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「良いお年を」の意味について考える

2009-12-26 13:19:58 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

以前は "数え年" という方法で歳を伝えていました。

今みたいに自分の誕生日が来て1歳増える "満年齢" ではないので、全国民が1月1日に歳をとることになっていました。

昔、目上の方には「良い年(歳)をお迎えください。」と言うようとなっていたようです。

お歳を召した方が、新年の挨拶でいらしたときは、お見送り時に「今年も良い年(歳)をお過ごしください。」ということです。

「良い年を(歳)お迎えください。」という、ひびきが良いですね。Photo

今年は良い歳(一年)でしたね。このまま良い状態で年末を迎え、新年齢、つまり、みんなで一緒に年(齢)を迎えましょう。そして、新年にまた会いましょう

そして、新年を迎え、それぞれ元旦に年を一つ重ねてから、再会し新年、(みんな歳をとり)あけましておめでとうございます。という意味なのです。

Photo_2

みんな全員が歳を迎えるので、目上であろうと目下であろうとおんなじです。今は年下の人に使っても大丈夫です。

「良いお年(新年)を」ではなくて、「善い、お齢(またはお歳)を」なのですよ。

昔は、新年を迎えると歳を重ねると、されていました。つまり、「善い歳を重ねるように、お祈り(願い)します」ということなのです。

したっけ。

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