大塚のToshinoriな日々

1年のJB休止を経て、2018年JB河口湖Aゼッケン84。
そんな私の日常やバス釣りについて綴っていきます。

バスプロ選手権 2日目の話

2013年11月13日 22時33分21秒 | JBトーナメント

選手権2日目の話

予定では4時に起きるつもりが2時に起床…、その後何とか寝ようと思ったけど、どんどん目は冴えてくる…。

「やっぱり緊張してるんだな。」ともう開き直って、朝食を食べに・コンビニATMにお金を下ろしに、車のガソリンを入れに…

と朝5時までいろいろやって『さざなみ』で準備して7時に出船、10分くらいで大池公園へ。

ただ初日と違ったのが、大池公園到着してすぐ山下副会長がやってきて

「大塚選手、初日上位なのでタックルチェックしまーす」とJB本部によるチェックを受けました。

 

そのあと、朝のミーティングを終えスタート。2日目は赤の遅い番号からスタートなので最初の方にスタート。

が、自分より馬力のあるボートに追い抜かれまくり…

この日のプランは前日と変わらず「桑崎」から始めていくこと、その後は放水路沖・桑崎に入り直す。

ただ違うのは選択肢に「信号下」が入ったこと。

 

追い抜かれまくりましたが,思い通り「桑崎」に入りました。

誰もいませんでした。釣り開始…「まずは1匹、まずは1匹…」と思っていると30分もしないうちに400gくらいが釣れた。

とりあえず、ほっとした。「まずは勝負の舞台に立ったな…」っていう感じでしょうか。

その後が長かった。1時間ほどノーバイト。

移動決断、向かった先は初日の50UPの場所へ。

そこでの2投目にヒット、で水面に上がってきた魚は…またまた大きかった。

「ウソだろーが!」とまた初日からの大塚流行語が。

無事キャッチした時は「今の僕はキテる!この魚で恐らく賞金圏内は行った。そして、この後5匹そろったら…勝てる!」そう思いました。

 

ただこの後も長かった。釣れない時間が続く…移動、信号下に行くもやりたい場所には別の船が、引き返し放水路へ、がそこにも先行者が…

桑崎へ…ポイントには入れたけど釣れない…3匹目が遠かったです。

いつの間にか11時過ぎ「ヤバいぞ…このまま終わったらいかん!」

移動、信号下へ。

僕のやりたいポイントは空いていたので、そこに入る。

「絶対釣れる」と思った5投目くらい、時間でいうと12時前、ライン(糸)が動き出した。

「食った」と即、リールを巻き始めたが…ここでトラブル、ラインが竿先に少し絡んで思ったように巻けない!

「こんな時に…」と思ったけど、もうそこは気合です。違和感がありながらもなんとかラインを巻き取り、なんとかキャッチ。

「これでお立ち…行ったかもな…、にしてもよくバレなかったな…、今日の俺、持ってるわ」そんな気がしました。

その後はもうソワソワして時間が気になってしまい12時35分に帰着を決意。12時40分ごろには会場前に到着し、船を浜に着け帰着申告。

前日同様、慎重にライブウェルからウエインバックに魚を移し替えウエイン

3匹1780g。

もうこの時は足が前に進まない、腕に力入らない、ソワソワしてばっかりでした。

ウエインしてから、ヒューマン生のサトジュン(プロアマ年間優勝)と川島クン(昨年の選手権1日目トップ)と会話しましたが、

「1780gって、はずしてないよね…」とまあソワソワしてました(ちなみにサトジュンと川島くんは「はずしてないです」と答えてくれたような気がする…。)

もう表彰式まで何も手につかないので、トーナメントチェアを持って会場で待つことにしました。

トーナメントチェアに座った瞬間…

(財津さんのFacebookから拝借)

泣きました。

この時のことは自分でもよく覚えています。

座ったとき、一気に力が抜けて

「今できることやりきった達成感」「前日2位発進のプレッシャーからの解放感」がまず襲ってきて、

「5年間のJB休止期間のくやしさ・無念さ」が頭をよぎって、「今日で報われたかな…」と思って

「あっ、泣くわ俺…。あっ、ダメだ、我慢できんわ…」という感じで涙腺決壊しました…。

そのあとJB山下会長から声かけられましたが、「わかりません」って答えた気がする。まあ精神状態は普通じゃなかったです。

しばらくして落ち着きましたが、次は極度の緊張が襲ってきました。強烈な手足のしびれが襲ってきました。

いつの間にか表彰式

飛び賞と15位からの表彰が始まって、6位まで終わったところで僕の名前は呼ばれない。

つまり表彰台決定、このあたりで前にいた(荻野)元気くんと織田(伸彦)さんと握手。少しずつ手足のしびれがとけてきた。

5位・4位と呼ばれず…そして「3位 大塚稔宜」のコール、この時に手足のしびれから解放されました。

(JB・NBCより)

明らかに「お前、さっきまで泣いてただろ」な顔ですね。

山下会長から握手を求められました。

 

インタビューは意外と落ち着いて話せていたけど、あまり覚えていない…。

 

他の写真はこちらで

http://www.jbnbc.jp/_JB2013/view_result.php?t_id=10580&days=2&page=photo&pictdate=20

 

これがバスプロ選手権2日間に僕に起こったお話です。

 

予定では「前日」「1日目」「2日目」の3部構成でしたが、もう1部「まとめ」を追加します。

こうご期待…する必要はないかな…。(←パクリ)