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寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

年末年始営業ご案内と送料無料サービス終了のお知らせ

2012年12月26日 16時04分37秒 | オンライン古書店
古本寅の子文庫でございます。
平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
年末最終発送は、30日(日)
年始初回発送は、7日となります。
今後ともご贔屓のほど、何卒お願い申し上げます。

なお、心苦しいお願いをさせて頂きます。
2004年12月開店以来、続けてきました送料無料サービスを
本年最終発送を以ちまして、終了させて頂きますので御常連様には
何卒ご了承頂きますよう、伏してお願い申し上げます。

では、少し早いですが、
どちらさまも穏やかな新年でありますようお祈り申し上げます。

発送方法について。クロネコメール便、ゆうメール、レターパックライトなど。

2012年10月09日 17時54分36秒 | オンライン古書店
最近、発送方法を使い分けている。
基本は「クロネコメール便」と「ゆうメール」だが、メール便で厚さ2cmを超えた場合、これまでは重量3kg迄は「ゆうメール」しか選択肢がなかった(勿論、送料が嵩んで良ければいくらでも「ゆうパック」を使う)。そんな折、お客さんから「レターパック」で送ってほしいと教えられて以降、現在では「ゆうメール」の範囲であっても「レターパック」に切り替えてメリットがあればこの方法を採用している。

《発送方法~おさらい》
▽クロネコメール便A4判厚さ1cm/1kgまで=80円
▽クロネコメール便A4判〃2cm/1kgまで=160円
▼クロネコメール便B4判は本年7月廃止
▽ゆうメール150gまで=180円
▽ゆうメール250gまで=210円
▽ゆうメール500gまで=290円
▽ゆうメール1kgまで=340円
▽ゆうメール2kgまで=450円
▽ゆうメール3kgまで=590円

《発送方法変更の考え方》
○基本形→厚さ2cmを超えるとゆうメール
↓厚さ2cm~3cm迄、1kg以内→10円加算で『レターパックライト』
↓厚さ2cm~3cm迄、2kg以内→無条件で『レターパックライト』
↓厚さ2cm~3cm迄、4kg以内→そんな本は重い無いと思うが『レターパックライト』
↓厚さ3cm超過で4kg以内→こんな本も有りえないと思うが『レターパックプラス』
▽レターパックプラスは交付記録希望かつ、ゆうパックと料金比較で安価であること。

《変更のメリット》
WEB追跡による未着事故防止(売買双方共~トラブル回避)
送料負担の軽減(お客さん)など。


「レターパック」は、A4サイズの特定封筒で青色の「レターパックライト」(350円)と赤色の「レターパックプラス」(500円)がある。先ず最初に、最寄の郵便局窓口で当座の使用数量を見込んで何枚かまとめ買いをしておく。両者の違いはライトが厚さ3cm迄、ポスト配達に対し、プラスは厚さ制限は無く交付記録が付く(手渡し受領印/ポスト配達不可)。最寄の郵便局が休みの土日でもポスト投函から発送できるので便利。

平成16年暮れ、オンライン古書店(今ではNET古書店と呼んだほうがふつう?)立ち上げ当初、発送方法は、ゆうメール(旧冊子小包)しかなかった。その後暫くしてクロネコメール便が安いと言ってくれたのはお客さんだった。レターパックライト(使い始めたときはレターパック350)を使い始めたのもお客さんの一声だった。お客さんに教わることは多い。いつでも初心に立ち返る、そして真摯に、謙虚に。

《サイト内関連記事》
発送方法の一部変更~クロネコメール便使います、の記事(07/2/23)

7月9日~12日発送止まります。

2012年07月08日 11時40分57秒 | オンライン古書店


明日9日から12日まで発送止まります。13日より通常に戻ります。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。
なお、6月末日でクロネコメール便のB4サイズ判(160~240円)が取扱い中止となりました。当店では『ゆうメール』に切り替えて発送しています。送料が若干高くなりますがご了承のほど、何卒お願い申し上げます。


海風 フラ 宝もの~小笠原・父島からの卒業(目撃!日本列島)を見て。

2012年04月22日 14時39分49秒 | オンライン古書店
江戸時代、流人の島として「鳥も通わぬ絶海の孤島」と怖れられた八丈島から更に南下すること700km。本土からは一千kmという果てし無い太平洋上に浮かぶ30余の島々で構成される小笠原列島(小笠原村)。昨年には世界遺産に登録され、観光スポットとしても今後益々脚光を浴びるが、本土との往来に空路はない。唯一の交通機関である小笠原海運の貨客船「おがさわら丸」が、一昼夜26時間かけて父島二見湾~東京竹芝桟橋間を行き交い郷愁を誘う。この春、小笠原村からは23名の若者が都立小笠原高校を卒業、内22名が本土に進学或いは就職を果たし、故郷の島を離れた。普段、見向きもしないNHKテレビを点ければちょうどその番組「目撃!日本列島『海風 フラ 宝もの』~小笠原・父島からの卒業」が正に始まるところだった。朝ドラも大河ドラマもたいして興味なく見たこともないが、現代の風土記とも云えるような、この手のドキュメンタリー仕立ての番組には時として心奪われることがある。23名の卒業生の中から5人に焦点を当て、フラダンスの練習から発表、卒業という過程の中で、友情とか感謝の心とか、生まれ育った島への思いを交互に織り交ぜながら3月17日の出航の時=別れを生きいきと描いて涙を誘う。恐らくは、もう都会の雑踏の中で各人は戸惑いながらも勇気を以て大きな一歩を踏み出しているであろう・・・ガンバレ!
(番組放映4/14/NHK総合)

卒業して島を離れる若人たちのテーマは「絆」
番組の中で合唱されている曲「絆」が耳に残る。


今日まで通い続けた この長い坂道も
明日からは違う坂道 登ってゆくんだろう

教室の窓から見える いつもの二見湾の
波間のキラメキが好きで 今日もながめている

尖った言葉で傷つけた
辛い日は肩を抱き合った
共に悩み打ち明けて
語り明かした夜

全てが闇に包まれても 変わらないものがある
あなたと私を結ぶ 強い絆が

7月の空を彩る 大きな天の川は
今日も また明日も 空を流れてゆく


●ogatourssさんの動画
番組と同じ2012年3月17日の出航風景。


●DREAMTIMEPROさんの動画
高校生らが見送る船上より強風の中に龍神雷神、紅白幟旗を立てる。そして果敢なるダイブ。


●minmintotteokiさんの動画
昨年(2011年)3月17日に今回と同じように卒業生を乗せた「おがさわら丸」出航の折、「送られる側から、送る側を見た」映像がUPされていたので拝借した。今回、この番組(目撃日本列島)と一連のYouTube映像を合わせ見ると「絆」をより深いものとして感じることができる。こういう若者たちの旅立ちがこの三月、全国随所で行なわれたかと思うと、明日の日本もまだまだ捨てたものではないと前向きになれる。


●sudo0124さんの動画
番組の冒頭と最後で高校生たちが踊っていた曲『大切なもの』は親しみ易く、すぐ覚えられる。

《追記》


◎『日本の島々、昔と今。』岩波文庫/有吉佐和子2009年1刷
執筆当時(S55年)は初代おがさわら丸が就航した翌年で、片道29時間(エコ運転)かかっても島の人たちは喜んでいたという。「初代おが丸」以前には40時間、そのまた先代には56時間も要していたという。今はもう売り切れて手元にはないが「太平洋戦争沈没艦船遺体調査大鑑」に依ると小笠原周辺の海底には数多くの軍艦、徴用船が今も静かに横たわり魚貝の棲家となっている。

日本の島々、昔と今。 (岩波文庫)
有吉 佐和子
岩波書店

家族の写真を撮り続けた影山光洋(正雄)

2012年04月14日 07時53分39秒 | オンライン古書店
前稿を受けてか、影山光洋(正雄)さんの一家団欒の写真を思い出した。声高々に世界平和を叫んでみたところで家族がバラバラでは何にもならない。

●『影山光洋/日本の写真家14』岩波書店1997年


影山さんは明治40年に生まれ、平成7年に死去した。(1907-1981) 戦前、戦中、戦後と50年間に亘り家族の写真を撮り続けた。

《ブログ内関連記事》
岩波写真文庫の中から~1枚の写真(2004/12/31)
岩波写真文庫101番 『戦争と日本人』 売り切れ(2005/02/04)
岩波写真文庫の整理が一段落しました。(2005/10/08)
影山正雄(光洋)の写真(2006/09/14)
岩波写真文庫『戦争と日本人』が復刻されて/赤瀬川セレクションから(2007/10/07)


日本の写真家〈14〉影山光洋
クリエーター情報なし
岩波書店

臨時休業のお知らせ~3月4日まで。

2012年02月27日 15時59分13秒 | オンライン古書店
平素より古本寅の子文庫をご愛顧頂きまして御礼申し上げます。
当店では、都合により今週(3/4迄)、臨時休業とさせて頂きます。
発送業務ほかご注文確認、買い取り・お問い合わせへの返信等一切が休止となります。
ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご容赦頂きますようお願い申し上げます。


静岡県立ガンセンター午後1時 透き通るほどの空の青さよ。

◎臨時休業の日程を3月2日・3日の両日のみと変更致しました。
宜しくお願い申し上げます。




PayPal(ペイパル)で決済、EMS(国際スピード郵便)で海外発送が便利に。

2012年02月16日 15時25分16秒 | オンライン古書店
これまで配送中の事故等リスクを警戒して海外発送には「触らぬ神に・・・」との姿勢を貫いてきたが、今般、仔細あって海外より注文を受けるにあたり、代金決済、海外発送と一連の手順を経験してみれば、従来の考え方を大いに悔い改め、今後は海外からの受注を解禁とした次第。

先ず代金の決済では、海外から国内金融機関への送金は、双方に振込手数料と受取手数料が其々数千円ずつ発生するので少額送金には適さない事がわかった。また、通常のクレジット決済については、システム運用に毎月数千円の維持費が付いて廻るのでこれも却下。そこで『PayPal』の登場となる。国をまたいで代金決済をするとき、『PayPal』は非常に簡単で処理が早い(下記ご参照)。商品の発送については『EMS(国際スピード郵便)』を利用してみた。どちらも初めての経験だが、ことのほかスムーズだったので、早速にもこれ等のサービスを寅の子文庫でも始めることにした。以下に簡単に整理してみた。

(1)『PayPal』決済について。
通常、購入代金の決済にクレジットカード払いのシステムを導入すると、当たり前のことだが毎月数千円の利用料が取られる。また更に1決済につき、4~5パーセントの決済手数料も天引きされてしまう。それに対して『PayPal』の場合ではどうか~1決済につき3,6パーセント+40円の手数料が店側に発生するのみで、その他余分な経費が要らない。今回、海外在住の方にPayPalを使うと即時入金が確認できた。決済双方が、masterまたはvisaカードのマークが付いているクレジットカード会社と契約していれば、店側がPayPal にアカウント登録するだけで国内外を問わず決済ができる。カードで支払われた代金は一時的に「PayPal口座」に入るので、都合により自身の金融口座へ移すだけ。このとき、50,000円以上の振替は無料、それ未満では250円の手数料が発生するので、あえて50,000円になるまでPayPal口座に預けておけば良い。

◎補足:ヤフーオークション「かんたん決済」にみるクレジットカードと銀行ネット決済の手数料
[かんたん決済]落札者の決済手数料
3,000円以内→108円
3,001円~6,000円→198円
6,001円~10,000円→298円
10,001円~30,000円→振込金額の5,25%
[銀行ネット決済/ジャパンネット銀行]落札者の決済手数料
10,000円以内→158円
10,001円~30,000円→198円
30,001円以上→298円
何処も似たような話だが払う側にも手数料がかかる。


(2)『EMS(国際スピード郵便)』について。
簡単に云えば、ゆうパックの海外版のようなもの。最寄の郵便局から発送でき、配達までをWEBで追跡ができる。厄介で面倒と思っていた「INVOICE」の書き方も受付窓口の説明で十分理解できた。商売で送るのでEMSラベル(貼付伝票)上のインボイスとは別に「商用インボイス=Commercial invoice」、の添付が必要となる。⇒内容品の記載項目は、古書古本(中古)であっても商用なので、『book』となり、usedとは書かない。
↓赤楕円インボイス申告欄


今回発送先は韓国だったが、WEB追跡は次のとおり。
16日10:33 引受 最寄の郵便局で発送
17日03:53 中部国際支店から発送
18日09:24 ソウル国際交換支店着
18日09:25 通関検査及び発送
20日07:36 配達局着
20日14:07 配達完了

「食わず嫌い」とはまさにこのことで、何故もっと早く気が付かなかったのだろうと後悔しきり。馴染みの郵便窓口では、トラノコブンコさんもいよいよ海外に打ってでますかーなどと冷やかされる始末・・・。またひとつ、お客さんから学ばせてもらい感謝。こんなちいさなことでも発奮材料となり、何年か振りで『買い物手引き』を刷新して意識も前向きとなった。
古本寅の子文庫の、お買い物手引き

◎補足
レンタルサーバーショップの『おちゃのこネット』でネットショップを運営している場合には、管理画面の、[ショップ運用設定]→[お支払方法設定]の選択肢から「PayPal」を選べばすぐに使えるが、送料が注文商品に対してその都度違う(送料に選択肢がある場合)では直では使えないので、[支払方法の欄を追加する]から新規にPayPalを手動で追加設定してやれば良い。実際の現場では、送料等加算した合計金額をPayPal経由で請求メールするという手順になる。

〈役に立ったサイト〉
PayPal(ペイパル)
『人生を稼ぐ』の右側カテゴリの「PayPal」に分かり易い記事があります。

都道府県別日本の中世城館調査報告書集成は東洋書林から。

2012年01月17日 18時57分31秒 | オンライン古書店
住み慣れた郷土の歴史を紐解くのは楽しい。最近では週末ともなれば、ガイドブック片手に史跡巡りを楽しんでいる中高年のグループをよく見掛ける。旧きを訪ね歩くことで、ささやかでも新しい何かを発見して、それが自身の生き方の後押しともなれば喜びも一入、またそうなれば普段、何気なくボンヤリ見ている故郷の風景がにわかに光彩を放ち始める。年末から再延長で借りっぱなしにしていた書籍も、たいして読まないうちに明日にはまた図書館へ返さなくてならない。久し振りで面白い本に出逢ったので、最近書かなくなった日記を開いてみたところ。


『都道府県別日本の中世城館調査報告書集成9 中部地方の中世城館3 静岡県』
随分と長いタイトルだが、本書は、静岡県教育委員会文化課が編集して、静岡県文化財保存協会が昭和56年3月31日に発行した『静岡県の中世城館跡』を底本とし、「東洋書林」が全都道府県版の第7回配本として2001年11月30日、写真製版により複製発刊した。発売元は都内新宿区上落合の「海路書院」とある。定価表示がないので検索すると、31,500円だった。内容については、軍事機能の高いとされる山城から防備の薄い平地の屋敷跡まで様々、各市町村別に掲載している。また次章では、50音順に各城館がどのような文献資料(古文書)に記載があるか、また、その文献の年月日、文書題名、所収刊本名、巻、頁等迄、判明できるものの掲載がある。要はこれ一冊で県下中世城館の手引き案内の書と成り得る。たとえ重厚な石垣や天を衝くような立派な天守閣など無くても良い。今は住宅地と化したのこの場所に、かって領主や武家の屋敷があり、厳然として暮らしの営みがあり、そういうものの上に今日を生きる私たちの暮らしがあるという繋がりに気づいただけでも人生は豊かなになるのではないか。


●菊判上製本(クロス張り表紙・丸背タイトバック)551頁+索引15頁、付録地図1枚(20万分の1中世城館分布図)、本書は写真製版による縮刷版なので、当初のB5版から菊版(224×148)に改めた為、本文中掲載の25,000分の1の地形図はスケール読みできないという不便さがある。また重量1,3Kgではフィールドワークには向かない。一家に一冊とは大袈裟だが、「歴史好き」には是非とも手元に置いておきたい・・・(我が家の財政では残念ながら手も足もでない)せっせと図書館通いをするしかないのだがー。
●目次
[序章]
1)調査にいたる経緯
2)調査の経緯
3)調査の方法
4)城館等一覧
[第1章]中世社会と城館
1)中世の農村
2)静岡県城館跡の時代による特色
3)戦国大名による縄張の特徴
4)地名・地籍図による城館等の復原
5)中世遺物の概要
・東部地区の中世遺物
・中部地区の中世遺物
・西部地区の中世遺物
[第2章]城館跡概説
1)東駿及び伊豆地区
2)中駿地区
3)西駿等地区
4)東遠地区
5)中遠地区
6)西遠地区
7)湖北地区
8)北遠地区
[第3章]文献所載城館等名一覧及び文献調査概要
1)文献所載城館等名一覧
凡例
・名称付城
・城A
・城B
・国府
・役所、代官所
・館
・名称付屋敷
・屋敷
・陣
・補遺
[第4章]持論
・深沢城跡
・葛山城館跡
・長久保城跡
・山中城跡
・阿部城跡
・潮城跡
・田中城跡
・高天神城跡
・二俣の三城跡
・犬居城跡
[あとがき]
・城館等名称索引
・附 静岡県主要中世城館跡等分布図(別袋)

<追記>
我が町、柿田川湧水のある清水町では8箇所の城館等記載があった。
・岩崎屋敷 / 清水町八幡字内屋敷
・泉頭城 /〃伏見字泉頭
・杉山屋敷 /〃道庭字札ノ辻
・藤泉院土居 /〃戸田字寺中
・殿ノ前 /〃的場字殿ノ前
・湯川砦 /〃湯川字辻ノ前
・戸倉城、太鼓櫓 /〃下徳倉字和田他(本城山、徳倉城、城山)
・出城山 /〃上徳倉字出城山

中部地方の中世城館〈3〉静岡 (都道府県別日本の中世城館調査報告書集成)
クリエーター情報なし
東洋書林




今日仕事初め~本年も宜しくお願い申し上げます。

2012年01月04日 17時54分39秒 | オンライン古書店
大晦日の紅白はこどもにチャンネル権を譲り、DSの小さい画面で途切れ途切れに見たが、
震災から立ち上がろうというメッセージが随所に汲み取れて例年になく良かった。

津波を被り、廃墟さながらの校舎を背に歌う長渕の「ひとつ」が沁みる。
正月休みは新年の挨拶もそこそこに、三日で切り上げた。
被災地を思い、せめて、休みを一日返上してまた今日からコツコツ頑張ります。

本年も古本寅の子文庫を宜しくお願い申し上げます。


ツイッターを始めて3週間経過、感想など。

2011年11月24日 18時23分26秒 | オンライン古書店
ツイッターを始めて三週間経った。まだ基本的操作を習得中のレベルだが、それでも結構楽しい。今朝、外出先から画像添付のツイートが簡単にできる「Twil」を試してみた。これなら携帯からWEBに繋がなくても、ふつうのEメール感覚なので使い勝手が良い。そのとき、携帯カメラの画像を「壁紙」に設定しておけば添付ファイルの容量も、1画像あたり20KB前後に抑えられるので通信料も安くて済む。これまで使い道のなかった携帯の「カメラ」がにわかに復権を果たしたかようだ。以前、この日記ブログの中でも一度だけ記事の体裁をツイッター風に綴ったことがあった。それは3,11の大震災直後、3月13日の投稿、東日本大震災、ここは被災地ではないけれど、気をつけないといけない。という記事だ。刻一刻を争う事態の変化にブログ形式の情報発信には限界がある。でも何か思いの丈を発信したいという情念にかられて、他愛もない身の回りのことを短文箇条書きで投稿したことが、何処かアタマの片隅で燻り続けていたのだろうー。そんなことが今回、ツイッターを始めたきっかけになったのかもしれない。今となってはあの非常時にツイッターを経験できなかったことが悔やまれてならない。では、ツイッターで何をしたいのかと問われれば、まだ分からない。この10年、ネット環境の普及で誰もが簡単にホームページを作成できるようになった。其々が世界に開かれたWindowに向けて情報を発信できるようになった。そしてWEB2,0の登場で情報は従来の一方通行から相互通行、いやマルチ通行までも可能となり、市井に慎ましく生きる一市民も、有名政治家も、大企業の経営者も、同じテーブルに付いて自由闊達に意見を交換できるようになった。スゴイことだと思う、世界市民ここに誕生す!の思いがした。そしてその最たるツールがツイッターやフェイスブック(未体験)ではないだろうか。あるときはメモ帳代わりに、またあるときはブログ記事へのインデックスに。わずか140字を生かすも殺すもアイデア次第、人生の第3コーナーに射しかかった中年親父には自己啓発を兼ねた頭の体操にもなる。いろんな方法を模索してみたい。


●青い海/大崎映晋/カラーブックスNo58/保育社 S39年6月1日初版
アイコンにはネット古書店らしく?お気に入りのカラーブックスを充ててみた。

《追記》11/28
午前中、近所で工場火災、黒煙がモクモクと立ち上がっている。野次馬根性で現場に向かうが警察が既に道路を封鎖して近づけない。それでも1枚遠目に撮る。こんなときタイムリーにツイートするんだろうなと閃きつつも良心が咎めた。(後であらためて考えてみた、)投稿するのは簡単だけど、でも使い方には十分気を付けないといけない。


●au/カシオW62CA、壁紙モード240×320dot/28KB
画像は付属のUSBケーブルからPCへ転送。USBドライバと画像管理ソフト(LISMO)はauのホームページから無料ダウンロードできる。

gooブログアドバンスの、カスタムテンプレートに、月別アーカイブのスクロールバーをつけた。

2011年11月06日 14時51分03秒 | オンライン古書店
有料版のgooブログアドバンス(カスタムブルー)で日記を書き始めてからもう7年になる。
最近では、月に4~5回投稿すれば良いほうで、情報発信というよりは備忘録に近い形に後ずさりしている。これなら何も290円の月謝を払ってまで維持する価値があるのだろうかとも考えてみる。日記を書き始めたとき3才だった息子(↑ヘッダの画像)はもう4年生だ。小学校でも授業の一環としてパソコン教室のようなものがあり、「お父さんのとらのこ日記を見たよ」なんて言われれば照れくさい。なかなか見本になるような親父の背中は見せてやれぬが、もっと大人になって、いろいろなものを背負うようになればまた親父の言い訳を共有できるかもしれないし、先々でサーチライトの役目を担うかもしれない。まあ所詮は我が家のアルバム代わりであることに違いないが、懲りずに続けていこう・・・親馬鹿とはよく言ったもので子どもには世話をいくら焼いても過ぎるということはない。(以上418字)

長すぎる「つぶやき」はさておいて、
[左サイドバー]の、[月別アーカイブ]に、スクロールバーをつける方法を見つけたので以下に覚書。
---------------------------
「編集画面」の、「テンプレート編集」から、HTMLとCSSの編集をする。

(1)HTML編集

<div class=”menuBar”>ENTRY ARCHIVE</div>
<div class=”menuBg”>

の部分を以下のように書き直す

<div class=”menuBar”>ENTRY ARCHIVE</div>
<div class=”menuBgEntryArchive”>


(2)CSS編集

/* 左メニューのリスト背景 */
の部分を以下のように書きかえる。

.menuBgEntryArchive {
padding: 2px
width:180px;
text-align: center;
overflow : auto ;
height : 400(数値は任意)px;


--------------------------
●考え方としては、HTMLにおいて、サイドバーの項目全てに、class="menuBgを使っているので、
「ENTRY ARCHIVE」のみ、違うスタイルを適用してやる~違うclassを与え、スタイルシートに指示すれば良い。
¶上記HTML&CSSは英数全角で表示の為、コピペは下記リンク内記事から実行してください。

《参考になったサイト》

おしえてgooの、[スクロールバー]2008/3/17質問

◎追記2012/11/4
長年使用したgooブログアドバンスの「カスタムブルー」から「ソーシャルテンプレート」に乗換えた。もうHTMLもCSSも一切弄れなくなったが、こちらはツイッターと連動しているのでフットワークが良さそう。

今更ながら・・・ツイッターに手を出しております。

2011年11月03日 21時29分57秒 | オンライン古書店
ツイッターなんて全然興味も沸かなかったが、
どういう風の吹き回しか(自分でもわからない)突然、試してみようと思う。
gooブログのアドバンス(カスタムブルー)はツイッターの機能が投稿記事に表示できないようだ。HTMLやCSSをいじってみてもさっぱり分からない。あれこれ検索して、ようやく左サイドバーにツイッターの設置ができたが、gooブログでは相性が悪いのか、今一、キチンと動いてくれない・・・でも、まあこれで良しとしよう。ついでにYoutubeも、「ブログパーツ」変換前のHTMLの値を小さく直して(Width="170"height="140")、なんとか狭い幅に収納することができた。

昔の記事で、きっと書いたことがあったかもしれない、
誰もが、自分が今、見ているのと同じように見えているとは限らない。この色が気に入って使っているのに、ほかのPCでは発色が微妙に違っているし、第一、ブラウザにより、Youtubeが見られないPCだってあるってことを忘れてはいけない。自分が見ている(きれいな)画面はほかの誰かにはキチンと映っていないことがあるのだ。

誰もが安心して、一番見やすいのはテキストページだということをいつも思い出すこと。
(以上522文字)

↓このツイッターは、次回投稿から、右サイドバーへ格納します。


↑OSによりこのツイッター画面は表示できないかも知れません(追記2012/3/12)

◎追記~2012/11/3
ツイッターを使うようになってちょうど1年経過。
いつまで経っても初心者の域を抜け出さず、しかしよれでよしとしている。
↓コレ、おススメです。1冊購入しました。

できるポケット Twitterをスマートに使いこなす基本&活用ワザ100 [できる100ワザ ツイッター 改訂新版]
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インプレスジャパン

「古代は甦る」と「死をどう生きたか」に登場する千浦美智子さんのこと。

2011年10月23日 13時50分36秒 | オンライン古書店
隣地の遺跡発掘調査に符号するように一冊の注文が入った。


●古代は甦る/矢澤高太郎/現代教養文庫1132/昭和60年

遺跡の発掘といっても実にさまざまで、糞石(ウンチの化石)から古代人の生活を探るという研究がある。アメリカやカナダでは早くからその研究は活発であったが、日本では専門の研究者はほとんどなく欧米のそれから30年は遅れていた。カナダのトロント大学でこの糞石から考古学を学び、昭和50年9月の「鳥浜貝塚」第4次調査から発掘に参加した「ミッチ千浦」こと千浦美智子さんの6年にわたる研究が凄まじい。発掘した糞石を形態(重さ・長さ・太さ)別に分類し、これを現代医学で証明されている食物の量と大便との相関関係と比較調査する。次に化学薬品で糞石をほぐして顕微鏡で調べる。結果、獣肉や、山ゴボウの繊維、タデ科の種子、魚のウロコや骨を発見をする。千浦さんは古代人のウンチ(の化石)にユニークな名前をつけた・・・排便(排泄物)の最初の部分は「はじめ」、棒状のものは「すなお」、曲がっていれば「バナナ」、最後に絞り出された部分は「しぼり」、硬い便秘の便は「コロ」、下痢気味で崩れている軟便は「チビ」・・・そんな千浦さんの糞石への取り組みはまだこれからという時、昭和57年10月2日、結腸癌の再発により東京の聖路加国際病院でその34年の短くも全力疾走の生涯を閉じた。


●千浦さんが調査・研究した鳥浜貝塚の縄文人の糞石


●在りし日の千浦美智子さん

千浦さんは昭和57年9月16日に入院して10月2日に亡くなっている。その闘病の記録を、日野原重明先生は自身の著書「死をどう生きたか(私の心に残る人びと)」の中で克明に紹介している。つい先日、百歳を迎えられた聖路加国際病院名誉医院長の日野原先生は72歳のとき、この本を書いた。45年余の内科医としての生涯の中で、主治医として600人を超える患者の臨終に立ち合い、その死を通して人間としての生き方、命の尊厳を印象づけられたという患者の一人として、千浦美智子さんは登場している。


●死をどう生きたか/日野原重明/中公新書/昭和58年
今日という一日を一所懸命に生きる。人生とはその連続でしかないように思う。

◎ブログ内関連記事~前稿(2011/10/15)
となりの畑が宅地になる(2)埋蔵文化財調査~恵ヶ後遺跡・矢口遺跡第3次調査、の記事



古代は甦る (現代教養文庫 (1132))
クリエーター情報なし
社会思想社

死をどう生きたか―私の心に残る人びと (中公新書 (686))
クリエーター情報なし
中央公論新社

さらばXP、そしてWindows7の使い勝手はいかに。

2011年10月06日 20時37分02秒 | オンライン古書店
9月26日朝、突然のPCクラッシュで、已む無くNEWマシンを購入した。
電源ボタンを押して数秒後の画面には、[Veryfyling DMI pool data-----]の文字が浮かんで起動しない。
この症状が初めて出たのはちょうど一年前。その後、しばしばこの状況に見舞われたが、市販のマニュアル本に助けられて難を逃れてきた。しかし先月くらいから次第に顕著になり、とうとうこの日お手上げ。電源ON後、F8連打もダメになり、F2連打もダメ、とうとうF11連打の再セットアップに一縷の望みをかけるがこれもダメ、反応しなくなったー。すぐさま近所にあるPC DEPOT(ピーシーデポ)にマシン本体を持ち込んだが、修理に3~4週間、修理代金48,000円以上との診断にその場でNEWマシンの購入に踏み切る。


Veryfyling pool data-------の文字が出たらBIOSの設定に問題あり。
その復旧方法としては、(1)繋いであるUSBや増設メモリを一つずつはずして、その都度電源ONしてみる。それがダメなら、(2)電源ON後すぐにF8連打、「Windows拡張オプションメニュー」に画面が切り替わったら、「セーフモード」か、「前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)」を選択してEnterを押してみる。それでもだめなら、(3)電源ON後、F2連打で「phoenix-Award BIOS CMOS Setup Utility」画面でF9を1回押して開いたボックスのN点滅(No)をY(Yes)に変更してEnterの後、F10を1回押して開いたボックスのY(Yes)の点滅を確認、Enterを押して再起動をかけてみる。それでも起動しなければ最後の手段で、(4)F11連打で、再セットアップ(購入時の状態に戻す)するしかない。しかし、F11の連打でも「Veryfyling DMI pool data-----」の文字が出てしまえばもうお手上げだそうだ(NEC電話サポート)。修理に出すしかない。


29日からNEWマシンの設定を開始して、完全復旧したのが10月5日だからちょうど一週間かかった。データバックアップも最近ではおざなりだったのでNEWマシン購入時に旧マシンより移行して貰う。しかし、ディスクトップ上に保管していた文書類(ワード・エクセル)はすべて消えてしまった。普段からこまめにバックアップを取らないとこういう時に痛い目に遭う。なお在庫管理のエクセルデータはEストアーのサーバーからダウンロード出来たので助かった。

Windows7(SP1)に触れた第一印象は(マシン性能の向上も手伝ってか)XP(SP3)に比べてとにかく早い。IE9はIE8に比べてストレスなく早い。また「Windowsliveメール」は、アカウント別にメール管理できるので従来の「Outlook Express」に比べて便利。逆に難点を挙げると、XPで普通に動いていたアプリケーションソフトのいくつかが、Windows7では使えなくなった。寅の子文庫を構築している「ホームページビルダー8」はWindows7ではVol:8から対応しているので間一髪セーフだったが、CANONのIXY DIGITAL320はUSBで直接読み取りができなくなった。


Windows7ではWindowsCE用のアクティブソニック3,0が使えない。母艦を失ったCEマシン(NECモバイルギアMCR530)の救済措置としては、98SEマシンを母艦に現役復活させて急場を凌いだ。PC本体は3度も買い換えたというのにモバイルギアのほうはハードディスクが無いせいか、10年経ってもまだまだ現役で頑張る。働き盛りでリタイアしたXPマシンはちょうど6年で壊れたことになる。昨年、メモリーを256MBX2から1GB×2に換装したばかり、せめて2014年のサポート終了までは使い続けるつもりだったのでさすがにガックリだが、しかし新しく使い始めたばかりのWindows7が今はもう気に入り始めている。


昔買った98のマニュアル本をまた使うようになるかもしれない。逆にXPの本はお蔵入り。
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●Windows7使用後~周辺機器互換性など覚書
・Canon IXYデジタル320は直接USBで読み取りができない→カードリーダーを使用するが手際が悪い。
→新たにIXY-410Fを購入、320はサブにする。
・CanonスキャナーLide90添付のphoto studio5.5は最新6.0にUPしなくともよい(ArcSoft問い合わせ済)。
→パーソナルで使うには特に問題はないとの回答。6.0へのUPは別途2,500円かかる。

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お知らせ~コンピューター入れ替えにつきご迷惑おかけしています。

2011年09月29日 18時41分31秒 | オンライン古書店
古本寅の子文庫でございます。
26日月曜、突如PCクラッシュの憂き目に遭い、本日購入マシン到着、只今諸設定作業中につき、大変ご迷惑をおかけ致しますが、今暫くメールご案内等お待ち頂きますようお願い申し上げます。

2011年9月29日 店主敬白