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読解力とは何ぞや

2020-10-07 13:13:05 | Weblog

 こんにちは。

 日本人の読解力不足を嘆きますが、皆さんが思うのは国語の授業か。文科省サイトに、日本の学校教育が遅れていると、頭だけ良い世間知らずの官僚が掲載しています。読解力でネット検索すると色々情報をゲットできます。

 日本学術会議の予算は年間10億円。ばらまきです。委員は委員の推薦で決まる無駄経費。世襲制度のような制度自体をリストラし、浮いた10億円を幼児教育に使うべき。

 役人推薦の有識者はもう骨董品。骨董品が書いた資料に箇条書きの説明。違いを明確にするため以下にコピーします。分かり易くても少々古い考え方です。

『1.教科書に掲載される短いテクストに留まらず、丸本(本一冊)も頻繁に扱われる
2.読解のためのスキルを授業で指導する
3.議論を通してテクストを読解する
4.書かれた事実に基づいて論証しながらテクストを読解する
5.解釈は一つではなく、複数の解釈が成立する
6.読解後作文(感想文ではなく小論文)を記述する(作文教育との連携)
7.母語以外の教科、歴史、現代社会、哲学、経済、倫理、宗教、外国語などでもテクストを巡って議論し、読解し、作文(小論文)を記述する』

 ウィキ」の「読解」には、『近年、PISAの調査結果から、日本は国際的に見て読解力が高い水準にないことが明らかとなっている。この調査における、「読解力」に相当する分野は"Reading Literacy"と呼ばれるものであり、「PISA型読解力」などの表現で従来の用法と区別されている。文部科学省によれば、この両者の違いを踏まえ、後者の「PISA型読解力」の特徴を次のようにまとめている。 』あたり前田のクラッカー。

『1.テキストに書かれた情報を理解するだけでなく、「解釈」し、「熟考」することを含む。
2.テキストを単に読むだけでなく、テキストを利用したり、テキストに基づいて自分の意見を論じたりすることが求められている。
3.テキストの内容だけでなく、構造・形式・表現法も評価の対象となる。
4.テキストには、文学的な文章や説明的文章などの「連続型テキスト」だけでなく、図・グラフ・表などの「非連続型テキスト」を含んでいる。』

 読解力が必要だ、本を読めでは、良くて漫画本。漱石の坊ちゃん、芥川の蜘蛛の糸は読みません。読書を嫌い読解力が不足。読解力が不足し読書を嫌う。お互いが原因であり結果です。複雑系の因果です。

 バド部の生徒さんは皆さん暗記力があり学校成績グッド。運動神経に差があり、受験大学をアドバイス。小論指導だけで早稲田の自己推薦の教育学部入試は10割。横文字省略形の騙しなど知らずPISA型読解力向上の指導をしたようです。商品企画の基本の基本。

 でもこの程度の基本は教育学部入試用。会社で評価されたいなら、読解力は、作者不明の情報、説明、映像などから製作者の意図を察知する能力です。詐欺や脅しに迷わず、国内や海外の個性豊かな他社の担当者と丁々発止できるために。

 教育の親分が新しいテーマの重要性を謳い生業にします。国語だけでなく、英数国社理、体育保健、総合も同じ、高校も大学も。今の教科の時間は3分の1にリストラし、読み書きと論文の書き方を教えるべきとへそ曲がりは思います。

 社会生活の雑多な経験は総合教科のひとつの手段。チーム保有の知識や経験を組み合わせ、挑戦テーマの決定が総合の目的、すなわち統合であり、創造性の開発、その結果が読解力の向上。犬に論語か。南無大師金剛遍照。

 今日はここまでにします。

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