ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

大辺路(和深)

2013-01-09 05:00:00 | 田舎

一昨日は全国高校ラグビーの決勝戦が花園ラグビー場でありました。長男が観に行こうと誘ってくれていたのですが、4日、5日と長時間の飲酒が続き、6日も親類の新年会が奈良であり、その新年会では体調が最悪状態、現役時代でも2日間調子に乗って飲んでると3日目はしんどかったのに、もう酒も弱くなってきたと自覚も芽生えてきた今日この頃、なかなか調子が戻りません。昼からあった新年会、結局夜は何も喉を通ることなく帰って寝たのでしたが、翌日になっても体調が良くならず、ラグビー観戦は家のテレビでという羽目になってしまいました。今回はK川君から入場券も貰ってなかったし、絶対に行かなアカンということもありませんでした。試合は大阪の常翔学園(旧大阪工大高校)vs奈良の御所実業、近畿それも隣の県同士の試合なので盛り上がりに欠けたかも知れませんが、テレビで観戦している限り面白い試合でした。大阪に住んでいるので常翔学園の応援をしたかったのですが、先発メンバーを見ると御所実業側に私と同じ姓の選手がいたので、どちらが勝っても良いぐらいに位置付けて観ていました。でも試合の途中でコマーシャルが入る、サッカーなら試合途中でコマーシャルが入ることはありません。ラグビーも興行面で何処かでサッカーとの違いを模索しているように見えるのですが、試合中にコマーシャルを入れるのは感心したものではありません。その辺りが実際に試合場に足を運ぶのとの違いですね。

             

車を停めた広場から200m程度で海、戻って和深の駅周辺にはこの『大辺路』の標識が目につきます。海から戻りる途中トンネルを超えて左に曲がり坂道を上がると和深駅、その坂道が大辺路です。古座側では袋港~姫川~橋杭岩虫喰岩から田原方面への道を紹介したことがあります。和深駅周辺にも大辺路があるなら、ここは歩いておくに越したことはありません。

駅から坂を下りてトンネル前に、こちら側からも写しておこうとカメラを構えます。浜に行くにはこの幅の狭いトンネルを潜らなければ他に道は無いと思いますが、この先には家は4~5軒しかなく、住民の他に通るのは地磯で釣りをする人か、荒れた日にサーフィンをする人ぐらいではないかと思います。たまに私のように探索する人が来るのかも知れません。

             

和深川を渡る橋を越え、串本方向へ歩いていきます。

             

何処かの塀にマップが貼られてありました。古座町が載っていますから最近のものではありませんが、色はきれいです。一番右が和深駅、そこからスタートして田子を超え、潰れたシーサイドサンワまでの道のりが示してあります。いくらなんでもその距離を往復するのは大変ですから、今回は行けるところまで行ってみようと思ったのでした。

             

和深駅の串本方向にあった歩道橋を渡っていると電車が来たのでカメラに納めようとしましたが、橋の上は外観が見られないよう壁を施してあり、急いで階段まで戻ったのでした。

             

歩道橋を渡り終えると坂道、こういう道なら昔の人も歩いたんだろうなぁと思うことが出来ます。

             

しかし一旦山を越えると閑静な住宅街、ここでも大辺路の標識を見るので道は間違っていませんが、少々期待外れです。狭い道を車も通るし、途中犬に吠えられながら20分ほど歩きました。大辺路だからと言ってここを歩く人は少ないのか、出逢う人からはアブナイ人のように見られているような気がしてなりません。

             

そして船並港が一望できるところまで歩き、この先は42号線を渡らなければならないので、ここから引き返したのでした。往復40分、大辺路を歩いたという気分にはなれない行程でした。

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