夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

牧野植物園の蘭展

2020年02月20日 11時11分19秒 | 牧野植物園

昨日は
ヤマト君が1週間振りに帰ってきたり
何かと忙しかったのですが
そんな合間を縫って、
牧野植物園の「ラン展」に行って来ました。

同時に
東京でも蘭展をしていますが
今年の優勝の蘭はこれ!


可愛い蘭ですね。


でも牧野植物園の蘭展にも素晴らしい欄が
たくさんありました。
オッサン2曰く
「あんなに蘭、蘭、ばかりより
牧野植物園のように、緑の中である方が
蘭も生き生きしていていい!」と
地元びいき丸出しです。
でも東京の蘭展には行ったことがない
オッサン2なのですよ。


入り口の蘭の谷間

早くも清楚な蘭が・・・・

はっ! お見事です。


美しい


白にピンクが可愛~い




蘭の絵画
かずらで作った額縁が最高!

職員の方が霧吹きで
水やりをしていました。
こんなにたくさんだと大変ね。


蘭ではありませんが
中央付近の粒々は、スーパーフードの
アサイーの実です。







緑の中で生えているかのような
自然な展示



これが「ラン展」の看板の蘭?





こんな小さい蘭の花も大好き



私たち蘭姉妹 ラン!ラン!

微妙に少しずつ異なっているのね。


鮮やかなカトレア



こんな色のカトレアが好き

美しい紫色のバンダ(ヒスイラン属)








ディネマ・ポリブルボン
この欄は大きく垂れると見事です。
お友達は直販所でお買い上げ!








出口の蘭のアーチ


今年もまた
見ごたえのある美しい蘭の数々を
ありがとうございました。
スタッフの皆さんの蘭愛を感じる展示でした。

そして3月には
この中のどの蘭を
「蘭の育て方教室」でいただけるのでしょうか?
楽しみですね。



あっそうそう!
お友達のウッチャンも

こんなに見事に
蘭を咲かせましたよ。

咲かせられないのは私だけ!


今日も来てくださってありがとうございます。




ヤマト君生還、でもー

2020年02月19日 19時57分26秒 | ねこ

今朝は7時丁度に、目が覚めました。
いつものように、
餌場にヤマト君が帰ってきていないか、確認します。
餌場につづく最初の扉を開けると
微かに「ニャ~」
えっヤマト?
急いで窓に駆け寄って、下を覗くと
ヤマト君が私を見上げています。
「ヤマト~!」
扉を開けて、急いでキャットフードを
入れてやりました。

寒かっただろうと思い
牛乳を少し温めて、キャットフードの
後で与えました。
ガツガツと食べています。
1週間振りですが、そんなに痩せてはいません。
体にも枯葉や草なども付いていませんし
綺麗です。
「ヤマトあんた何処へいっちょったが
心配したろう」と身体を撫でてやると
えっ何か変!
前の左足を地面につけられなくて
だら~とさせています。

エッ!ヤマト骨折した?
大変!!
足も腫れているようです。


キャリーバッグに入れて
地元の動物病院に連れて行って
(車の中ではニャーとも泣かずに、緊張気味のヤマト君でした。)

「どうも骨折しているらしい」と言うと
「うちにはレントゲンがないので
大きな病院に連れて行って下さい」と
言われました。
それで大きな動物病院を紹介してもらって
ここに来ました。


アリスペットクリニック

新しくできた大きな動物病院です。

先ずは概要を説明すると
レントゲンを撮ってくれましたが
骨折はしていないということでした。

「何かによって足を傷つけられていて
もし蛇でしたら、最悪の場合毒で
足がミイラのようになり、切断しなければならなくなる
かも知れません。」
「お薬は錠剤がありますが、食べないで
吐き出す猫もいますが・・・・・・
注射もあります。」
ということで、蛇の毒用と化膿止めの
注射を2本打ってもらいました。

ヤマト君、暴れもしないで
おりこうさんでした。

「土曜日にもう一度来てください」
ということで診察、治療は終わりました。


さてお支払いは?
「14,020円になります。」
「エッ!高~」と声には出さずに
15,000円しか入っていないお財布を
開けてお支払いしました。

それにしても
無事に帰ってきてくれて良かった!
保健所にも帰ってきた旨を伝えました。

足のケガを見たときは
もう庭を一緒に歩けないかも・・・・・と
思ったけれど・・・・・
病院から帰ってきたヤマト君は
餌をガツガツ食べ、
疲れたのか直ぐにハウスに入って
寝てしまいました。
野生ネコのヤマト君は
ワイルドだぜ!


今日も来てくださってありがとうございます。



イタリア旅行記 in フィレンツェ&ピサの斜塔

2020年02月18日 13時40分58秒 | イタリア🇮🇹旅行



この美しいフィレンツェの街は
15世紀の実質的な支配者として君臨した一族
メディチ家が造った。と言っても過言ではない
かも知れません。

メディチ家がしてきた、
4世紀以上に及ぶ美術品収集の歴史が
街の文化変遷と一体となって展開してきた
唯一の例となっています。

メディチ家の紋章

また三世紀にわたって、
銀行経営で得た莫大な財産をもとに、
ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、ヴァザーリなど多数の
芸術家のパトロンとなり、ルネサンスの文化を
育てる上で、大きな役割を果たしてきました。

この肖像画の
アンナ・マリア・ルイーザは
メディチ家直系で最後の女性です。
この彼女の遺言により、ウフィッツィ美術館の
コレクションという、メディチ家の栄華を
現代にまで伝えることが出来ました。


ヴェッキオ橋(古い橋)は
フィレンツェ最古の橋で、
ウフィッツィ美術館からは、この橋を越えて
アルノ川対岸のピッテイ宮殿まで
大回廊で繋がっています。


フィレンツェの街を散策します。


観光用の馬車も走っています。


シニョーリ広場に立つ
原寸大のダヴィデ像(レプリカ)


1世紀、ローマ時代に造られた
大理石のイニシシの複製の複製の
ブロンズ像。(ウフィッツィ美術館にもある)
撫でると幸運が訪れるという。


ドゥオーモ
正式名称は
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ花の聖母大聖堂」
完成に要した歳月は約600年。
このクーポラ(丸屋根)は聖堂に被せるように
建造されたそうです。


ドゥオーモ脇の「ジェットの鐘楼」
第1層~5層までを3人の建築担当者が
引き継いで完成させました。




礼拝堂の「天国の門」
ミケランジェロが称賛したという扉。

フィレンツェではそんなにお花が
見られませんでした。


街中のメリーゴーランド





ランチは中華料理でした。



でもね、お味はイマイチでした。
麻婆豆腐も酢豚(後で酢豚と分かる)も
唐揚げも何か変!
もどき味ね。
私が作った方がよっぽど美味しい!
(でもこれはあくまでも私の見解ですよ。)



この後は自由行動となり
私たちはオプショナルツアーで
ピサの斜塔に行きました。

到着して、バスの駐車場から
ピサの斜塔まで歩きですが、時間が押していたので
シャトルバスを貸し切ってくれました。
添乗員さん10ユーロ値切ったとか・・・・


城門を入るとそこには

ピサの斜塔が単体で建っていると
思っていましたが・・・・・・
こんなドゥオーモや礼拝堂があるなんて
思わなかったよ。

最上部までは
大理石のらせん階段を273段登ります。
一度に40人の入場制限があります。

11~13世紀頃に
もともと地盤の弱い場所に建設され
12世紀の建設中から、傾いていたという。

裏側から見た写真です。
高さは約58mあります。傾きは4度。


ドゥオーモの内部





ピサの斜塔を後にして
バスはトスカーナ地方の美しい田舎を走り
帰路につきました。








本当は畑の中に建つ
廃墟の農業小屋の写真を撮りたかったのですが
何度もシャッターチャンスを逃してしまいました。


ここには
テレビでみる「イタリアの小さな村の物語」が
存在している感じがしませんか?
トスカーナ地方いいですよね。
アメリカ人も憧れる田舎風景です。



夕食はホテルで・・・・

身の柔らかいお魚のフライ
この前にパスタが出ましたが
撮り忘れました。


今夜もこの「ウオールアート」ホテルに
泊まります。



ヤマト君が帰ってこない夜が
明けると


外は一面の銀世界。

ブルーベリーの花も
雪の玉と化しました。

寄せ植えもこの通りに

多肉植物も雪に埋もれました。



この寒空の下

ヤマト~く~ん!

今日も来てくださってありがとうございます。



イタリア旅行記 in フィレンツェ 1

2020年02月17日 15時26分19秒 | イタリア🇮🇹旅行


・・・・・・・・4日目・・・・・・・・・

前日のヒルトンホテルと打って変わって
宿泊したのはこんなビジネスホテル。
名前が「ウォールアート」というだけあって

壁には安っぽいアートだらけです。

地下1階のレストランに降りて朝食です。

やっぱり野菜類がありません。
右側はオッサン2のお皿です。
相変わらず甘いクロワッサンを選んでいます。
朝から何でそんなに甘い物を食べるの?
私のお皿はハム、スライスチーズ、スクランブルエッグ
ベーコン、パン、バター
上は牛乳にコーンフレークとジュース。


ヨーロッパはベンツのバスが多いようです。
昇降口が2か所あるので、乗り降りが早くていい。
それに足置きもあるので楽でした。
後部座席に座って、2席を占領しての
バス旅は楽ちんだった。


今日の予定は
18㎞走ってまずはフィレンツェへ

このフィレンツェ市内を一望できる

丘の上にある「ミケランジェロ広場」からの
眺めは最高!でした。


でも夕暮れのフィレンツェはもっと
いいだろうな~

アルノ川に架かるヴェッキオ橋


バスは丘を降りて
「ウフィッツィ美術館」へ

ウフィッツィ美術館は
1200年代から1700年代に至る
ルネッサンス時代の芸術を展示しており
その時代の巨匠たち
ボッティチェリ、レオナルドダヴィンチ、
ミケランジェロ、ラファエッロ、ティツィアーノ
などが多数名を連ねています。


この美術館の収蔵作品は、2千とも3千ともいわれ
ガイドさんが主要な作品を選んで
案内してくれます。


「ウルビーノ公爵夫婦の肖像」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ 作
1467-72年頃

この作品は教科書で見たような気がします。
古代からの伝統のこの「二連画」は、
極めて素晴らしいとされ
特に透明感のある背後の風景の描写は
遠近法効果によって
二枚の絵が一つになっています。


「ヴィーナス誕生」
サンドロ・ボッティチェッリ 作
1484年頃

これも教科書にありましたよね。
ボッティチェッリのもう一つの作品の「春」と共に
ボッティチェッリの芸術において最も
平穏で調和に満ちた時期の代表作です。


「春」
サンドロ・ボッティチェッリ 作
1482年頃

この絵に関しては限りない解釈法がありますが
形状の見えない世界が降りてきて
物体の形をとって現れる季節である春を
寓意するものだという説が有力です。
またボッティチェッリの友人の
婚礼を祝うものであったとされています。


画中の草花は、植物学分類上200種類近くに
のぼる実在の植物から、写生されているそうです。


途中の窓から
ヴェッキオ橋が綺麗に見えました。


「東方三博士の礼拝」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 作
1481年


「受胎告知」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 作
1475-80年の間

聖母マリアが本に置く手が
見る方向により長く見えたり、短く見えたりします。

「聖家族」
ミケランジェロ・プオナローティ 作
1506-08年頃

壁画以外にミケランジェロが描いたと
断定できる唯一の持ち運び可能な
作品であるとされています。



フィレンツェの1は
「ウフィッツィ美術館」で終わってしまいました。
明日はフィレンツェの街とピサの斜塔を
アップしたいと思います。



残念です。
ヤマト君は保健所にも保護されて
いませんでした。
ガックリです。

夜になると寒くなり平野部でも
雪が積もるとテレビが言っていました。
「お~い!ヤマト~今夜は冷ようなるき
早う帰ってこ~い!」と
オッサン2は山に向かって叫んでいます。

ウサギを追いかけて
遠く山深く行ってしまい、帰れなくなったか
それとも私達の姿が永い間見えないので
探しに出てしまったのか?

知らない人には警戒して近づかない
ヤマト君だから・・・・・
人間に連れていかれたという
ことは無いと思います。


ご飯を食べている最後の写真。




ヒマラヤユキノシタが咲いていました。


今日も来てくださってありがとうございます。


































イタリア旅行記 ㏌ ヴェネツィア

2020年02月16日 13時53分53秒 | イタリア🇮🇹旅行

・・・・・・・・ 3日目 ・・・・・・・・

ヒルトンホテルでの朝食は
この旅行の朝食で一番良かった。


ハムとチーズもこんなにたくさん!




おしゃれな生ジュースが入った器


基本、イタリア人は朝食に
生野菜は食べないらしい。


今日の私の朝食です。
だから野菜が無いので、トマトは奪い合い。
ビタミンはジュースで摂ります。


カジュアルなヒルトンホテルです。


半円形に客室が並んでいて、2階までしかありません。


今日は
8時15分出発で、ヴェネツィアを目指します。

上の地図の上の黄色の部分に
ヴェネツィアはあります。
ちなみにベニスは英語読みです。

ヴェネツィアの拡大図です。
ヴェネツィアはヴェネト州にあります。

5世紀頃からアドリア海最奥のラグーナ(干潟)を
開拓した水の都です。


バスは途中で検疫所により、再びヴェネツィアを
目指します。


バスを降りてボートで15分程で
ヴェネツィアに到着です。




長年の夢だった・・・・
イタリアは3度目だけど
ヴェニスは行っていなくて・・・・・・


憧れのヴェニスに
上陸して歩いていると、人だかりの運河がありました。


「ため息橋」です。
16世紀に架けられた橋で
左側の裁判所から右側の刑務所に
囚人が投獄される時に
窓から美しいヴェネツィアの景色を見て
ため息をついたという。


サンマルコ広場が見えてきました。


この積み重ねられた台は、水害時に使う渡し板。
昨年の11月12日は、観測史上2位となる
187㎝に達しました。



ゴンドラ乗り場に着きました。


ゴンドラにも乗ってみたかったんだ。


漕ぎ手(ゴンドリエーレ)が
私たちの体重などを考えて、バランス良く
座る位置を決めます。




こんな古~い感じ、いいですよね。

下船する時はチップを
1ユーロ位払うのが恒例とか・・・・・


サンマルコ寺院からの眺め最高!
サンマルコ寺院は入場しましたが
写真撮影禁止でした。


おば様達に人気の
イタリア伊達男のガイド、マリオさん。
最初に添乗員さんが
「ガイドのスーパーマリオさんです」と
紹介するとドッと笑いがおこりました。
イタリア人ってそんなに背の高い人ばかりでは
なくて、案外小柄な人が目につきます。


ベネチアンガラスの工房です。


ガラス作りを見た後で
上の階の売り場に行きました。

撮影禁止なので売り場の写真はありません。


買いましたよ!
このベネチアングラスを・・・・・・
ベネチアングラスはこの赤色が特徴です。
カード払いと言うと、手数料がかかるからと
なかなか負けてくれません。
日本円でもOKと言うので円で支払いましたが
でも少ししか負けてくれませんでした。
もっと時間があったら粘れるのに・・・・・
残念!

オシャレなサンマルコ広場のお店。


高そうでした。
でも素敵なものばかりです。


世界最古のカフェと言われる
カフェ「フローリアン」
カフェ・ラテの発祥の地としても有名らしいよ。


このマネキン人形
お腹の部分が空洞なのよ。
上手く写真を撮れてないけど・・・・・・
ウインドウショッピングするだけでも
イタリアは楽しい。


あと残りの自由時間でカメオを探します。


サンマルコ広場に面したこのお店で
買いました。


このお花のカメオにしました。
縁の枠が18金かシルバーかによって
お値段が違ってきます。
右側のネックレスはピサの斜塔で買ったものです。
材質は「ストーン?」と聞くと
「ベネチアンガラス」と言ったので買いました。


ランチはこんな狭い路地を
入って行ったところにあるお店でしました。







イカ墨パスタ
みんな笑っちゃう程、歯も唇も真っ黒です。
でも美味しかった。


イカや小魚のフライとサラダ。

デザートのティラミス?
だったと思います。


お店の入り口


今夜の宿泊地プラトーに向けて
帰路につきます。


イタリアの高速鉄道「イタロ」
これってかのフェラーリ社がデザインした列車?
さすがオシャレな赤ですな。



帰路の途中で、レストランで夕食です。


野菜のスープ


チキンのトマトソース煮


デザートはメレンゲを
アイスにしたような感じ・・・・です。



追記

そう言えば・・・・・・イタリア北部のドロミティの
ハイキングに行ったときに、ここの
カラ松やオーク材を切り出して
ヴェネツィアに持って行ったと
ガイドさんが言っていました。

その切り出した木を、干潟の地中深く
固い層に届くまで打ち込み
その上に海水に強い石を敷いて、土台を作り
建物を建てていったそうです。
その木の杭は空気に触れることがないので
腐食菌が付くことなく
1400年経った今でもしっかりと
ヴェネツィアを支えています。

でも現在は
地球温暖化という危機が
ヴェネツィアを襲っています。


今日も来てくださってありがとうございます。