「ラッキー!」「ハッピー!」「オッケー!」

毎日「ついてる♪ついてる♪」って思うようにしています。みんなの一日も、ラッキーでハッピーな一日でありますように。

初めてのバリその2

2006-02-02 | バリ
こんにちは、サニーです。


いつもなんの脈略もないまま、その日思いついたことをなんとな~く

書いているわけですが、そんな私のブログに来て下さって

本当にありがとうございます。



今日は初めてのバリの続きを。

何でも初めてってやっぱり印象に残ることが多々多いですよね。

初めてバリに行った私の印象は、もちろん両方ありました。

でも、よかった点は正確にはバリではなく、

ジョグジャカルタでの遺跡見学でした。

バリではタイヘンなこと、辛いことの方が多かったです。


まず、空港をでてホテルまでの道のり。

旅行会社の送迎車に他の旅行者と一緒に乗り込みました。



バイパスを走り出してすぐ、

バラックのような店構えや、ごみのようなものが道路わきに

結構目につきます。ごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃしている感じ。

発展途上国特有といっていいのかわかりませんが

日本では見られない風景。

一瞬、こんな風景の場所で、優雅にリゾート気分でヘラヘラして

いいのだろうか。不安な気持ちになります。

なんで、来ちゃったんだろうという思いもよぎりました。



でも、私と主人は前の年、エジプトにでかけ

国内の貧富の差をまざまざと見せつけられたばかりなので、

ああ~、この国もお金持ちと貧しい人の差が

激しいのかも。

といった心持ちだったのですが、、、。


海外旅行に旅慣れていない両親が一緒だったんです。


見慣れないものでも、それが素敵なものであれば気持ちも

高まりますが、素敵でなければ気持ちは

、、、ブルーになります。




しかし、ホテルに着けば気分も変わるだろう。

乗った送迎車は、ゲートのあるヌサドゥアエリアに入っていきました。

幅の広い、きれいに舗装された道路の脇はきれいな木々や花が咲いていて、

もちろん、ごみなんか見当たりません。

ほう~っ、リゾート地じゃん 


地元の人には申し訳ない気持ちもあるけれど、せっかくきたことだし

この優雅なエリアで数日間楽しい思い出をつくりたいな。

と思っていたら、あるホテルの玄関で車が止まった。

一組のカップルが呼ばれ降りていく。

ホテルのベルボーイに出迎えられてフロントに向かっていくのが

見える。

そして次のカップルは、

ハイアットで降りていった。

「すごい大きなホテルだね」

「りっぱなホテルだね」

確かそんな会話を母としていた。


私たち家族だけが車に残っていた。

さあ、いよいよ私たちのホテルだっ!



でも、あれっ。ゲート出ちゃったよ。

道もなんだか細いし。

気がつくと地元の雰囲気の風景に

戻っているじゃん


車はそれでも、なおも進んでいく。


そして、やっと着いた私たちのホテルは、

ライトアップもなんだか裏悲しい雰囲気で

寂れた印象。

がぁ~ん、ここっ?


ヌサドゥアのエリアを見てしまった後だけに

ショック、大きすぎ。


ベルボーイも出迎えてくれるホテルのスタッフも

いない、、、。



はあ~っ


なんで、このメンバー、このシチュエーションで

こんな寂れたホテルに泊まらなくっちゃいけないんだろう。


家族の空気はそんな感じ。

もちろん私の気持ちもまったく同じ。


でも、今回の旅行を全部だんどりした私としては、

ぜ~んぜん平気!なふりをするしかなかったんです。




母はホテルについた時点で、気分的にすでに

疲れた様子。



がしかし、その日はまだましだったことに、私は

まったく気がついていなかった。






初めてのバリ島その1

2006-02-01 | バリ
こんにちは、サニーです。


私が初めてインドネシアのバリ島にいったのは、10年前の1996年のことです。

振り返ったら、すでに10回になっていて、

海外旅行=いろいろな国にでかけたい

と思っていた私の思惑から随分それてしまうことになる

きっかけの島となってしまいました。





夏休みに近場のリゾート地で過ごしたい気分が

そのころの私にはあり、パラオ、ペナンと続いて

じゃあ、バリにでも行ってみようかというくらいの気持ちでした。

バリには随分熱心なリピーターがいるのも聞いたことありましたが、

「一つの国に何度もいくなんて」と、

多少冷ややかな目で見ていた頃です。

そんなに、何回もいくほどいい所なら1度くらい行ってみようか。

アジアのビーチリゾートも少し雰囲気もわかってきたことだし。




ところが、ところが、

「お盆の時期ですからね、ここしかホテルはもう空いていません。」

と、言われて宿泊したのが、

ソルガ・ヌサドゥアホテルという、

名前こそヌサドゥアですが、その華やかなリゾートエリアからはずれた、

べノアというエリアのほぼ先端にある、ひなびたホテルでした。

緑の木々と青い空のビーチリゾートをイメージしていた私。

でも、そこは節約して長期滞在する欧米人向けなのでは?


初めてのバリを印象づけるには十分すぎるほど、

殺風景なホテルだったのです。




今でこそ、航空券もホテルも自分で手配しますが、最初の2回は

旅行代理店のパックツアーを利用していました。

最初の代理店の、その担当者は、確かに

「夏休みのお盆中だから、ここしかホテルは空いていない」

と言ったんです。

でもそれは、空いているホテルはバリではそこしかなかったのではなく、

その代理店がもっている部屋の空きがそこしかなかったんだと

想像します。


だって、バリには部屋がない!なんてこと、ありえないほど

ホテルがいくらでもあるんですから  




「どのあたりがいいですか?」

「初めてなので、よくわからないんです。それに、もう日がないので

エリアで決めるよりも、ホテルで選びたいのですが。」

「じゃあ、インターコンチあたりでいいでしょうか?」

「はっ? コンチ?」


インターコンチネンタルホテルを知らないわけではなかったのです。

都内の同ホテルにも泊まったことあるし。

でも、バリに、インターコンチネンタルホテルがあることや

インターコンチと略してしまうことを知らなかった私。

なんだか、なんだか嫌な感じ。

互いにバリ好きなバリ友達ならともかく。


とりあえず、名前の知っているところなので、そのホテルで回答を待つことに。



が、しかし数日後

最初のくだりのような会話が展開され、

インターコンチ には泊まれなかったのです。



あ~、なんて運命って皮肉なんでしょう!


あの頃の私には、インターコンチに泊まる気もあったし、お金もあった。

それから10年。

なぜかインターコンチと縁がないので泊まったことがない。

そして、いまではもし、泊まりたくても

そこに宿泊する(お金の)余裕がなくなってしまいました。