Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

祝 東海出場

2020-09-20 18:27:10 | 大会
9月12日、13日、19日の3日間で行われた約1年ぶりの団体戦。

本大会の優勝、準優勝校は全国選抜テニス大会につながる東海選抜予選に出場できます。


全国大会出場を目指す本校はまずは東海大会出場が通過点のため、今大会の目標はもちろん準優勝以上!

第6シードとして大会を迎えました。

2回戦 5-0 vs石薬師 
3回戦 5-0 vs四日市中央工業 
準々決勝 3-1 vs鈴鹿 
準決勝 3-2 vs津田学園(第2シード)
決勝 0-3 vs四日市工業(第1シード)

準優勝という結果で大会を終えました。

つまり東海大会出場が決定です。

個人戦では過去に一度あったみたいですが、団体戦では津東テニス部初の快挙です。

本当に団体戦メンバーを中心に部員みんなが練習を含め、よく頑張りました。



少しでも早く準備をとコロナ休校明けの6月から、この新人戦に照準をあててやってきました。

まずチームみんなで目標設定をし、そのために7.8月の高校選手権でどれくらいの結果を出していくのか。
個人、チームとして少しずつ小さな目標を達成することで、一人ひとりに自信と目標に対しての意識が高まっていくことを感じました。

だからこそ、今回の結果は彼らにとってとても嬉しいものだったと思います。


もちろん、これで終わらせずに、
東海選抜でも本気で勝ちを狙いにいって、全国出場の切符を獲りにいきたいと思います。

まだまだ東海、全国に相応しい技術はありません。その前に相応しい姿勢、行動もまだまだとれていません。

今後、足りない部分が成長していけるような環境作り、助言をしていきたいと思います。


明日からまた練習が始まりますが、個人戦の地区予選に向けてしっかりと練習していきたいと思います。



大会に向けて、応援して頂いた関係者の皆様、本当にありがとうございました。

お礼に彼らの最高の笑顔をプレゼントしたいと思います。





令和2年度 新人戦団体戦⑤

2020-09-20 10:19:00 | 大会
準決勝を勝ち上がり、ついに津東初の決勝戦!

もちろん相手は四日市工業高校です。
東海選抜を見据えて、本校はS1林、D1中西.豊田、S2村田、D2喜多.小野、S3井藤のオーダーで挑みました。




打切ありの3面進行で行われました。

結果は35分で沈没。

流石の強豪校。決勝はしっかりつけいる隙もなく戦ってきます。

完全に力の差を感じました。

S1林はゲームカウント0-6、S2村田は1-6と完敗です。
共に今後東海で勝負していくには、自分の武器をつくること、左右の動きに強化が必要です。

D1中西.豊田は0-6で完敗。東海に向けて、ストレートアタック、ロブ、前をとる姿勢など、本人たちにとってダブルスとして戦い方、練習での意識を大きく変えていく必要があると自覚した試合だったと思います。

ポイント0-3となったため、
D2喜多.小野は1ゲームのみ、S3井藤は試合自体出来ず、残念でしたが、仕方ありません。


裏で3位決定戦が行われており、準決勝で本校に敗れた津田学園が、ともに準決勝で四日市工業に負けた海星に勝利したため、本校の準優勝が確定いたしました。

来年度の県総体では第2シードとして、また強くなって決勝の舞台に戻ってきたいと思います。


令和2年度 新人戦団体戦④

2020-09-20 08:55:00 | 大会
本日9月19日(土)、スポーツの杜鈴鹿にて、新人戦団体の準決勝、決勝が行われました。

準決勝は第2シードの津田学園高校と対戦です。
津田学園高校とは昨年度の県総体準決勝以来の対戦です。当時は完敗だったので、リベンジ戦です。

本校はS1中西、D1林.鈴本、S2村田、D2豊田.喜多、S3松本のオーダーで挑みました。

対戦は3面進行で行われました。

勝負がまず最初に決したのがS1中西。
本人には3週間前から準決勝ではシングルスと伝えていたので予定通りではありましたが、先週まではダブルス練習ばかりさせていたので、そこが不安要素ではありました。しかし直前のシングルス練習でも活きいきと良いプレーしていたため、予定通りS1に大抜擢。見事に期待にこたえ、安定したプレーで6-1で完勝し、ポイント1-0としました。自らを鼓舞する声をいつも以上に出し、勝ちたい想いを皆に届けました。






そして次に勝負が決したのがD1林.鈴本組。
二人とも普段は前での積極的な姿勢に欠けますが、今回は自らボールを触りにいく場面が何度かあり、流れをつかむことができ、一度はゲームカウント3-2としました。あと1本で4-2にする場面もありましたがそこでの惜しいミスから、相手も息を吹き返しゲームカウント3-6で惜敗し、ポイント1-1としました。
練習以上に積極的なプレー、そして二人の勢いの良さ、息の合ったプレーはチームにプラスとなりましたが、ダブルフォルト等も目立ったので、まだまだ力不足です。






そして次にS2村田の勝負が決しました。
相手は2年生エースだったために決して負けられません。
最初のゲームはかなり緊張してガチガチでしたが、少しずつラリーができるようになり、ゲームカウント1-2とします。
しかしまだまだ本来のプレーが出来ておらず、ボールを置きにいっていたため、主導権を握れず苦しみました。
しかしゲーム中盤で前をとろうとするプレーを意識し、本来のプレーを取り戻すことができました。
相手のミスも増え始め、ゲームカウント6-3で勝利し、ポイント2-1としました。
大きくリードしているなど気持ちに余裕ができやすい状況でプレーが良くなったのではなく、緊張感のある接戦の中でプレーが良くなったことに成長を感じました。







これでD2もしくはS3を取れば団体として勝利です。
D2豊田.喜多組はゲーム序盤で簡単なミスが目立ち、自らのサービスゲームを2つも落とし、ゲームカウント0-4とされます。なんとかサービスゲーム初キープし、少し落ち着きます。ゲームカウント2-5とされ、万事休止でしたがそこで相手サービスを一度ブレイクし、4-5まで挽回しました。しかし、連続でブレイクはできず、ゲームカウント4-6で惜敗。
残念ながら二人の悪い部分が出てしまった試合でした。しかし0-4から、しっかり気持ちを切り替えプレーできたことはチームにとってプラスになる姿勢でした。





そしてポイント2-2になり、勝負はS3にかかりました。
相手校の1年エースと対決です。相手選手の攻撃的なフォアに苦しむものの、なんとか我慢のテニスでゲームカウント3-2とするも、かなり苦しいゲームでした。
実は3週間前に肋骨を疲労骨折し、完治していた訳ではなく、診断結果はむしろ酷くなっていました。大会が近くなるにつれてアドレナリンが出て、なんとか練習はできていましたが、ゲームカウント3-2でベンチに戻ってきたときに、本人から『ヤバいです。かなり痛みます。』と素直に焦りの声。
その後のフォアを見たときに明らかに力が入っていなく、ゲームカウント3-4とします。ファーストサーブを緩く打ち、フォアハンドはセンターに集め、無理しないテニスを心がけ、ポイントを重ね、見事6-4で勝利しました。

マッチポイントをものにし、勝利が決まった後、彼が膝から崩れおちる姿をみて、疲労骨折後からの痛みとの戦い、大会中の苦しみ、怪我を決して言い訳にしなかった彼の強さを痛感しました。本当に良く頑張った!




結果ポイント3-2で勝利し、決勝に進むことができました。

正直、予定より苦しんだ試合となりハラハラしましたが、チーム内で支えることができた良い試合でした。