暑いですな。
つい先日までは鬱陶しい梅雨空、と言っていたのが嘘みたい。
雨乞いでもしたい気分だ。
節電の話だ。
この夏喧伝される電力不足。
三月の計画停電の欺瞞性については言ったり書いてきたが、当時は余り賛同者はいなかった。
「わかるけど節電っていいことでしょ。」
それはそうなんですが、そこに隠された意図も一緒に考えたほうがいい。
電力供給余力がたっぷりあるあの時期で計画停電。
電力需要のたった2%の民間鉄道を止め、余った夜間電力のネオンを消せとキャンペーン。
何としても原発を続けたいという意図がミエミエの八百長だ。
2003年に原発13機が全部止まっても問題なかったのに、福島第一だけで計画停電。
間違ったサインを送ったために経済活動は停滞したままだ。
風評被害だな、電力不足。
被害者は泣き寝入り。
大分原子力ムラのカネ回りが悪くなったか、大手メディアでも一部、電力会社を公然と批判する番組も出てきた。
テレ朝の「そもそも総研」。
5月に東電の清算を主張する現役通産官僚古賀茂明を出演させた。
当ブログでも紹介したが残念ながら映像は抹消された。
古賀さんは経産省で肩たたきにあっているそうだ。
コメントは残っているのでご参照。
テレ朝「そもそも総研」で現役官僚が東電救済に待った
その「そもそも総研」が電力不足の欺瞞に迫った。
「6月29日の猛暑の中、東電管内では供給力に対して最大電力量が93%になったとの報道があったが、
これはあくまでその日の供給可能量に対する割合であって、これから夏に向けて東電の供給可能電力量は増えていく。
猛暑の6月29日でも最大供給可能量と比べれば、83%と余力がある。」
(河野太郎」ブログ)
ここで言う最大供給能力は5500万kw。
320万KWの広野とか今後どんどん立ち上がって来る。
このグラフを見て欲しい。
東電の供給能力は過小評価を指摘される度に小出しに上方修正されてきた。
(高橋洋一)
さらに東電管内だけで1600万KWあるという自家発電能力。
霞ヶ関埋蔵金の高橋が言う埋蔵電力だ。
そもそも一年の電気消費のピークは数日の数時間、しかも数日前から予測可能。
不測の事故とかでギリギリになればその時皆で集中的に節電すればいい。
気合で克服できる。
そもそも総研 電力不足は本当か?1/ 2
名古屋大学高野先生の話。
発電能力と需要予測を電力会社が経産省に提出した数字から分析。
結論からいうと電力会社の現有能力(止まっている原発は除く)から真夏のピーク時でも発電能力は十分。
東電の能力に電源開発等の卸電気事業者を合計すると6207万KW。
これに対し今年のピーク需要は5500万KW。
余力は5%あればいい。
真夏の数日、数時間のピークの話だ。
その期間だけ事業者だけが5%節電で昨年並みの猛暑6000KWも楽々乗り切れる。
関電、中電(浜岡が止まって現在原発ゼロ)に至っては去年並みの猛暑でも余裕たっぷり。
原発依存度の高い関電でも原発ゼロで余裕たっぷりというのは知らなかったなあ。
何故関電は15%節電というのか。
「原子力擁護の世論操作」。
それしか考えられない。
そもそも総研 電力不足は本当か?2/ 2
東電は経産省に提出している数字より低い数字を主張。
意図が見え透いているなあ。
ピーク時の切り札である揚水を過小評価したり、火力定修を持ってきたり。
バカじゃないの?
関電の話。
橋下知事が15%節電の根拠無いと入った途端に小出しに能力がブラックボックスから上がる。
そう言えば大阪府の余剰電力の買取を関電が拒否しているとか。
何やら不思議な話だ。
既得権にしがみつく高年齢層との世代間闘争だと。
しかし現実には善き日本のおじいさん、おばあさんが酷暑にエアコンを止めて我慢しているんだよね。
健気なんです、古き日本人。
許せん。
四国電力、数値提示の節電要請せず 2社から買電めど
つい先日までは鬱陶しい梅雨空、と言っていたのが嘘みたい。
雨乞いでもしたい気分だ。
節電の話だ。
この夏喧伝される電力不足。
三月の計画停電の欺瞞性については言ったり書いてきたが、当時は余り賛同者はいなかった。
「わかるけど節電っていいことでしょ。」
それはそうなんですが、そこに隠された意図も一緒に考えたほうがいい。
電力供給余力がたっぷりあるあの時期で計画停電。
電力需要のたった2%の民間鉄道を止め、余った夜間電力のネオンを消せとキャンペーン。
何としても原発を続けたいという意図がミエミエの八百長だ。
2003年に原発13機が全部止まっても問題なかったのに、福島第一だけで計画停電。
間違ったサインを送ったために経済活動は停滞したままだ。
風評被害だな、電力不足。
被害者は泣き寝入り。
大分原子力ムラのカネ回りが悪くなったか、大手メディアでも一部、電力会社を公然と批判する番組も出てきた。
テレ朝の「そもそも総研」。
5月に東電の清算を主張する現役通産官僚古賀茂明を出演させた。
当ブログでも紹介したが残念ながら映像は抹消された。
古賀さんは経産省で肩たたきにあっているそうだ。
コメントは残っているのでご参照。
テレ朝「そもそも総研」で現役官僚が東電救済に待った
その「そもそも総研」が電力不足の欺瞞に迫った。
「6月29日の猛暑の中、東電管内では供給力に対して最大電力量が93%になったとの報道があったが、
これはあくまでその日の供給可能量に対する割合であって、これから夏に向けて東電の供給可能電力量は増えていく。
猛暑の6月29日でも最大供給可能量と比べれば、83%と余力がある。」
(河野太郎」ブログ)
ここで言う最大供給能力は5500万kw。
320万KWの広野とか今後どんどん立ち上がって来る。
このグラフを見て欲しい。
東電の供給能力は過小評価を指摘される度に小出しに上方修正されてきた。
(高橋洋一)
さらに東電管内だけで1600万KWあるという自家発電能力。
霞ヶ関埋蔵金の高橋が言う埋蔵電力だ。
そもそも一年の電気消費のピークは数日の数時間、しかも数日前から予測可能。
不測の事故とかでギリギリになればその時皆で集中的に節電すればいい。
気合で克服できる。
そもそも総研 電力不足は本当か?1/ 2
名古屋大学高野先生の話。
発電能力と需要予測を電力会社が経産省に提出した数字から分析。
結論からいうと電力会社の現有能力(止まっている原発は除く)から真夏のピーク時でも発電能力は十分。
東電の能力に電源開発等の卸電気事業者を合計すると6207万KW。
これに対し今年のピーク需要は5500万KW。
余力は5%あればいい。
真夏の数日、数時間のピークの話だ。
その期間だけ事業者だけが5%節電で昨年並みの猛暑6000KWも楽々乗り切れる。
関電、中電(浜岡が止まって現在原発ゼロ)に至っては去年並みの猛暑でも余裕たっぷり。
原発依存度の高い関電でも原発ゼロで余裕たっぷりというのは知らなかったなあ。
何故関電は15%節電というのか。
「原子力擁護の世論操作」。
それしか考えられない。
そもそも総研 電力不足は本当か?2/ 2
東電は経産省に提出している数字より低い数字を主張。
意図が見え透いているなあ。
ピーク時の切り札である揚水を過小評価したり、火力定修を持ってきたり。
バカじゃないの?
関電の話。
橋下知事が15%節電の根拠無いと入った途端に小出しに能力がブラックボックスから上がる。
そう言えば大阪府の余剰電力の買取を関電が拒否しているとか。
何やら不思議な話だ。
既得権にしがみつく高年齢層との世代間闘争だと。
しかし現実には善き日本のおじいさん、おばあさんが酷暑にエアコンを止めて我慢しているんだよね。
健気なんです、古き日本人。
許せん。
四国電力、数値提示の節電要請せず 2社から買電めど