人の体とは、脳から神経により支配されているのはよく知られていることと思います。
神経には種類があり、筋肉を動かすための運動神経、痛み・温度などの感覚神経、内臓・血管などを支配している自律神経とおおまかに分類できます。
今日は、内臓を支配している自律神経のお話。
手や足は、自分の思う通りに動かすことができますが、内臓は自分の思う通りには動かすことは普通はできません
普通は動かすことのできない内臓、これを自分でコントロールできるとしたらなかなか凄いことです。
じつは、ひとつだけ自らの意思でコントロールできる臓器があります。
それは、
肺です。
機能として、胸郭をひろげ、横隔膜をさげることにより呼吸をしています。
疲れていたり、興奮状態では、呼吸は荒く、細かくなり
リラックス状態では、呼吸はゆっくりに、大きくなります
疲れた状態が当たり前になっていると、自律神経のひとつである交感神経が優位状態になり体が緊張し、興奮、活動的に常時なってしまいます。
すると、睡眠障害や、消化不良、体のコリとなってしまいます。
そこで、深呼吸をすることで、交感神経優位の状態から、リラックス神経である副交感神経を刺激し緊張を緩和させるきっかけをつくりだせるのです。
とくに効果的な呼吸法は、腹式呼吸を意識的にすることで、お腹をすいながら膨らまし、吐きながらへっこめる。
また、目をつぶりながら横になるとより効果的です!
疲れている方は、ぜひやってみてください!