地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

羊蹄山と寿司屋通り

2011年07月10日 18時06分40秒 | うろつきアーカイヴス
北海道うろつき詳細をアップし終わる前に中国奥地ドサ廻り営業に入ってしまいま
した。北海道記事、あと2回分あります。

6月29日(水曜)、10年近く前から傍を通りかかる都度(と言っても平均2年に一度
程度ですが)、飛び込み営業していながらも中々受注実績にならなかったのが、最
近喜ばしくもご発注下さった八雲町の新規お得意先へのご挨拶。朝早く伊達市の
宿を出て噴火湾を半周し八雲町行き。最近数年で道央道が室蘭から函館へ向かっ
て延伸されつつあり、これを使うと時間節約になります。

10時過ぎにお得意先を退出し、道央道長万部ICの先、黒松内JCTで国道5号線へ
の枝道入り。

一桁国道とは言え、人口密度の低い北海道のさらに過疎地を走る国道です。通過
交通量極小でした。


(蛇行する尻別川沿い蘭越町域が終わりかけるあたりで蝦夷富士、羊蹄山が見え
始めました)



(さらに走ってニセコ町から倶知安町に移る付近で、5号線は羊蹄山に最も近づき
ます)

wikipedia「羊蹄山」の項より。

羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高
1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定
されている。
富士山によく似た整ったその姿から、郷土富士として蝦夷富士(えぞふじ)とも称さ
れる。
明治、大正から昭和にかけて後方羊蹄山(しりべしやま・こうほうようていざん)、
マッカリヌプリ、蝦夷富士の呼び名が併存していた。また一部の地図にはマッカリ
山(真狩山)の表記も見られた。
陸地測量部の大正9年発行の5万分の1地形図「留寿都」では後方羊蹄山(蝦夷
富士)と記載されていた。しかし難読であったことから地元の倶知安町が羊蹄山
への変更を求め、国土地理院の昭和44年11月発行の地形図から羊蹄山と書き換
えられた。このため現在の羊蹄山の名が定着することとなった。
旧名である後方羊蹄山は、斉明5年(659年)に阿倍比羅夫が郡領を置いたと日本
書紀に記されている地名後方羊蹄(しりべし)に由来する(実際に同じ場所を指す
かどうかは不明)。なお、後方で「しりへ」と読み、植物のギシギシの漢名である羊
蹄を和名で「し」と読む。


旧名は阿倍比羅夫の時代から使われていたということですか。「難読なので読みや
すく変更した」ってか。そんな下手な親切、知ったこっちゃありません。立派な文化
財である地名は元に戻すのがよろしかろーと思います。

ですが、さらに古くからのアイヌ由来地名は、

アイヌの人々はマッカリヌプリもしくはマチネシリ(雌山)と呼び、南東にある尻別岳
(1,107m)をピンネシリ(雄山)と呼んだ。なお尻別岳は後方羊蹄山に対して前方羊
蹄山と呼ぶことがある。


とのことで、こりゃ、アイヌ名と大和古名、両方ともに大層趣きがあります。これだけ
目立つ山ですから天智天皇の古えから遠くに知られていたことかと思います。


(倶知安町を北に外れた見込み客駐車場から。北側からの羊蹄山が最も均整のと
れた山容であると思いますが、如何でしょう?)

余市を通り、昼前に小樽市街地入り。小樽駅前から運河地帯に掛けての地域をう
ろうろしつつ5軒訪問しました。その後、5号線で札幌市へ移動し、14時前から18時
前までの4時間で11軒の既存客・見込み客を訪問し、夕刻、もう一度小樽市へ。

小樽市街地の一角に投宿し、晩飯喰いに街中へ出ました。


(宿から歩いて数分の「小樽寿司屋通り」。「日本一寿司の旨い街」と巷間言われる
小樽の向こうを張った大分県佐伯市長は、佐伯市を「世界一寿司の旨い街」と言っ
たらしい。そげん突っ張らんでっちゃよかろーもん)


(この「巽鮨」でニギリ数種とイクラ丼を喰いました。それなりに結構な金額でした)


(長いアーケードの中心商店街には、明治期の小樽振興に欠かせなかった榎本武
揚の大きな垂れ幕。榎本没後100年が2008年だったので、その時点以降、榎本の
存在と業績を小樽観光に組み入れPRしているらしい)


(22時前、小樽駅前)


(北海道入り後、2日連続2000m峰駆け登りなんか行なったにもかかわらず飯喰い
過ぎて体重増加局面を迎えていることもあり、小樽運河に沿って東に西に暗い街
中を怪しくうろついていました)

気候の良い北海道だから出来る、6月末の夜半街中早足散歩でした。深夜にかけ
て10キロ近く歩いたかもしれん。それでも思惑通りには体重は減りませんが。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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Anadolu

2011年07月10日 09時43分37秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昨7月9日は、昼前後に宿併設の日本食レストランでFさんと面会。数時間、様々お
話していました。

午後遅めの時刻、「上海体育館」駅から地下鉄1号線に乗って4つ目の「陝西西路」
駅で下車。前々から一度入ってみたかったトルコ料理の店「伊斯坦布尓餐庁(イス
ダンブアツァンティン)」に行く為でした。

「陝西西路」駅から上がり、地図に示されている付近を捜してみましたが、それらし
い店舗は見当たりません。優勝劣敗の法則の成したワザか..

致し方なしとはいえ、こちらはどうしてもトルコ料理を食したくなっている身、もう一
店舗、以前ブラジル料理を喰った店のお隣にトルコ料理屋があったのを思い出し、
そちらへゴー。

「陝西西路」駅から来し方を逆戻り。地下鉄1号線の真上を走る淮海中路を西へ。
気温35度over・無風の状況下、さらに宝慶路・衝山路と地下鉄駅2駅分歩きました。


(旧フランス租界付近はプラタナス並木が美しいです。道路は恐ろしいほどの渋滞)


(衝山路と桃江路の交差点。空気はきれいではないし騒音もひどいものですが趣
きは満点)


(衝山路と烏魯木斉南路の交差点西側に第二目標の店を発見しました)


(トルコ料理店「Anadolu」。意味は「アナトリア」。さらに平たく言うと、トルコ共和国
アジア部分全域、所謂「小アジア」と呼ばれる地域を指します。我が国に置き換え
ていうとすれば「扶桑」「敷島」「秋津島」「大八州」「大和」といった処。なんだか古い
軍艦名並べただけの様な気が..)


(遅めの午後、ガラガラの店の奥の方に陣取り、「クーヤン、ツァイタン!(おねーさん、
メニュー!)」と偉そーに聞こえるように言うと、愛想良さそうには見えぬクーヤンがや
けに立派なメニューを持ってきました)


(「Efes Pilsener」。トルコブランドのビールです。昨秋、大阪で飲みました。330mlで
40RMB。ちっと高くないか?)

ボチボチ旨かったです。


(牛と羊のミートボールケバブ「Izgara Köfte」を注文しました。Grilled beef and lamb
meat balls kebab served with rice and bread とありましたので、これが無難かなと。
98RMBとこれも高めの設定)

写真の一番下にピーマンらしきものが盛られています。そのつもりで齧り付いたら
実は巨大なシシトウでした。口中と食道に障害を起こしました。「お約束」を見抜け
なかった僕の敗北。

世界有数の美食国トルコの面目躍如たる味付けかと思いましたが、そうでもありま
せんでした。


(トルコ茶です。フツーの紅茶。これは10RMB)

早い晩飯を喰い終え、「Anadolu」を出て烏魯木斉南路を北に向かい、淮海中路・
高安路交差点下の「上海図書館」駅から地下鉄10号線で西行き。


(万博前に急いで作った路線の中の一つだったと思います。駅入り口と、後ろの建
物は図書館)

たしか6つ目ぐらいだったかの「龍渓路」駅で下車し、虹梅路をテクテク南へ歩いて
「虹橋国際珍珠城」へ。元々土産物の真珠販売店が軒を連ねていたものですが、
いつの間にか、パチモン諸々販売する怪しい雑居商業ビルとなったらしい。「鳥越
建設」さんや「緒方板金」さん向けに怪しげなネクタイ複数購入した実績があります。


(今回は怪しさ100パーセントの売子さんたちをひやかして歩いただけ)

南隣の高級銭湯に入りました。入湯料58RMBだったか。日本国内並みの水準。
日本人居住者の多い虹橋地区に立地している為、館内では所々で日本語が聞こ
えました。


(高級銭湯の名称は「(上海小南国)湯河源日式温泉」。上海小南国とは企業名、
「湯河原」にすると我が国からクレームつきそうだったので「湯河源」としたのはま
ず間違いありますまい。それと、「温泉」ではなく「沸し」のはずですが如何に? 
と、突っ込み処満載)

地下鉄10号線「龍渓路」駅から東へ、「虹橋路」駅で4号線に乗り換えて宿戻りし
た頃には、せっかく高級銭湯に入ったのも水の泡。ベタベタの汗と埃まみれとな
りました。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
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