白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

へんてこな日本語

2009-01-30 09:08:18 | 子供
最近マー君の日本語がどんどんへんてこになってきた。
英語の影響?

英語と日本語の違いを教えるのってすごく難しい。
たとえば
「マー君は欲しくないの?」
に対して、マー君の答えは
「うん」
っで、あげないと、
「うんって言ったでしょ~~。」
っと怒り出す。
Yes I doをそのまま日本語にして
「うん、欲しい。」
これがマー君の答え。
何度も説明するけど、なかなか理解してくれない。


バナナが欲しいというマー君に
「まだ青いからもう少し待ったほうがいい。」っというと
「これは青じゃないよママ。青はこれ(っとほかのものを指差す。)バナナは緑だよ。」
いや、それを青いと言うのが日本語なの。
信号も緑じゃなくて青なの。


「ねぇママ。重い風が吹いてるよ。」
は?重い風?
どうやら「heavy wind」をそのまま日本語にしたのでしょう。

これとこれはセットだね。なぁんてのも
「it goes with it」をそのまま日本語にして
「これと一緒に行く」とか言うし、

迎えに行くっていうのも
「pick up」をそのまま日本語にして
「拾いに行く」って言うし。

着せてっていうのも
「put on」をそのまま日本語にして
「つけて」って言うし。

まぁ、例を挙げたらきりがないんだけど、とにかく日に日にへんてこな日本語になっているマー君。

焦りを感じる私。

一言一言マー君が何かを言うたびに、私は正しい日本語に言い換えています。
でも、あまりにも訂正が多すぎて会話が成り立たない。
日本語を耳で聞いて学ぶためには、それだけ日本語をたくさん聞く必要がある。
でも、私が仕事から帰ってきて30分ほどしゃべる程度じゃ足りないのよね。

やっぱり日本にすまなきゃだめだよねぇ。

もう、英語なんてどうだっていいから日本語ができるようになって欲しいと切に願う私。

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