鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
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再生を図る~GMモハ72系原形・その2

2011年10月06日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
ある会社の社員旅行、必ず雨が降るんだそうです。
かなり強い雨男がひとり、社員に居るんだそうです。
風神と雷神が一緒になったような霊験あらたかさ。
通常なら、ふたりの神様が分担するところですもの。
彼の凄さは、推して知るべし。
昨日の雨は、その会社の社員旅行があったからだとか。
「行く前から雨の予報だもんな~」
一昨日、笑いながらその雨男は語ってくれました。

さて。
ばらばらになったクモハ73形があります。
頂きモノの車体です。

ウチに来たときには、辛うじて立体だったのですが。

かなり旧いキットです。
車体の成形色が、こげ茶色。

むかしのマックス製品には、よくありましたね。
ちょっと、懐かしい。

黄緑色に塗って「石巻」行きにしてあります。
仙石線ですね。

屋根カーブが現行製品に比べて浅くなっています。
気が付かれるかたもいると思いますよ。
旧製品の特徴です。
あまり、ロクサン形らしくないかも。

昭和27年度以降に72系として新製されたグループに、イメージが近いかもしれません。
調べてみると、クハ79300~320(偶数のみ)が、わりと似ていそう。
そこで、クハ79形として再生することにしました。

窓ガラスとして塩ビ板を、ゴム系接着剤で固定してありますが、
かなり劣化しています。
平刀で、削ぎ落し。

ま、再生って、手間のかかるモノです。

現行仕様の床板と組むためには、側板のリブが少しじゃま。

下拵えですよ。

屋根板も、パーツをすべて取り外しておきます。

実はこの車体、数年前に店主が亡くなられた模型店のジャンク箱から出てきたモノです。
ですから、故人の作品かもしれません。
なんとか、再生したいと思います。

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