ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

亀の手

2007-08-18 06:24:32 | 田舎
長いと思ってた2週間の夏休みも終了間近、今日は大阪に戻ります。

昨日、いきなり三男がやってきて少し遊んで、熊野の花火大会に行くと言って出かけていきました。

     

昨日の夜中、いきなり町内放送で『津波が来るかも知れない』と連絡があり、朝起きて「夢やったんかいな」と思ったけど、TVで「ペルーで地震があり最大で50cmの津波が来る恐れがある」と放送していました。

昨日は遊べるのが最後の日だったので、地磯に下りて貝を採ろうと思っていたのですが、この報道です。まぁ干潮になるのは午後からやし・・・などと思っていました。

     

実は『亀の手』が美味というBlogを見て、食ってみようと思ったのでしたが、前にここの磯に行った時は亀の手は見なかったような気がしていました。

津波注意報が解除になる前に地磯に行ったのですが、よくよく見ると少しですが亀の手がありました。

     

右端にあるのが亀の手、中央に写っているのはカラス貝(大阪ではイガイと言ってチヌ釣りのエサにします)です。

このカラス貝が多くて、どこにでもありそうな亀の手が少ないので、カラス貝を少し採って砕いて海にばら撒いて、魚のエサにしてやりました。

     

これでカラス貝を食いに来る魚が増えれば、亀の手が増えるのかも知れません。

この夏最初に中1君とこの磯に来た時は、磯もん=ガンガラ等が沢山採れたのですが、2回目の時もあまり無かったし、昨日もありません。

     

少しだけ採って帰りました。
右にあるのが亀の手を剥がしたものです。

     

塩味だけで茹でてみました。
味は・・・微妙な噛み心地、美味いというほどのことはありませんが、初めての味ではありました。

     

地磯の先端から国道方面を見た景色です。
満潮になると、この磯全体が海に浸かってしまいます。

ホテイアオイ

2007-08-17 05:09:13 | 田舎
子供の頃釣りをしていた池にホテイアオイがこれでもかっ!と言うほど咲いていました。
リンクの写真でもホテイアオイが少し咲いています。

     

なかなかきれいな眺めだし、花を一つ撮ってもなかなかきれいです。
きっと観賞用にしている方もいるでしょう。

成就寺に急いでいたので、奥のいっぱい咲いているところまでは行かなかったけど、この辺りの池でこんなにホテイアオイが咲いている池は無いでしょう。
ちなみに姫の池も一輪も咲いていません。

     

この調子だと2~3年後には、ホテイアオイで覆いつくされるのではと懸念されます。
旧古座町の頃はこの池のホテイアオイを絶滅させるのに100万円の予算を組んだとか・・・応募者が殺到して50万円で落札になったという話を聞いたことがあります。
でも今こんなに咲いているということは、一掃しきれなかったのでしょうね。

     

このホテイアオイは水質浄化作用があって、その目的で利用されたこともあったらしい。でも繁殖しすぎて処理に困るので実用化には至らないのだそうです。

ところで昨日書き忘れたのですが、私の子供の頃成就寺の門の左横に巨大な松があって、子供の頃のアルバムにも貼ってあったのですが、今は枯れてしまったのかありません。

     

今は『瑞雲之松之碑』として残されていますが、あの松を覚えている人もだんだん少なくなると思うお盆のこの頃です。

成就寺

2007-08-16 06:17:23 | 田舎
昨日はお盆、古座駅の裏方にある成就寺を訪れました。
ここは母親方のお墓があるお寺です。

今まで何度も訪れているのに、気付かないでいました。

       

この寺が禅宗だということは知っていたのですが、東福寺派だとは知りませんでした。ということは、臨済宗か。
東福寺とは比べものにならないくらい、小さいお寺です。

     

いつの頃の建立なのでしょう?
『熊野曼荼羅』と書かれた旗、ここは27番だそうで、ちなみに28番が重畳山の神王寺29番が潮岬の潮御崎神社です。

     

奥のお墓への道を隔てて観音堂がありましたが、屋根には何故か圓通堂と書いてありました。

     

お堂の外に千手観音でしょうか。

     

不思議な相関です。
そしてその左側に『佛心』と書かれた祠。

     

家のお墓はそのすぐ傍にあります。
以前は奥のお墓場に先祖代々の墓や祖母の墓があったのですが、曾祖父の碑があった所に移転させてもらったそうです。

       

曾祖父は日露戦争で戦死、これは旧西向村の人々によって建立されたそうです。

       

右に祖母のお墓、後ろに並んでいるのは先祖代々のお墓です。

では、祖父のお墓は・・・何故無いのか?
祖父は終戦間近に召集され、シベリア抑留中に死亡し、遺骨は帰ってこなかったのです。

ところがこの夏、叔父さんのDNA鑑定で遺骨が判明、遺骨が帰ってきていました。
来年はおそらくお墓が出来ていることでしょう。


雨男?雨女?

2007-08-15 10:07:01 | 田舎
昨日は12・13日とはうって変わって1日中良いお天気、どうやら中1君一家とその友達のうち誰かに雨男か雨女がおったのでしょう。




12日はバーベキュー、釣れたタコもジワリと焼いて食べました。
13日はてんぷらパーティ、釣ったネズミゴチもてんぷらにしていただきました。
ネズミゴチは皮を剥くのが大変です。先に頭を落としたので、身がグサグサになってしまい(衣をつければ判りませんが)、皮を剥いでから頭を落とせば良かったのかと自問自答です。

写真はてんぷらパーティを終えて、くつろいでいるところ。
この後この写真を見て、一堂大笑い。

     

続けて3枚撮ったのですが、連続して表示すると中1君の顔が動くので面白かったのです。が、高3君である兄ちゃんは身動き一つしていません。

ようやく今年の来訪者はこれでおしまい、全部で11人の方々が来られました。
母親と二人でいると、とても静かで落ち着いた所です。

昨日は一日家の中でゆっくりと過ごしました。

ついてない

2007-08-14 07:39:29 | 田舎
夜中3時ごろから降り出した雨も朝方には止み、朝は散歩がてら姫の野池でバス釣りに行ってみました。

     

ところが水位も浅く、バスがいる様子ではありません。
おまけに今まで見たことも無かった鯉が数匹泳いでいました。

水を抜いて、バスを撲滅させたのかも知れません。

     

どこへ行こうかと思案していて、滝の排へ行ってみようということになりました。
途中Aコープで弁当やお茶を買って、意気揚々と走っていきました。

ところが小川(古座川の支流)に遡って行くと、だんだん水が濁ってきます。
どうしたことかと、滝の排に着いてみると、もの凄い増水です。

     

こんな滝の排は今まで見たことがありません。

泳ぐことも弁当を食べることも出来ないので、明神橋の下まで帰りました。
明神橋は中1君が2回カヌーを出発した所です。

ところが、川原に降りていく道に車が満杯状態・・・昨日まで車で行けていた川原が水に浸かっています。

     

仕方なく車を置いて、水の中を歩いて川原へ・・・さぁ、弁当を食べようと思ったら、今度はお箸が付いていません。

     

おい、Aコープさんどうしてくれるねん等と話していたら、この状況を脱出しようとした車が川の中で立ち往生しています。
加勢を求められて、中1君を除く男4人が車を押しに手伝いましたが、全く動きません。

結局、他の車に引っ張ってもらって元の川原へ戻っていきました。

その間にもどんどん増水していく川原なので、ここを諦めて昨日と同じ河内さんで遊ぶことにしました。

が、今日は沢山の人でいっぱいです。釣りをすることもなく、泳いでいる子供達を見るばかり。




飛び込んでるのは中1君の兄の高3君ですが、1番低い所から、どうしても左側の高い所はムリだと言っていました。


タコを釣ったぞ

2007-08-13 07:17:39 | 田舎
Aさん一行が帰り、入れ替わりに中1君の家族と中1君の兄ちゃんの友達1人がやってきました。

磯遊びをし、夕方は伊串の波止に投釣りに出かけ、中1君の兄が何やら重いものが掛かってると引き上げてきたのはタコ。

その時はデジカメを用意していなかったので帰ってから釣果のみを撮っておきました。

     

ネズミゴチがやたらとデカイ!

あまりキスが釣れなかったので、翌朝早くから行こうと思っていたら、雨。




仕方なく大島・潮岬方面を観光・・・
雨は止んだのですが、相変わらず雲が厚い。

     

今まで気が付かなかったのですが、変わった木が茂っています。

    

中はこんな具合、茂りっぷりの割りに幹が細い。

     

奥には歌碑もあったのです。

       

潮岬に着いた頃には上天気、観光タワーに上がってみました。

     

入った所に串本節・・・中1君とその兄ちゃんです。

     

やはり若い者同士がよろしいのか。

     

降りるには階段を利用せねばなりません。
途中4階にマジックミラーと称する鏡がありました。

しかし大人300円の入場料は高すぎまっせ。

     

天気も回復したので昼からは川へ、相変わらず中1君は飛び込みを尻込み。

     

親父は釣り、30cmぐらいのウグイを4匹吊り上げました。

3時ごろに再び伊串の波止へ釣りに、天気は上々です。



中1君の兄ちゃん、今度は鯛を釣り上げました。

     

チョット小さいけど。


カヌー遊び Ⅲ

2007-08-12 06:56:53 | 田舎
合流した4人を高瀬橋で待っていました。

     

車で走ってると気が付かないのですが、結構こういう標識が所々にあります。

     

清暑島の前で撮ったような風景ですが、高瀬橋の下の岩場です。
一人は早々と漕ぎ、一人はのんびりしているので、なかなか4人揃えるのに時間がかかります。




再スタートしたので橋の上まで走って撮りました。

     

ここはぼたん荘の前。浅くなっているのでコースを指示します。
中1君も余裕の表情です。

     

少女峰の前のキャンプ場付近です。

       

     

河内さんの前で・・・ここを越えるとゴールまで一直線です。

     

珍しく4人一緒でやってきました。

     

JRの鉄橋付近で待っていたのですが、なかなかやってくる者がいません。
実は河口から強い風が吹き始めたので、カヌーは前へ進みづらくなってきたのでした。

     

ゴールの古座橋から河口への遠景です。





実はこの後大変なことが起こりました。3人目にゴールにやってきたS画伯はひっくり返ります。
ひっくり返るだけならよかったのですが、足の裏を大きく切ってしまい、負傷者になってしまいました。

     

カヌーレンタル場へ行くとK君が「写真撮って」と手招きします。
何のことか解からずポカンとしていると、レクチャー係りの青年が写真を指差して「左の子が古座出身です」と言い、K君が「ホンマかいな、右の子はオレの親戚やで」と、これまた不思議な縁です。
が、私はこの『飛石連休』なる芸人を知りませんでした。

カヌー遊び Ⅱ

2007-08-11 05:47:10 | 田舎
昨年やってきたAさんとS画伯が今年のGWに地磯で寝ていたK君の車でやってきました。

長男達が帰って静かだったのは1日だけでした。

私とで4艇のカヌーを予約していたのですが、急に中1君が来ることになったので追加を申し出たのですが満杯とのこと、当日キャンセルがあるのを期待していたのですが、期待通りにはいかず・・・私は諦めてカメラマンになりました。

     

S画伯とK君は鶴川橋、Aさんと中1君は明神橋からのスタートです。

いきなりK君が鶴川橋のスタート地点で転覆、お尻から乗らなアカンのに足から乗ったらしい。

     

水抜きを終えてようやく出発です。

まず大柳橋で待っていると、やってきました。

     

     

次は潜水橋です。

     

見つけたのはよかったものの、どこから橋に行けるのか・・・

     

ここから行けると判ったのですが、危ないので渡ってはいけないと・・・渡らんかったらエエねん。

     

橋の下で待っていました。




無事通過、Aさんと中1君が待ってる明神橋へ。

そして1番上の写真、明神橋から揃って出発です。

都会育ち

2007-08-10 05:47:07 | 田舎
祝!! Blog開設2周年です。

昨日は長男達が帰って、静かになった姫の家です。

朝から中1君を連れて、伊串の波止でキス釣りを敢行、前の夜8時半には眠っていた中1君、7時前に起きてきて「11時間も寝た」。

9時が底潮なので、早めに行きたかったのですが・・・朝食を摂って8時過ぎに到着でした。

     

今日は1投目から上がります。中1君も1投目からドボッ!と投げるのを失敗したのに私より大きいのを上げました。

調子エエやんと思いながら、中1君2投目で2匹目をゲット!
私は帰ってきた船にオモリを持っていかれ、仕掛けの作り直しです。




だんだん暑くなってきます。
中1君、仕掛けを岩に引っ掛けてしまい針を切ってしまいました。

この機会に針無しで投げ方の練習をしていただきました。
力の入れ具合が解からないらしい。
柔道をしているので『一本背負い』みたいにしてやってみと促して、うまく投げれるようになりました。

うまく投げれるようになったので、針を付けて釣り再開。
しかし9時ごろになり潮が流れなくなってきて、釣れなくなってしまいました。

中1君「暑い!!」と言って釣りを止めて、お茶を買いに行ってしまいました。
私はポツリ・ポツリと上げ、9時半ごろにはまた釣れだしましたが、中1君釣りを再開したのは良かったのですが、何やら大きな魚がググッと引いたと言うなり根に持っていかれたようで、オモリ以下を切ってしまい、エサも無くなったので本日の釣りはこれでおしまいということに。

全部で8匹の釣果でした。



続いて7月24・25日に古座の河内祭りがある清暑島で、泳ぐことに。




カヌーの時のリベンジで、島まで泳いで行って飛び込もうと行ったまでは良かったのですが・・・「ライフジャケット着てない」とか「怖い」を連発でなかなか飛び込もうとしません。
島の1番左の低いところからですよ。

「よし!行くぞ!」の掛け声を何度か聞いた後、とうとう飛び込んだのですが、今度は一目散に岸に帰って来るではありませんか。
「元に戻って、もっと飛び込め!」と言っても「もうエエ」ですって。
次から写真なり動画なりを撮ろうと思ってたのに・・・

     

岸に上がってさっさと着替え、石投げをして遊ぶのでした。

釣りの最中に「オレ、サビキでイワシ釣るほうが面白い」とか言っていたので、泳ぎもすぐ辞めるし、「なんでやねん」と聞くと・・・

「オレ、都会育ちやから」やねんて。

開設2周年の記念すべき記事が、何やら情けない記事になってしまいました。

古座川上流の蛾

2007-08-09 05:23:26 | 田舎
源流で遊んでいると急に雨が降り出したので、車に避難しました。

すると道路の真ん中をよろよろと横断してくるものが・・・滅多に車など通らないので危なくはないのでしょう。

     

雨が止むのを待って、近づいてみましたというより、蛾の方からこちらにやってきました。

     

生まれたてなのか、死にかけなのかフラフラしています。
中1君は死にかけだと言います。
私は生まれたてのように思ったのですが、それなら成虫になったらどれだけ大きくなるのやら?

     

単に白い蛾ですが、きれいな蛾です。羽に紋が付いているように見えます。




前から見ると・・・

     

昔、紙でこんな飛行機を作りましたネ。