニュの様なパン。
外がパリッとしていて、中がフワフワ、モチモチのパン。

でも、焼き上がるのは、フランス系ではなく、
どちらかと言うと、イングリッシュ系の様な感じのもので、
しかも、2次発酵が特に膨らまないので、
イングリッシュ系とも言えない、
どっしりとしたパンになってしまう。
それは、それで美味しいのだけれど。

もう嫌になって、焼かなくなってしまった。

それから1年。
やっぱり、もう一度試そうと、思い立ち。
今度は、市販の乾燥天然酵母でやってみるが、上手くいかない。

そこで、インターネットで検索して、動画を観てみた。
そうすると、解って来た。
”生地が違う”
動画で観る生地は、グルテンのネバネバ感があるし、水分が多い。

そう、カナダは、日本よりも粉が乾燥しているのかも知れないと気づいたのです。
だから、日本のレシピよりも、多めに水分が必要になってくる。

そして、もう1つの原因は、全粒粉やスペルト粉等の粉を使用していた為、
元々グルテンの含有量がとても少ない粉で作っていたから、
フランス系のパンには、程遠かったと言う事でした。
(この点については、基本中の基本だと思いますので、あまり突っ込まないでね。)

でも、強力粉を多めに混ぜて作ったときも何度かあるのに、
それでも、フランス系とは程遠かったので、やはり、水分量も大きく関係してくる様に思えます。
生地が固いと、1次発酵でなんとか膨らんでも、成型すると更に固くなって、
2次発酵の行程では、殆ど膨らまないと言う結果が続いたのだと思います。

まあ、そんな話は、どうでも良いからレシピを紹介すれば良いのだろうけれども、
まだ、研究中なのです。
少し水分が多すぎるので、クープも入れる事が出来ない生地です。
でも、これは、これで美味しいんですが、もう少し改良出来ると思います。
水分量と、粉の配合割合がまだ、確定していません。

目指すは、”混ぜて、型に入れて焼くだけ 簡単時短、1次発酵だけで焼けるフランス系のパン”です。

レシピは、もう少し研究してから載せようと、思っていたのですが、
ここまで書いて来て、途中経過でも参考になれば良いかな?と気が変わったので、載せてみます。

(材料)
 ぬるま湯     370g
 白神こだま酵母  8g

 塩        小さじ1
 砂糖       小さじ1/2
 強力粉      350g
 全粒粉製パン用粉 50g

(作り方)
 1)熱湯を準備する。
 2)酵母を必要量計る。
   ※小鉢などに入れて計る。
 3)25度のお湯を370g計り、
   そこから大さじ2杯のお湯を別の容器に移し、
   それにお湯を足して35度のお湯を作る。
   ※熱湯と水を混ぜ、温度計を使ってお湯を作ります。
 4)35度のお湯大さじ2を酵母にまんべんなく、まわしかけ、
   直ぐに混ぜないで、3~5分待つ。
 5)粉、塩、砂糖を計り、全部ボールに入れて、泡立て器で混ぜる。
 6)型にパーチメントペーパーを敷いておく。
 7)4の酵母を丁寧に混ぜ、5のボールに入れ、
   3の25度のぬるま湯(370g-大さじ2)も加えて、ゴムベラで混ぜる。
   粉っぽさが無くなったら、ゴムベラで生地をグルグルかき混ぜて、水分を均一にし、生地に粘りが出たら、
   6の型に入れ、型ごと大きめのジップロックに入れるか、ラップをして、2時間待つ。
   ※混ぜる時間は、ほんの少しです。手早く混ぜ、時間をかけ過ぎない様に。
 8)生地が約2倍になったら、焼きます。
   予熱 摂氏250度/華氏482度
   焼き 摂氏230度/華氏446度 30分 下から2段目
 9)焼き上がったら、型から出さず、クーラなど網の上に置いて、冷ます。

今は、市販の酵母を使用しています。
(カテゴリーは、便宜上、自家製酵母パンにしています。)
自家製酵母で焼く場合は、水分量をご参考にしてみて下さい。
焼きたてを食べる事も出来ますが、残った分は、乾燥させない様に冷まして下さい。
水分が多いので、乾燥すると固くなります。

砂糖をほんの少しですが、膨らみが良いので加えていますが、
気になる方は、省いても問題ないです。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と言い切りました。)


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