夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

伊尾木洞・・・不思議なシダの世界へ

2021年11月10日 15時40分27秒 | 牧野植物園


土曜日は
牧野植物園主催の
【不思議なシダの世界へ】

マキノ ボタニカルクラブ
トラベリング マキノ 2021~の一環として
安芸市の伊尾木洞に13時現地集合で行われました。



その前に
折角、安芸市にお出かけですから
安芸の美味しい物でランチしようということに



やなせたかし先生のキャラクター
ちりめんドンちゃんの絵が目印です。

入ると「只今満席」の札がかかっていたので
名前を記入し、20分程待って
2階の食堂に案内されました。


釜揚げちりめん丼プラスドロメ 950円
ドロメとは生シラスのことです。
お料理が運ばれてきてビックリ!
ちりめんじゃことドロメが惜しげもなく
ドドーンとたっぷり乗っていました。
ドロメはもちろん生なのでアシも早く
その日に獲れたものしか使用出来ません。
今日はラッキーなことに漁があったようで
ドロメを頂くことが出来ました。
余りにもちりめんじゃこの量が多かったので
下のご飯を少しだけ残しました。

お友達の運転する車の助手席で、
満腹のお腹をさすりながら、ここから15分程の
伊尾木洞に向けて出発です。



上の案内図の現在地とある所が伊尾木洞です。
国道55号線沿いにあります。

牧野植物園の3人の職員の方から
説明を受けていざ出発!



住宅の近くにひっそりと空いた穴
ここが伊尾木洞です。


わずかな水が流れて川になっています。


ホウライシダ
入り口で早速、「シダ王子」と言われる
牧野植物園研究員の堀 清鷹さんの説明が
始まりました。


この緻密なシダの絵も彼が描いたものです。
凄いですね、牧野富太郎先生を彷彿させる
植物画ですね。

そしてもう一人、高知の植物を知り尽くした
レジェンド職員の鴻上 泰研究調査員も参加して
豪華ダブルキャストによる、伊尾木洞探検に出発です。


コウモリがいるという洞窟内ですが
出口が見えているのでそんなに暗くありません。


洞窟を抜けると
切通のような深い谷になっています。


早速、またシダ王子の解説が始まりました。

伊尾木洞には40種以上のシダが
自生しているそうです。
太古の昔から生きている神秘あふれる植物がシダです。









マツサカシダ


皆さん、熱心に解説に聞き入っています。
参加は私達2名を含めて10名です。
最初は10名は少ないと思いましたが
足場の悪い狭い道を行ったりするので
10名位が丁度でした。



クリハラン


セキショウ
これはシダではありません。



最後まで
ホウビシダノコギリシダとの区別が
つかなかったのは私だけ・・・・?




シダは胞子を介して繫殖し
多くのシダは、初夏から梅雨明けごろに
胞子を多く飛散します。
雨が降ると発芽して、まずは前葉体と呼ばれる
ハート形の植物体を形成します。
胞子から直接シダが生えることはないのです。
雨水の中を精子が泳いで卵子にたどり着くと
受精卵を形成して、ようやく胞子体が
形成されます。
多くのシダでは、胞子体がゆっくりと数年かけて
成長し、再び胞子をつけて
次世代を残すようになります。


2時間にわたる伊尾木洞での
トラベリング マキノ2021も終了し
チョットだけ触れた不思議なシダの世界
明日には記憶が薄れて、シダの名前は忘れてしまう
かもしれないけれど・・・・
でも日常と違う体験ができたことで、
脳みその何処かに刺激を残してくれて
いたらいいのになあ・・・・と思う。


難しい解説を聞いた後は・・・
脳みそを柔らかくするために、甘味を求めて
安芸の洋菓子俱楽部でスィーツを買いました。
おっさん2にお土産です。

その後1時間かけて友人宅に到着です。

そしたら思いがけなく
ご主人が釣った鯛と小鯵をお裾分けで頂きました。


どれもさっきまで太平洋で泳いでいた魚です。
鯛は塩焼きにしたり、お汁多めの薄味で
白菜とお豆腐を入れて煮ました。
小鯵は揚げて南蛮漬けにして
全部美味しく頂きました。
ありがとうございます。


今日も来てくださってありがとうございます。








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