峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

面目ない

2020年09月14日 | 
前にいちど書きました金田一秀穂さんの記事『巷のにほん語』。
きょう、日産自動車のお店にあった今月号(10月号)のサライでまた目にしました。

今回のお題は『面目ない』です。
少し前までの日本には、面目という道徳律のようなものがあった。天下無双の横綱は幕内下位のものには負けてはいけない。もしも土俵上で転がされてしまったら面目を失う。最高位の立行司は差し違えが許されない。もし差し違えをしたら、進退伺いを出さなければならない。面目を失うのだ。

指導的立場にある有力者は、周りの人をちゃんと統御しなくてはいけない。自粛を言い立てているときに、その奥さんが勝手にお花見パーティをやったりすれば面目がつぶれる・・・

しかし、横綱だってとりこぼす時がある。そんな時、面目を失った者は潔く認めて、「面目ない」と言葉と態度で示す・・・すると周りも許す。それが成熟した世間の優しさである。しかし、面目がつぶれたことを認めようとせず、つまらない言い訳を並べる者、忘れるまでだんまりを決め込む者、前言はなかったことにして知らぬふりをするようなこずるい者は、信用を失い、人として軽蔑されて終わる・・・

面目ないことをしてしまったことを、きちんと認めて欲しい。それが日本の良き伝統だったはずだ。


この記事を金田一さんが書いているとき、安倍首相の辞任はわかってなかったでしょう。サライの発売は毎月10日ですので残念ながらタイミングを逸した記事になってしまいました。しかもお花見の話をいまごろ話題にしてもと思います。これが7月号のコロナ自粛は嫌じゃないのタイミングで書かれたら拍手喝采だったのにと残念でたまりません。

それほど安倍昭恵夫人は出来が悪いのです。お子さんがいないせいもあるでしょう。

むかし、お隣にお子さんのいないご家庭がありました。そこの奥さんとうちの母は仲良しで、一緒に外出して繁華街に行ったりしていました。しかしうちの母いわく「あの人は幼稚だ」というのです。なぜなら一緒に遊んでいても母は16時頃には家に帰ろうとしますが、その奥さんは「まだいいがね」と帰ろうとしません。母に言わせれば「子供が家に帰ってくるから晩御飯の支度をしないといけない。ところが隣家の奥さんは子供がおらず、旦那は銀行員で夜遅くしか帰ってこないので生活の苦労がなく幼稚だ。」というわけです。

その話を聞き、私は一人前になるには子供を持たなければならないと決心しました。もっとも不妊で悩んでおられる方々もおられるので大きな声では言えませんがね。

それから大相撲の横綱についても今場所も場所前からふたりとも休場とは、日本を舐めとるんじゃないかと思います。かたや、同じモンゴル力士でも照ノ富士はケガと病気で大関から序二段まで落ちながら、先場所奇跡の幕尻優勝を果たしました。つまり環境です。相撲協会が慣習に漬かり過ぎてモンゴル横綱を甘やかしているのです。横綱審議委員会しっかりしろ。お飾りのモンゴル横綱なんか不要ですよ。

ただいまブログランキング アタック中です。
ワンクリック↓をお願い申し上げます。日々更新の励みになります。

岐阜県ランキング
<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする