鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

旧型客車のデッキは、どこで塗り分けるのか?

2018年06月06日 | ともかく視る…実車観察記 
博物館というところは、ありがたいものです。
落ち着いて、じっくり調べることができます。

前々から気になっていたことのひとつに、客車のデッキの踏み板の構造がありました。
なんどか乗ったことがある旧型客車ですが、いざ解りたいと思うと、写真などでは読みとれないものです。
先週、碓氷峠鉄道文化むらに行ったときに、このことだけは見てきました。

軽量客車ナハフ11形です。

デッキの踏み板が一段下がっていることは知っていました。
果たしてその部分は車体色なのだろうか、という疑問です。

近寄って見たら、木製の踏み板を、両脇からアングルで抱え込んでいました。

これを見る限り、踏み板だけが床下と同じ黒色です。

踏み板が木製なのは、安価でしかも滑りにくいからでしょう。

ステップが、帯板を曲げたものだということも判ります。

現役だったころはそんなことは無かったと思いますが、朽ちかけているモノもありました。

作り直してあげたいなぁ。

ついでに、ほかの保存車も見ておきました。
オハユニ61形は、木製ではありません。

ステップの取り付け方法も、違いますね。

マイネ40形は、ナハフ11形と同じ様式です。

塗りつぶしてありました。

スニ30形は、網目鋼板を曲げてあるようです。

黒色に塗りつぶした範囲が、立ち上がっていました。
よくわからないのですが、旅客車は木製、荷物車は鋼製という違いがあるのかもしれません。
安全性かメンテナンス性か、どちらを重視しているかによる違いかなぁ…とも思いましたが、はたして。

なんとなくわかりかけたので、模型に色差し。

右側のスハネ30形が、色差し後です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 墨入れというよりベタ塗り G... | トップ | クーラーの墨入れをして遊ぶ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿