「ラッキー!」「ハッピー!」「オッケー!」

毎日「ついてる♪ついてる♪」って思うようにしています。みんなの一日も、ラッキーでハッピーな一日でありますように。

初めてのバリ島その1

2006-02-01 | バリ
こんにちは、サニーです。


私が初めてインドネシアのバリ島にいったのは、10年前の1996年のことです。

振り返ったら、すでに10回になっていて、

海外旅行=いろいろな国にでかけたい

と思っていた私の思惑から随分それてしまうことになる

きっかけの島となってしまいました。





夏休みに近場のリゾート地で過ごしたい気分が

そのころの私にはあり、パラオ、ペナンと続いて

じゃあ、バリにでも行ってみようかというくらいの気持ちでした。

バリには随分熱心なリピーターがいるのも聞いたことありましたが、

「一つの国に何度もいくなんて」と、

多少冷ややかな目で見ていた頃です。

そんなに、何回もいくほどいい所なら1度くらい行ってみようか。

アジアのビーチリゾートも少し雰囲気もわかってきたことだし。




ところが、ところが、

「お盆の時期ですからね、ここしかホテルはもう空いていません。」

と、言われて宿泊したのが、

ソルガ・ヌサドゥアホテルという、

名前こそヌサドゥアですが、その華やかなリゾートエリアからはずれた、

べノアというエリアのほぼ先端にある、ひなびたホテルでした。

緑の木々と青い空のビーチリゾートをイメージしていた私。

でも、そこは節約して長期滞在する欧米人向けなのでは?


初めてのバリを印象づけるには十分すぎるほど、

殺風景なホテルだったのです。




今でこそ、航空券もホテルも自分で手配しますが、最初の2回は

旅行代理店のパックツアーを利用していました。

最初の代理店の、その担当者は、確かに

「夏休みのお盆中だから、ここしかホテルは空いていない」

と言ったんです。

でもそれは、空いているホテルはバリではそこしかなかったのではなく、

その代理店がもっている部屋の空きがそこしかなかったんだと

想像します。


だって、バリには部屋がない!なんてこと、ありえないほど

ホテルがいくらでもあるんですから  




「どのあたりがいいですか?」

「初めてなので、よくわからないんです。それに、もう日がないので

エリアで決めるよりも、ホテルで選びたいのですが。」

「じゃあ、インターコンチあたりでいいでしょうか?」

「はっ? コンチ?」


インターコンチネンタルホテルを知らないわけではなかったのです。

都内の同ホテルにも泊まったことあるし。

でも、バリに、インターコンチネンタルホテルがあることや

インターコンチと略してしまうことを知らなかった私。

なんだか、なんだか嫌な感じ。

互いにバリ好きなバリ友達ならともかく。


とりあえず、名前の知っているところなので、そのホテルで回答を待つことに。



が、しかし数日後

最初のくだりのような会話が展開され、

インターコンチ には泊まれなかったのです。



あ~、なんて運命って皮肉なんでしょう!


あの頃の私には、インターコンチに泊まる気もあったし、お金もあった。

それから10年。

なぜかインターコンチと縁がないので泊まったことがない。

そして、いまではもし、泊まりたくても

そこに宿泊する(お金の)余裕がなくなってしまいました。