大塚のToshinoriな日々

1年のJB休止を経て、2018年JB河口湖Aゼッケン84。
そんな私の日常やバス釣りについて綴っていきます。

ベイトフィネスは新しいものか?

2010年10月21日 15時02分31秒 | 何気ない日常
去年くらいから流行っている「ベイトフィネス」。
今年はトーナメントでも結果出てましたよねぇ~
TOP50の初戦の馬渕プロの優勝もベイトフィネスでした。そして先日のクラシックを制したのは、ベイトフィネスといえばの沢村さんでした。
そしてタックルはベイトフィネス、スピニングは1本も積んでない!という見事な勝ちっぷりでした。


ところで、ベイトフィネスってなんか新しいテクニックだと思いませんか?
実は…以前からあったテクニックだと思うんですよ。
ここ数年で「精錬された」と言ったほうが適切です。
沢村さんがやっている、KTFチューンは
「ベイトフィネスをより一般的なものにした」と思うんです。
決して沢村さんがベイトフィネスの元祖ではないかな…と。

「じゃあ、元祖はだれ?」
私はわかりません。というか特定できないです。
きっと昔から軽いものをベイトで使っている人はいたと思うし、その中にはライトリグ系もやっていた方もいると思います。


「そういえば、あれって今でいう『ベイトフィネス』なんじゃないか!」と最近気づいたものがあります。
それは、私の師の柳さんがJBワールドで勝っているんですよ。今で言う「ベイトフィネス」で。


その試合は2003年5月16~18日の『JBワールド第3戦 弥栄ダム』


使っているのは、ケイテックのミノーシェイプ・リングワームのネコリグ。
4インチはシンカー16分の1を入れて、ビゴット600M+TD-Z、ラインはフロロの6ポンドというベイトタックルを組み、
3インチはシンカー32分の1でスピニングタックルを組んでいました。

ミノーシェイプ・リングワームの4インチネコリグのタックルセットなんて、
まさに『ベイトフィネス』って感じしませんか?

このとき柳さんがベイトタックルを使っていた理由は、「なるべくライトリグの要素を消したくない。けど、カバーを撃つためにはパワーのあるベイトが必要」だったとのことです。(ルアーマガジン2003年8月号、306ページより)


たしかこの後も三瀬谷ダム戦や河口湖戦でもミノーシェイプ・リングワーム4インチのネコリグをベイトタックルで使って上位に立っていた記憶があります。
柳さんはこのリグを「ベイトネコ」「ベイトネコ」と呼んでいたと思います。

私は、「実はこの試合がベイトフィネスがウイニングタックルになった初めてのトーナメントではないか」と思います。もちろんその前にもあったかもしれませんが、私の記憶ではこれです。



「以前から『ベイトフィネス』っぽいテクニックはあった、それがここ最近で進化し、確立し、一般化しているんじゃないか」
それが私の結論です。

そんな私も、少しずつですが「ベイトフィネス」研究してみようかと思う今日この頃です。

おしまい


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