大塚のToshinoriな日々

1年のJB休止を経て、2018年JB河口湖Aゼッケン84。
そんな私の日常やバス釣りについて綴っていきます。

ウンザリを吐き出す

2013年09月18日 21時35分30秒 | 何気ない日常

今年の僕が機嫌が悪くなるときは中日ドラゴンズの話題の時だと思う。

別に中日ドラゴンズの成績が低迷していることに憤っているわけではない。

「高木監督が悪い」「落合前監督を解任したフロントが悪い」という批判、

「落合監督だったら…」みたいなタラレバ論…本当にうんざり。

前置きしておきますけど、別に僕は「高木信者」でもなければ「アンチ落合」でもありません。

 

 

「ハチャメチャな采配」「めちゃくちゃな采配」「アホ采配」「意味不明な采配」…

こういうこと言ってる方は相当野球をご存じの方なの?ドラゴンズの内情、その時の選手の状態をご存じの方なの?

僕が言いたいのは、そう批判する前に

「なぜこういう采配や選手起用をしたのかな?」と考えたうえで「自分だったらこうする」とか意見がある上でする批判なのかなということ。

「なぜこういう采配や選手起用をしたのかな?」と考えれば意味が多少わかるだろう?もちろんすべてがわかるわけないけどね。

だって自分はその場にいる選手でもないし、監督・コーチでもないからね。

所詮実際グラウンドにいるわけでもない人間に采配の意味が100%わかるわけない、っていうか素人に意味わかる采配ってそれはそれでヤバいんちゃう?

 

「高木は選手批判・コーチ批判ばかりする、落合は選手非難しなかった」っていう話

まあ高木監督は時に言い過ぎかと思うこともあるけど、ただ非難ばかりか?という気がする。

「苦言」でしょう。ダメなところはダメっていうタイプの人間なんですよ、高木監督は。

落合監督はそうじゃないっていう話、でも「使った俺が悪い」みたいなことを落合監督は言っていたよな。

それはそれで「あいつを使わなければよかった」っていうようにも読み取れるわけで、それはそれで選手はきついんじゃない?

はっきり言う人とそうじゃない人っていうだけ、それが与える影響は良いところもあれば悪いところもあるでしょう。

 

あとね、高木監督の場合、コメントがマスコミによって歪曲されることが多い気がする。

例えばシーズン開始当初、抑えの岩瀬がめまいで緊急降板したことがあった。

そのときの高木監督のコメント、高木監督は「(岩瀬は)気分が悪くなった・気持ちが悪くなったみたい」という趣旨のことをいっているのに

あるスポーツ紙がそれを「気持ちの問題」って書いたもんだから、「気持ちの問題=メンタルの問題」という意味にとられ

まるで高木監督が岩瀬のメンタルを批判したかのようになっていた。どうなの、それ。

もう1つ、ピッチャーの中田(賢)が中継ぎ登板で3試合連続でホームラン打たれたことがあった。

その2試合目か3試合目か、高木監督は中田に苦言を呈した。「中田は同じことをしてはいかん」という趣旨の話をしたのだ。

その翌日の記事のタイトル『高木監督「中田はいかん!」』

このタイトルだとまるで高木監督が中田の人格などすべてを否定したように取られかねない。

中田の「同じ失敗を繰り返したこと」について言ったのに、どうなの、これ。

そのほか、「なんか深読みしすぎだし、高木監督の真意と違うこと伝えてません?マスコミさん?」ということが多かった。

でそれに反応して高木監督を批判する方たち、もう少し情報を吟味したら?

 

落合監督が作った常勝軍団を壊した・遺産を使い果たしたっていう批判、それもウンザリ。

いつまでも落合監督時代のレギュラー陣が年をとらない・衰えない不老不死の人間だと思っているんだろうか?

若手が育ってないっていう人、じゃあ今までのレギュラー陣をスタメン落として文句言わないの?

恐らくスタメン落としたらそれはそれで文句言うんじゃないの?

いきなり若手使っていきなり結果が出るかっていうはなし。

ある程度使わないと育つわけがない。

そういう意味では今年の高木監督、ベテランに配慮しつつ若手を使おうという意識が見えたと僕は思うんだけどね。

うまくはいってないけど、そうズバズバ決まるわけないんだ。

 

「落合監督だったら」という「たら」「れば」論、もうこれもいい加減にしてほしいと思う。

落合監督が解任(というか契約延長しなかった)理由もなんかいろいろ言われているけど、結局のところその理由は当事者にしかわからないんだから外野がとやかく言う必要はないし、不毛だ。

「落合監督だったら」というタラレバ論、所詮タラレバ。落合監督だからって上手くいったかどうかなんてわかんないんだし意味がない。

「落合だったらこういう采配したかもなぁ~」程度に考えるくらいにしたらと思う。

「高木だから負けた!落合だったら勝っていた!」そんなこと、何の根拠があって言えるんだろう。

 

他にも言いたいことはいろいろあるけど、これ以上はもうまとめられないから今日はこの辺でまとめようと思う。

今年の中日ドラゴンズ、確かにAクラスを逃しそうな厳しい年だったと思う。けが人も多くて、前の年活躍していた選手が不振といった厳しい年だった。

しかし私個人的には、今までと違った選手起用が見られてそれはそれで面白かった。

けが人の続出・選手の不調が理由で出場機会が巡ってきた選手が今年の経験を糧に来年以降どういった活躍を見せてくれるのかが楽しみである。

 

勝ち負けだけが、プロ野球を楽しむものじゃないと思うんだよな。

だから今年の中日ドラゴンズの低迷を批判すること、僕はそれはいかがなものかと言わざるを得ない。

最後にもう一度。別に僕は「高木信者」でもなければ「アンチ落合」でもありません。


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