鉄道模型・色差し三昧

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キットから簡単に組めるプロトタイプを探す GM#164クハ76(その3)

2019年10月02日 | 1:150 旧型国電
消費税率が改訂され、軽減税率が導入されました。
ややこしそうな気がします。
初日は、それを感じる機会はありませんでしたけど。

誤魔化しを防ぐためにも、制度は単純で例外を少なくしたほうがいいと思います。
その上で、所得の再分配をどう果たすのか、そこに知恵を働かせてほしいと。
いっぽうで。
納める側が、きちんと制度を理解すべく勉強することも、大切ですね。

さて。
クハ76形の組み立てですが、迷ってます。
どこの線区の車輌にしようかな、と。


このキットのプロトタイプは、昭和26~27年度製のグループです。
これは、便所付近の窓配置と、固定窓がHゴム化されていないことから、判ります。


さらに、便所の位置から、奇数車(横須賀線でいえば東京方)です。


仮に、反対向きの偶数車(横須賀線でいえば久里浜)を作るためには、
こちら側に便所を設けなければなりません。
すなわち、窓を埋めたり足したりする工作が必要です。


再掲画像が続きますが、前面窓はHゴム化された状態のものです。
昭和26年度製は窓枠が木製でしたから、後年改造された車輌しか該当しません。
昭和27年度製は、全車がこのスタイルで竣工しました。


ざっとした履歴を調べてみます。
奇数車も偶数車もひとまとめに、昭和26~27年度製の車輌だけを抽出しました。

昭和27年度製は、すべてが三鷹区の配置ですから、中央東線です。
編成相手は、低屋根のモハ71かモハ72850。
このままで広島に転属しましたから、普通屋根のモハ70と編成を組んだことは無いはずです。

昭和26年度製の大半は、前面の窓枠が晩年まで木製だったようです。
モハ71と組んだ三鷹車を除くと、該当するのは僅かに2輌のみ。

新前橋のクハ76037を選ぶと、偶数向け先頭車を改造で作らねばなりません。
サロ85改造のクハ77という珍車もありますね。
長岡のクハ76041なら、クハ68もしくはクハ75と組ませる編成が簡単だと思われます。
田町区の横須賀線や神領区の中央西線用とするならば、
前面を木製窓枠のものにしなければならないようです。

さて、どうしようか。
コメント
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