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美辞麗句に迷わず分を知る

2020-06-08 13:47:10 | Weblog

 こんにちは。

 中核の無い国が70年以上続いた原因は色々あり、輻輳しています。ひとつだけと言われたら私は公教育をあげます。戦後の教育が間違っていたと言います。そう思う理由を言えと言われたら、美辞麗句の指導が間違いだと言います。

 秋葉原の無差別殺人、高齢者施設の認知症患者殺戮事件、京都のアニメ会社焼き打ち事件は尋常な頭では考えられません。悲惨な出来事です。私は単純思考のモデル志向。共通点を無理やり考え出しました。

 小中高の教育が間違っていると思います。学校教育の間違いはポジティブフィードバックで悪化。子供は将来の夢を持て、目標を持て、目標を持てば実現できると洗脳しています。無理です。個性があり、共通の答えはありません。

 むしろ、夢は破れるために見る、憧れの異性は雲の上の存在だ、勉強ができない奴が成績が良くなるのは大変だ、スポーツは適性があり足の遅い奴は新競技をすれば良いと理解できる高校生を創るのが大人への近道です。良い人生に一直線です。

 目標など分からない。2000年前の論語を読めば迷うのが普通と分かるはず。漢文の時間に鼓腹撃壌や太公望の話、老子や孔子の言葉を学びました。私は当然と思い理解できました。目標を持てなどと親も先生も言いませんでした。

 私は無鉄砲な乱暴者、貧乏でした。幼稚園に行かず、金の斧、銀の斧、銅の斧の話やジャックと豆の木、アリババと40人の盗賊など母親が絵本を読んでくれました。父は、論語や杜甫や李白の詩を呟いていました。それが普通と思っていました。

 父と母に教えられたことはたくさんあります。でも教科書を教えて貰ったことはありません。私は数学の自習が好きでした。父は一度も教科書の教材を使いませんでした。

 自習し答えを見て教材と違う解法だと先生に当てられたいと思いました。目立ちたがり屋でも、出しゃばりは嫌いでした。解けないと数学解法事典を調べ、関連の難問を見つけ、先生に質問しました。嫌味な生徒でしたが勉強になりました。

 兄と定期試験の練習問題を教科書を見て出し合い、事件の年、人名なども覚えられました。試験勉強もゲームでした。当時も今も暗記が苦手。認知症検査はぎりぎり合格。暗記はデータベースに任せ、ロボットの気持ちになり問題はありません。

 小学生に昔の伝統的教材も読ませ、色々遊びをさせ、多様な個性の人がいると実感させます。中学校は英数国をしっかり先生が教育し、放課後は自由に部活すれば十分ですが、あくまで個人が主体です。学校主体は間違いです。

 高校で得意教科を伸ばし、実力と家庭の経済状況を考え、進路を決めるべき。経済も成績も高望みはいけません。分をわきまえましょう。自分の個性や適性や家の経済状況をよく考えようと言うことです。

 大学進学は現役で。記念受験1校、実力校2校、滑り止め数か所を受験。お金がなくても行ける大学があります。好き嫌いに拘らず、コツコツやれば人生の目標ができます。世界は広くて多様です。目標は結果でできます。

 今日はここまでにします。

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