白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

山の別荘

2012-08-07 14:06:07 | 家族
今年は義父が80歳の誕生日を迎えた。
そこで、家族揃って何か特別なことをやろう!っという話になり、夫の家族全員で山の別荘を借りて4泊5日のバカンスを楽しむことになった。

夫は3人のお姉さんがいる。
そのお姉さん家族と私たちと儀父母の5家族が泊まれる巨大な別荘が、ここアメリカにはあるんですねぇ~。
世の中には金持ちがいるんですねぇ~。
使ってないときに、一般の人に貸し出しているんだから、ありがたい。

ここはLake Tahoeを取り巻く森林地帯。
今では国有の森林保護地帯なんだけど、この別荘地だけは、国有になる前からの私有地ならしい。
もちろん国が強制的に買い取る場合も多々あるんだけど、ここは私有地のまま使うことを許可されているようだ。

そして驚くことに、すぐほとりにある湖もこの別荘の持ち主のものならしい。

どうやら雪解け時にだけ存在する小川をせき止めて作った人工の湖で、この別荘のお庭として造ったもののようだ。
もちろん今なら許可が出るはずもない、とんでもない考えだけど、100年以上前のまだ自然保護の法律なんてなかった時代に造ったから、まぁ「造ってしまったものは楽しんでください」っとそのまま私有地であることを許可しているようだ。

とにかく森林保護地帯のど真ん中にあるんだから、民家も店もなにもないのです。
管理人もいないから、まさに私たちだけの空間。
一番近い店まで100キロ以上離れているために、私たちが滞在する5日間の食料はすべて持ち込み。
でも大丈夫。
業務用のような巨大な冷蔵庫と冷凍庫が装備されてありますので。(実はもって来過ぎてすごくあまっちゃいました。)

フリーウェイからは意外と近いものの、フリーウェイを降りてからは、舗装もしてない砂利道。


あ、見えてきました。



では別荘の中の様子をご紹介しましょう。




子供たちはライフジャケットを着て泳いで遊びます。


昼間は30度くらいまでなるけれど、標高が高いため夜は涼しくとても快適な温度。
従兄弟は泳いで何度も向こう岸まで渡ってました。


ボートに乗ったり


カヌーに乗ったり




釣りをしたり


砂遊びをしたり


砂のお城をつくったり


ハンモックでお昼ねしたり


露天風呂を楽しんだり


シャボン玉であそんだり


ラジコンのボートで遊んだり


室内でもビリヤード、卓球、おままごと色々できます。



みんなでハイキングにも行きました。

このあたりは昔氷山に覆われていたため、氷山に削られた典型的な地形。
氷山に削られスムーズになった岩肌がむき出しで、その合間をまだらに木が生えています。
なかなかの絶景。



この木、天然の盆栽みたい


スナックを食べて帰ってきました。


テニスコートまであるんだから、すごいでしょ。


子供の遊び場もあります。



初めは、「こんな人気のない山奥に隔離されて、5日間も何をするのか?」っと思ったけど、なかなか盛りだくさんでリラックスもできてすばらしい休暇になりました。



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