夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

牧野記念庭園記念館

2019年10月05日 22時14分00秒 | 牧野記念庭園

東京に行ったら
予てから行きたいと思っていた
練馬区立「牧野記念庭園記念館」。
東京最終日の土曜日に行ってきました。

牧野富太郎が1926(大正15)年に大泉の地に
居を構え、1957(昭和32)年に満94歳の
生涯を終えるまで「我が植物園」と呼んでいた場所です。

そこは
西武池袋線の大泉学園駅で下車して
徒歩5分の所にありましたが
住宅街の中でひっそりと息づいていました。

開園開館60周年記念展として
「はじまりは書斎の前の野草園」の企画展示を
していました。


牧野記念庭園とあるので
一般的な庭園を思ってここに来ると
きっとガッカリすると思います。

牧野博士、自らが申したように植物園であり
野草園なのです。


「花在れバこそ吾れも在り」

来園者はそんなに居ないだろうと
思っていましたが、それでも
10人程の人たちが園内を歩いていました。


賞状の数々

来園者の中の一人の男性が
牧野博士の偉業を知って
「すごいね!」を連発するので
私は心の中で密かに「そうだろう!」と
相槌を打っていました。





館内の一部は写真撮影禁止でした。

館内を出て園内を回っていると
園の管理をされているおじさんがいたので
「センダイヤサクラは何処に・・・・・」と聞くと
案内してくれました。

おじさんの話によると
「自然環境の中にあった木などは
枯れてしまうことが多い」と言います。
「接ぎ木とか挿し木をして絶やさないようには
しないのですか?」と聞くと
「練馬区ではその様な予算がない」と言います。

幾らかの入園料を取って
園の維持費に充てればいいのに・・・
このままでは園が寂れてしまうのでは・・・・と
危惧してしまいました。


このヘラノキの葉は

こんな風になっていると
おじさんが教えてくれました。

左から
だいおう松、黒松、赤松の松ぼっくり。

しもばしら

この時期は園内の花は少しだけ・・・・


思うに・・・・・
高知の牧野植物園の職員の中から
牧野博士を尊敬し、植物への愛情が深い人を
2名ほどここに常駐させて
園内の管理と維持に当たらせれば
いいと思います。

そして
将来的には・・・・・
この練馬区の「牧野記念庭園記念館」を
ゴッソリ、高知の牧野植物園内に
移設すればいいのに・・・・・と
思ってしまいました。


今日も来てくださってありがとうございます。





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