白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

恐怖の火曜日

2010-12-01 09:27:09 | 仕事
仕事で失敗した時など、時々すごく落ち込むことがある。
特に英語が原因の失敗はすっご~く辛い。

マネジャーなんて、身の丈以上のことをするようになって落ち込む回数が増えた。

毎週火曜日が憂鬱で仕方ない。
その日はマネジメントミーティングがある日。

事前に「今度のミーティングでは何を題材にする。」と告げられ、5人のマネージャーは予習してこなければいけない。
そしてミーティングではパートナー(経営者)やディレクターの前で発表する。

私は英語がただでさえへったくそなのに、緊張すると余計にひどくなる。
準備してきたものを発表するだけならまだいいんだけど、
もちろんそれは会議だから、そこから派生していろんな議論に変わる。
考えを述べなきゃいけない。

しかもその後議事録をマネージャーが順番で書かなければいけない。
約一ヶ月に一度回ってくる議事録当番がまた嫌いで仕方ない。

みんながぽんぽん意見を出し合っているミーティングで、会話の内容を理解するだけでも大変なのに、議事録なんて。。。

そこで、会議を録音することにした。
恥ずかしいなんて言ってられない、できないものはできないんだから、どうにかしなきゃ。

家に帰って録音したミーティングを聞きながら議事録を書く。

そして、自分がしゃべるへったくそな英語を聞いて、また落ち込む。
緊張しているから、声が震えてるし、文法もめちゃくちゃ。
あ~、穴があったら入りたいとは実にこのこと。

マネージャーになる直前は
「私の英語もずいぶん上達したわねぇ。仕事を始めたころはクライアントと話すのさえオロオロして、電話をかけるのも大嫌いだったのに、今ではそれが懐かしい。」
なぁんて余裕こいて思っていたのに、また奈落の底に突き落とされた気分。

どうやら私は常に「できない」状態にあって、溺れそうな中アップアップ手足をばたつかせてなきゃいけない運命みたい。
考えてみたらこの10年ずっとそうだった。

もう若くないんだから、そろそろでーんと構えていきたいのに、
とほほほほ。

もう、火曜日だいっきらぁ~~~い。

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