白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

送り迎えの毎日

2014-06-25 10:44:56 | 子供
夏休みです。

夏休みの過ごし方は家族によって、またその年によって色々だと思いますが、今年我が家ではいろんな種類のサマーキャンプに午前も午後もびっしり入れることにしました。

サマーキャンプというのは、山に行ってテントを張ってやるキャンプじゃなくて、通い合宿みたいな、集中講座的なものだと思ってください。
アメリカの夏休みは長いため、あちこちでそれはそれはいろんな種類のサマーキャンプをやっています。

私が仕事で忙しかったころは、単に子供を預かってもらう「学童保育」的なサマーキャンプに入れていたのですが、子供の大切な時間をそんなのに使わせてはもったいない。
何かを習えば、何かができるようになるこの大切な時期、身になることに時間を費やさせてあげたい。
私がフルタイムで仕事を復帰していない一つの理由はこの夏休みの過ごし方にもあるのです。

んで、最初の4週間は午前テニスで午後はスイミング。
次男は夕方4時から日本語教室。
兄ちゃんは今週、科学博物館で行われている電気機械を作るキャンプに参加しています。

今週一週間、長男と次男にかけたサマーキャンプ代は実に600ドル。
こんなのを8週間もつづけるのですから、いったいどれだけお金がかかるかわかると思います。

私の仕事はそんな子供たちの送り迎え。
送り迎えのために仕事をしていないのだから、その機会コストも考えると何千ドル?

子供とはお金がかかるものなのです。

でもそれが身になり一生の財産ができるのであれば、安いものではないですか。


3人がそれぞれ違うスケジュールで違う場所に行くんです。
時計とにらめっこしながら、右から左へ車(又は自転車)を走らせるママ。

子供のために生きています。