Pranava. Yoga+Ayurveda.

ゆるりヨーガとアーユルヴェーダな暮らし

アパリグラハ

2013-05-08 | いつものこととか
アパリグラハ



集めるというパリグラハに対して それにとらわれないことを アパリグラハといいます




同じアシュタンガ(ヨーガの八支則)アステーヤ(盗まない)に通じます




本当に必要でないものを得るべきではないように そのときに必要でないものを集め 貯えるべきではないし




働かずに求めるべきではないし 他人の好意をコントロールして甘えるべきでもない




なぜなら それは精神の貧しさを意味するから




サダカ(霊的修行者)は物をむさぼり集めたり それを蓄えたりすることは 神 そして自分への進行が不足しているからであると見なしているとされています



ある文献では ヨギは 月の姿を目の前に描きつつ 信仰を守っているとされています




「月は 半月間は人が眠りについた後に昇るのであるから その間は 人は月の美しさをほめたたえはしないが 人がほめないにかかわらず 月は自らの道からはずれはしない




再び太陽に面したとき 満月になり 人間はその素晴らしさを待ち焦がれていてくれることを知って 自分の道を忠実に守っているのである」




アパリグラハを守ることによって 自分の生活を出来るだけ質素にし 何物が欠けても不自由を感じないよう 自らの心を整えて行けるそう




このような生き方をすれば 本当に必要なものが必要なときに自然にやってくる




私たちの生活は 絶え間なく欲望を煽られて




欲求の混乱と それによる不満や不足と それに対する反応で精一杯で 心のバランスを保つことがほとんどできない状態じゃないかな?




心身を整えて 何事に対しても常に満足できるようでありたい




そうすれば 心は平和になり 目に見える世界を歪めているマーヤー(幻影)に惑わされず 不幸の世界を変えることが出来る







バガヴァッド・ギーターでクリシュナが言っている




「私を素直な心で敬い いかなるときでも 私と調和状態であるものには私が安全をもたらし 彼らの本当に必要なすべてを与え 永久に守りつづけるであろう」










ハレ クリシュナ ハレ ハレ





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