新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

東海地方ぶらり乗り鉄~7

2014-05-15 20:12:48 | 旅行


三河線の碧南方面を残し、豊田市で時間調整までして大江までやってきたのは、名鉄一乗りにくい築港線に乗るためです。築港線は大江駅から東名古屋港までを結ぶ短い路線ですが、朝夕の通勤時間帯しか走らない路線です。しかもこの日はGWのお休みに入ったとあり、夕方の運転は16時38分発、17時発、17時20分発のわずか3本。驚きのダイヤですが、東名古屋港駅周辺が工場地帯であり、通勤輸送のみとあれば致し方ありません。16時38分発の電車に間に合わせるべく調整した次第です。その夕方の初電はこの路線目当ての乗客しか乗っていませんでした。わずか3分の乗車で終点に到着。

駅の外へ出て乗ってきた電車を撮影。往復する電車はステンレスカーの電車ですが、行先表示は行先板を使っています。電車が発車していくと、乗っていた人たちは折り返しの電車に乗っていったらしく、駅には誰も残っていませんでした。こちらは駅からそう遠くない場所まで歩きます。

線路沿いの道を歩いていくとほどなく、目的の場所が見えてきました。

ここは日本でも非常に珍しい普通鉄道同士の平面交差です。路面電車と普通鉄道の平面交差はほかにも見られますが、普通鉄道同士はほとんど見られません。横に走る線路が名鉄築港線。前後に走るのが名古屋臨海鉄道の貨物線です。そして線路の奥には名電築港駅があります。この貨物線は名古屋臨海鉄道東港駅につながり、さらにはJR笠寺駅につながっており、名鉄の新車の搬入や廃車の搬出、さらに東名古屋港駅の先につながっている埠頭から輸出、輸入される車両の搬出入に使われています。このうえを通過するときに電車は独特のリズムを刻んで通過します。線路が直角に交差するところはなかなか見られないので、じっくりと観察しました。
平面交差を観察してから夕方2本目の電車で大江へ戻ります。乗り遅れては大変ですが、近くに名古屋市営バスの停留所があり、そちらは運転本数もありました。大江まで乗りかえて金山まで新鵜沼ゆき急行に乗ります。金山でJRに乗り換えJR中央線の電車で名古屋へ。

名古屋まで乗ったのはセントラルライナー用だった313系電車でした。
名古屋駅に着いてからは東急ハンズに寄ったり、お土産を買ったりしてから19時27分発の新幹線ひかり号で東京へと帰りました。 


東海地方ぶらり乗り鉄~6

2014-05-15 17:50:35 | 旅行

津島線のワンマン電車に乗り津島へ向かいます。津島からはさらに弥富まで乗るのですが、接続の電車は途中の佐屋行きだったので、一度駅の外に出てコンビニでおにぎりを買います。弥富ゆきの電車の中でおにぎりを食べて弥富に到着。途中の高架線に廃止された弥富口駅のホームの跡が印象的でした。

折り返しの豊明行き普通に乗るまでしばし時間があったので駅の外へ。弥富駅はJR関西線と共同使用駅で、日本の鉄道の駅で地上にある駅としては一番低い駅です。その高さ海面下0.93m。いわゆるゼロメートル地帯にある駅ですが、近くの近鉄弥富駅の方が低いのでは…という説もあります。
ここから名古屋本線の知立駅まで名鉄で向かうのですが、とりあえず豊明ゆき普通に乗ります。この電車は途中須ケ口から準急になるのですが、その須ケ口駅で豊川稲荷ゆき急行が先行するので乗り換え。さらに急行は堀田で特急の通過待ちをするので、名鉄名古屋駅で豊橋ゆき特急に乗り換えて知立へ向かいます。すっかり名鉄を乗りこなすようになってしまいました。

知立からは三河線を乗ります。三河線は知立で猿投ゆきと碧南ゆきがありますが、何となく駅名に引かれて猿投ゆきに乗ります。ところがこの日は豊田スタジアムでJ1の名古屋グランパスVSセレッソ大阪が開催される予定になっており、サポーターで混雑していました。電車にもヘッドマークが付いていました。豊田市まで混雑していましたが、豊田市からはガラガラに。猿投で折り返し、途中豊田市で時間調整をして再び知立へ。結局三河線の知立ー碧南間が乗り残ってしまいました。
知立からは名鉄岐阜ゆき特急に神宮前まで乗り、河和ゆき急行に乗り換えて大江へと向かいます。