実家に黒電話がある(*´∀`*)
ほとんど使われていないけれど生きている
今の子は「これで電話かけてごらん」と言ったら丸い穴を指で押すらしい。
昔はなんでも回ってた。
電話だけじゃない、テレビのチャンネルも、その他色んな調節つまみは回すのだった。
黒電話は洋服を着ていることもあった ぷぷぷ
ダイヤル部分に丸いカバーが付いているタイプもあった。
受話器も洋服を着ていた。
かかってきた電話を取り次ぐ時に、横に置いたオルゴールに受話器を乗せたりもした。
急ぎの電話をかけるときなんかは、回したダイヤルがジジジーと戻るのがもどかしかった。
よそのお宅に電話する時は、そこんちの家族が出ることが多かったから緊張した
でもそこんちの家族構成が垣間見えたり、お母さんとちょこっとお喋りをしたりして楽しかった
子機なんてなかったもんだから、居間に電話があったら家族に電話を聞かれていて嫌だったなぁ。
実家の二階はほとんど私達兄妹のスペースだったから、二階にこの電話を付けて貰った時はとても嬉しかった
この電話は、学生時代に友達と長電話したり、連絡網をまわしたり、勉強の答え合わせをしたり、
恋人とお喋りしたり、喧嘩したり・・・(*^~^*)ゝ 兄妹三人が酷使していた
今は誰も居なくなった二階でポツン。
「この電話捨てないでね」
母にそうお願いしてきた。