おはようございます。今日の題名は本の第1章の題名です。まずその先頭の説明を転記します。
『本章は、本書の説明範囲と新規商品の企画の要点を説明しています。「継続型の商品」の企画と「革新的な新規商品」の企画では、担当者に必要な知識と能力が違います。
革新的な新規商品の開発で問題が起きれば、問題の本質の所在もわからず、因果関係もわからないままに、次々起こる問題にモグラ叩きのように振り回されかねません。対処療法が環境を悪化させ、問題の本質を変化させます。新規商品の企画業務は柔軟性と創造性が必要です。各節のまとめを以下に、一言で示し、個々に詳しく説明しています。
1)新規商品の企画担当者には創造性が必要である。
2)新規商品の分類はチャネルの経験の有無で決める。
3)新規商品の仕様はチャネルのニーズを優先する。
4)新規商品の効果は担当者の創造性開発をできることである。
5)新規商品の企画には多様で楽観的なシナリオを作成する。
6)新規商品を好きな部門長が成功の要件である。
7)新規商品の役割分担を各自が自分で定義する。』
富士通とシャープの経験について、私が覚えている記憶そのものが抽象的に書かれている一文と箇条書きだと思いました。大学や高校の非常勤から学んだ知見に置き換えるのも容易でしょう。たとえば部門長を校長に換え、それに応じて他の用語を少し変更すれば、学校改革の指針にすぐ転用できる箇条書きでしょう。
この箇条書きはオブジェクト指向、目的志向に近いから、目的語を明確にして、先頭に置き、他の言葉に換えただけで、簡単に色々な他分野にも適用できます。koderaの箇条書きの法則の事例になります。学校改革に使うなら、1)から7)まで、単に用語を置き換えただけでも、成り立つでしょう。でも、そんな学校は例外でしょう。そのように信じられます。私が大学と高校でそれぞれ10年間、非常勤をした結果です。
タラレバですが、勤めた大学も高校も、私の言う通りに、校長や理事長がしていたら、簡単に改革できたはず。麻雀で、改革できた陽明学の先生がいるくらいです。麻雀ベースの改革に比べたら、情報と創造性と自己推薦小論と4項目箇条書きの教育を基本にすれば簡単です。校長が信じたら良かっただけだ、と改めて思いました。
でも今となれば笑うだけ。学校も大学も、南無大師金剛遍照。ですから戒名も学園長や理事長や校長に必要なのです。
今日はここまでにします。