峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

うだつの町並み、脇町

2015年11月09日 | 旅行
徳島県美馬市脇町は吉野川北岸にあって撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝で、舟運の利用にも適している。

そのため室町時代から脇城の城下町として始まり、江戸時代に藍の集散地として発展した。現在は明治時代頃のものを中心として江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んでおり、近世・近代の景観がそのまま残されている。



上の写真は桝形の夜と朝。桝形とはクランク状に曲げた場所や構造物で、敵の進軍を鈍らせるためのもの。江戸時代以前の街道やお城に付き物の設備である。手前の建物にはうだつが上がっている。

下の写真もここの代表的な町並みで、うだつの上がった建物が並んでいる。



そして、ここ脇町の凄いところは、古い建物を土産物屋や飲食店にするのは当たり前、さらに図書館や道の駅にまで転用していることである。もちろん薄暗いライトアップも含めてね。

下の写真、1・2枚目は2階に虫籠窓(むしこまど、格子が虫籠のように見える)がある建物。喫茶・雑貨・産直店に転用されている。3枚目は明治4年の郵便創始期の書状集箱(ポスト)と同じ形のもの。今も現役とのこと。4・5枚目は農業倉庫・脇町図書館として転用されている旧武田呉服店。6枚目は道の駅に転用された蔵。



冒頭でも紹介したように吉野川の舟運を利用して集散地として発展したわけで、その名残が下の写真である。うだつの町並みまでの道が段々になっている。つまり小規模な河岸段丘もしくは自然堤防のような地形に発達した町ということになろう。

こういう高低差などブラタモリによく出てくるフレーズだよね(^^ゞ





農業倉庫の壁にあった案内板(画像をクリックすると大きな画像が見られます)である。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たらいうどん

2015年11月08日 | たべあるき
淡路島から徳島県に入り、阿波市土成(どなり)地区の峠に行ったときのことのことです。

峠道の道すがら何軒も「たらいうどん」なる看板を見ました。隣の香川県は「さぬきうどん」のうどん県を名乗っていますし、たらいなんてネーミングから「流しそうめん」のうどん版ではないかと軽く考え、看板の写真だけ撮っておきました。



でも後で調べて驚きました。阿波の御所地区に伝わる郷土料理だそうです。

大釜でゆでたうどんを大きなたらいにゆで汁ごと移し、そのたらいを大勢の人間が囲み、うどんをつけ汁に付けて食べるそうです(現物の写真はここ、由来はこちらがわかりやすい)。 このつけ汁が吉野川でとれる「じんぞく」という川魚の出し汁だそうです。

しかし、「じんぞく」などという魚は初耳です。ぐぐってみると、これですね。ハゼの仲間で「カワヨシノボリ」、別名「うるり」とか「ごり」。これなら聞いたことありますわ。

「たらいうどん」、面白そうなので次に行ったら食べてみたいです。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明石海峡大橋

2015年11月07日 | 旅行
さくっと「うだつの町」レポートをしたいところですが、写真が膨大にあるのと徳島県の話なので、順を追って、その玄関口「明石海峡大橋」を先にします。

先月、四国へ峠漁りに行きました。今回は淡路島経由です。ここはその玄関口・明石海峡大橋を渡ったところにある淡路ハイウェイオアシスです。淡路島に行ったときのレポートのように神戸や明石の街が手が届くくらい近いです。先回はリーフで昼間通りましたが、今回はネオユーロでP泊しました。夜景がメッチャきれいです。



そして翌朝。ビックリポンなくらい人がいます。さすが日曜日です。

明石海峡大橋を同じアングルで写してみました。先回より天気もいいし、空気も澄んでいるのできれいです。



明石海峡大橋の石碑に変なものがかぶってしまいました。ゆるキャラの「わたるくん」です。「イエロー」・「ピンク」・「グリーン」の3体あるそうです。3ルートあるから3体なのでしょう(^^;)



駐車場からのショットです。夜景と朝。

日曜日はオートバイのツーリング族で埋め尽くされますね。

 人気ブログランキングへ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽光発電とリーフ10月の成績

2015年11月06日 | 太陽光発電
太陽光発電とリーフ10月分の成績です。
ここんところ実質電気代は2000円強になってます。節減効果も当初の試算をコンスタントに上回るようになってきました。



リーフの節減効果は距離に比例しますね。9月は長距離走りましたが、10月はキャンカーで遠出したせいもあって控えめでした。



走れば走るほど得な車です。
たぶん1ヶ月の走行距離1000kmが分岐点のような気がします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道の駅「藍ランドうだつ」

2015年11月05日 | 旅行
とにかく泊まれれば良いくらいの気持ちで行って驚いた。道の駅周辺が真っ暗。看板は見つけたけれど、暗いので入り口を通り過ぎてしまった。駐車場も真っ暗。点々と仄かな明かりが点いているだけ。見える?私のキャンピングカーを写したんだけど(--;) スマホで撮ってもこの暗さ。駐車場内は本当に暗かった。



駐車場にとめたお客がライトを持って散歩に行ったので私もスマホのライトを頼りに散歩に行ってみた。暗くて階段で転けそうになったから。



そして道の駅「藍ランドうだつ」から「うだつの町並み」へ行こうとして驚いた。日曜の夜なのにもの凄く暗い。向こうに見える通りが辛うじて少しだけ明るい。その通りへ出て、また驚いた。本当に「うだつ」の町だわ。



電灯色で町並みがライトアップされている。暗くはない。しかし派手さもない。これは凄い。岐阜のうだつの町・美濃市なんか目じゃないくらい町の雰囲気が統一されている。これは翌朝もう少し探索してみなくては・・・続く。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信長公、梁田雅綱に一番手柄を授ける

2015年11月04日 | 歴史
岐阜公園で毎年行われる織田信長をテーマにした菊人形展です。今年は
『信長公、梁田雅綱に一番手柄を授ける』
言うまでもなく、桶狭間の戦いの論功行賞のことです。



桶狭間の戦いは少数対多数の結果がひっくりかえった最も典型的な戦いです。その勝因のひとつとして上の解説文にもあるように敵の位置を正確に知ったことと位置づけたのがこの話になるわけです。



しかし最近の研究の結果、今まで小説やドラマなどで語られたのとは違った信長像が明らかになってきています(定説の誤り、織田信長の桶狭間の戦いは奇襲ではなかった)。特に著名になってきたのが信長公記ですね。

それらによると、桶狭間の戦いは信長によってプロデュースされたものの可能性が高いようです。桶狭間古戦場を守る会の見解も奇襲ではなく正面攻撃だそうです。少数対多数の戦いはよほど想定していないとしかけることはできません。そうであるなら梁田雅綱うんぬんの話も後世につくられたフィクションのように思えます。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金華山でぎふ健康ウオーク

2015年11月02日 | 
文化の日は、もう明日です。久しぶりの祝日なので何をやりましょうか?昨日書いたような紅葉狩りもいいですね。

岐阜公園ではこんな催し物(第38回ぎふ健康ウオーク)が企画されています。



登山コースのなかでは岐阜城→東坂ハイキングコース→唐釜ハイキングコースがとても良いですよ。全長約5kmとか。手頃な距離でお奨めです。もっとも今日降った雨で下が湿っている所があるかもしれません。それなりの靴で行かれると良いですね。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せせらぎ街道、紅葉狩り

2015年11月01日 | 自然
せせらぎ街道の紅葉が見たいという母のリクエストにお答えして今日は紅葉狩りに行ってきました。

最高点・西ウレ峠あたりは末期に近かったですが、中腹あたりはまだまだきれいでした。



11月3日、文化の日もまだ捨てたものじゃないですよ。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする