寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

研究社のルミナス英和辞典と和英辞典買う。

2006年04月30日 21時48分45秒 | 生活手帳
Uさんの送別会は図らずも社長さんのPocket Money!
で、浮いたお金を何に使おうかと迷ったあげくに、英語の辞書を2冊購入。
研究社、のルミナス英和辞典/3360円と和英辞典/3570円で、〆て6930円。
ともに2版で今年刷り立ての最新版です。

ちょうど1年前、ブックオフの100円棚に、ライトハウス英和辞典、を見つけて買ったばかり。
「なんで、もったいない!」という葛藤があったのですが、思い立つ日が吉日。
辞書は時代の世相をよく反映して、ページをめくっているだけでも楽しいです。
当分の間は手に取る度に、社長さんとUさんの顔が浮かんでくるでしょう。

チャレンジ(和)=トライ(英)

2006年04月29日 22時38分04秒 | 思い出のかけら
笑顔がお茶目のUさんは今月で退社
ゴールデンウィークを前に夕べ送別会

たいして話もしなかったけれど、酔いました・・・
いったい次はどんな道を歩いていくのだろう?

でも若いからまだ大丈夫~人間到る処、青山あり
前だけを見てひたすらチャレンジ!

本当にお疲れさまでした
きっといつか、また笑顔で会いしましょう

埋もれた戦記~15年戦争の本棚より

2006年04月27日 00時16分11秒 | 15年戦争
15年戦争の本棚、から本が売れると嬉しい。
コツコツと集めていた高木俊朗さんの戦記も、だいたい売れてしまった。

今、明日の発送を前に高木俊朗、の『抗命』にパラパラと目を通した。15年戦争の戦史の中でインパール作戦、ほど無謀な作戦行動は無かった。ただ一人の指揮官の名誉心の為に幾万の将兵が命を落とした。撤退途上、雨期のアラカン越えに倒れた将兵は、たちまち生きながらにして蛆に食い尽くされ、その光景は白骨街道と呼ばれた。異常な作戦指揮は軍史上稀に見る師団長の抗命事件に発展、勇気ある単独撤退をした第31師団佐藤幸徳中将は軍法会議の直前に精神異常のレッテルを貼られ更迭された。佐藤中将は自己の回想録の中で述べている。~15軍の各兵団は決して英印軍に負けたのではないぞ、我々は軍司令部に負けたのだ。軍司令官牟田口中将に負けたのだ・・・。インパール作戦の悲劇は作戦中止後、誰も責任を取る者がなかったことにあると高木さんは言う。15軍を束ねるビルマ方面軍の河辺正三軍司令官は何のお咎めも受けず翌年には陸軍大将に進級している。高木さんは本書の最後でこう結ばれている~『戦争責任を歴史の立場から、改めて厳正に追及することを、戦記、戦史は忘れてはならない。』

渋谷区神南のNさん、日付けが変わり今日送ります、よろしく頼みます。

朝7時半に来るネコ。

2006年04月25日 21時38分26秒 | バアバの生活手帳
アメリカン、を見たのは後にも先にもあの日だけ。
たとえ言葉は分らなくても、バアバにはちゃんと通じているようです。
きっと、最後のお別れを言いに来たんだね。

不思議なもので今、毎朝7時半に来る猫がいます。
アメリカンそっくりで、首輪をしたご近所の飼い猫
皆でつけた名前は『ゴトッチ!』~ゴトウさんごめん!

シッポをピーンと立てて牛乳とフードのおねだりです。
バアバも早起きして玄関の椅子でちゃんと待っていますよ。
『これまで、一度だって寄りつきゃぁしなかったのにぃ・・・可笑しいモンだねぇー。』

きっと最後のミーティングで、バアバのこと心配だから・・・
アメリカンに頼まれたんだよ。

伊豆半島(伊東)に群発地震起きる。

2006年04月23日 02時03分09秒 | オンライン古書店
ゴールデンウィークを目前に伊豆半島では今日も群発地震が頻発している。
いつも「あめまっぷ」を頼みにしている静岡の天気 観測野帳、の、観測野帳ブログ、に今回の伊豆東方沖群発地震について、毎日の地震回数がグラフで出ていた。今後、大きな地震につながらなければ・・・と心配している。

伊豆半島もその昔、昭和5年11月26日の北伊豆地震で死者272人、全壊家屋2165戸という大きな被害を出した。その爪あとは丹那盆地の丹那断層、に十分詳しい見学コースがあるが、丹那断層から約4km北に位置する田代盆地、にもひっそりと北伊豆地震の断層の記録を留めている火雷神社(からいじんじゃ)がある。

北伊豆地震では丹那盆地から田代盆地(いずれも田方郡函南町)を抜け、箱根方向に南北の丹那断層ができた。写真は本来、奥に見える石階段の中央に立っていたはずの鳥居が横ズレしているのがよく確認できる。


「災害は忘れたころにやって来る」というスローガンは実験物理学者の寺田寅彦の警句『天災は忘れたころにやって来る』から取ったと聞く。 *~寺田は昭和5年、伊東沖で群発地震が起きていた頃、日ごとの地震回数の変化とツバキの花の落ち方とが似ていることを指摘、ツバキの花の落下による群発地震のシュミレーションを描いた(*~NEWTON COLLECTION【科学の先駆者たち】より)

地震王国静岡に生まれ育ったが故、相当揺れても平常心で居られるが、寅の子文庫の乱立する本棚は免震対策ゼロ。世のオンライン古書店の諸兄、安全対策怠るなかれ。

現場帰りに富士山を見て。

2006年04月21日 23時09分51秒 | 生活手帳

17:20~由比町国道一号線バイパス上り線を時速80キロで走る。
東海道本線、国一バイパス、東名高速が交差する東海道の要所。



17:30~国一バイパス富士川架橋は長さ1500mの直線。
昨日の寒冷前線通過でいつになく水量豊富。先に見えるは東海道新幹線富士川架橋。



17:45~国一バイパスを富士市から沼津市へ入る。
富士山の手前、愛鷹山麓に広がる茶畑~愛鷹茶ももうすぐ八十八夜。


深田久弥、は【日本百名山】の中で富士山を『偉大なる通俗』と呼んだ。
この万人に愛され続ける山を毎日、飽きず見ている。
あの忌ましきB29でさえこの山を目印に飛来した。

鹿児島へ旅をしたときバスの運転手さんが、
神奈川に居る息子に会いに二度、寝台特急に乗ったがいずれも、
雲に隠れて実物を拝んだことがないとさかんにこぼしていた。

先年、富士山を世界遺産にと署名を求められたが断ったことがあった。
今となっては人手を頼まなければ富士の自然環境は維持できないが、
長い年月の果てに崩れて愛鷹山塊のようになればそれでまたよいと思う。

目標は期限を定めて・・・

2006年04月17日 23時17分54秒 | オンライン古書店
ふじいあきらさん、はサラリーマンを辞めて完全オフの状態=つまり毎日が日曜日という中でいかに自分を磨いていくか、ご自身に期限を申し渡している・・・10年間努力してテレビに出られなかったら、スッパリ諦めて広島の実家に帰ろうと、ハラを決めたそうです。「いつかはこうなりたい」という漠然とした決意では何事も成し得ない~期限を決めなければいつまでも夢は夢のまま終わってしまいます。

*古書わらべさん、~2004年11月25日
*古本海ねこさん、~2005年10月22日
*古本うさぎ書林さん、~2006年4月14日、
其々、東京都古書籍商業共協同組合に加入、夢をその手に掴んでいます。

うーん・・・
寅の子文庫もハラを決めるときが来ています、

朝日beを読んで~「ミスター神保町」

2006年04月16日 21時09分42秒 | オンライン古書店
4月15日(土)、朝日新聞beの1面が面白い。
この日の主役は神田神保町の長老~日本古書通信、社長の八木福次郎さん。八木さんに古書の魅力を訊いた~「人は死んでも書いたものは残る。読書は古人と対話しているようなもので、精神的につながっている訳です~。」またこうも言う~「今、古本ブームといわれますが、古本屋ブームが正解かな。」18才で兵庫県明石から上京、70余年この町に生きて今年91歳、人呼んで「ミスター神保町」。今も日本酒を毎晩1~2合、ロングピースを20本欠かさないと言う。詳しくは、朝日新聞beの全文掲載を一読あれ。


中村久子自伝【心の手足】お読みください。

2006年04月15日 18時23分08秒 | オンライン古書店
さわやかな秋の朝
「タオル取ってちょうだい」
「おーい」と答える良人がある
「ハーイ」という娘がおる

歯をみがく
義歯の取り外し
かおを洗う
短いけれど
指のない

まるい
つよい手が
何でもしてくれる

断端に骨のない
やわらかい腕もある
何でもしてくれる
短い手もある

あるあるある

みんなある
さわやかな
秋の朝

『あるあるある』~本文より

中村久子さんの【こころの手足/普及版】、を寅の子文庫の本棚へ載せました。

本書は中村久子著【こころの手足/春秋社刊】の自伝部分~
「第一部・いのちの珠」を底本として、総ルビを付し普及版としたものです。

サイト内検索の検索星、サイコー・・・(再考)

2006年04月14日 11時52分50秒 | オンライン古書店
昨日の続きになります~

寅の子文庫ではこれまで1年間利用したサイト内検索の検索星、を昨日ページから外しました。料金無料で設置も簡単な上、それなりに使い勝手が良くサイト内の全ページをクロールして更新ページも翌日にはヒットというスグレモノでした・・・ウチでは専ら在庫探し&本棚整理に重宝していました。しかし、昨年夏以降、サーバーのダウンと検索時間のかかり過ぎで、どうしても使い辛くなり今回、涙を飲んで撤収しました。念の為、相互リンクをお願いしてあるご同業2店の検索星についても気になり其々試してみたのですが案の定、同じ結果だったのでここに記しておきます。

*1店目は『曽野綾子』で検索~180秒まで待って辛抱できず検索中止。
*2店目は『芹沢光治良』で検索~途中トイレに立ってもまだ検索中~240秒超で中止。
確認作業をした時間帯は午前11時10分~20分の間です。

昔バブルの頃、某有名ゴルフ会員権が大量に売られて、いつ電話をかけてもプレーができないというような笑い話がありましたが、恐らくはそれに似て利用登録者数が許容範囲を超え、サーバー負荷著しく検索時間の長大化を引き起こさせているのだろうと考えています。

お店の改造終了~検索星を撤収しました。

2006年04月13日 22時31分16秒 | オンライン古書店
突貫工事のお店改造~なんとか終わりました。
今回の手術?ではこれまでトップページ以下3階層に分かれていたサイトを2階層に短縮、ジャンル別に中間分類していた2階層目の6ページを削除しました。また、全ての本棚(分類項目)をトップページ目録に一目で分るように配置、各本棚へはダイレクトに入れるように直しました。

そして、約1年間お世話になった検索星、を撤収しました。使い始めの頃はスピードが速く重宝していましたが(主として本棚管理に好都合だった)最近では平均1~2分考え込む始末。これではお客さんにお叱りを受けてしまいます。2ヶ月前からグーグルのサイト内検索と併用していました・・・。正直どちらも一長一短なところがありますが、トップページの模様替えでケジメをつけることにして、グーグル1本に絞りました。

以上、結果として1階層減ってサイトがスリムになったこと、検索星のタグをソースから外したことによりトップページの表示が気持ちよくスムーズになりました。抜本的大改造とはいきませんが、当分の間は不平の虫に目をつむってこのスタイルでまたガンバります。

壁紙と泣きべそメガネくんのお店番はご同業の、ともしび洞さん、のお店のリンク集から貰ってきました。さぁ、また明日から新着本に取り掛からないとー。

お店改造中~無い智慧、絞ってガンバル。

2006年04月12日 21時32分11秒 | オンライン古書店
サクラは散ってもオンライン古書店まだまだ花盛り。
次から次へと新店舗参入で食うか食われるかの闘い。
他店を覗くたびに隣の芝生で、良く見える!

車だって1年2年経ったらマイナーチェンジするよね。
という訳で無い智慧絞って、只今寅の子文庫改造中。

明日中にはちゃんとしたい。
今夜ご覧になられた方、
明日の晩、もういちど覗いてあげてください。

蛇口の水漏れを直して。

2006年04月11日 22時27分16秒 | 生活手帳
いよいよ洗面台の蛇口が水漏れでダメ。
ご町内の水道屋さんに頼みました。
電話をしたらスグ、ご主人の代わりにおばさんが来てくれました。
ご主人仕込みの練達でたちまち修復です。

お代を訊いたらパッキン2個だから400円でいいよ。
余分なお金は一切受け取りません。
それじゃガソリン代にもならないからー。
押し問答の末・・・1000円だけ受け取って貰いました。

おばさんは幼馴染みのお母さんです。
お歳を訊けば齢七十に届くそうです。
おじさんはお元気でしょうか・・・
昔はこんな堅気の職人さんがいつも身近にいました。
一人二人と減って寂しい限りです。

おばさんに貰ったありがとうの心を
今度は誰に返そう。

岩波写真文庫、お譲りください。

2006年04月10日 20時32分08秒 | 岩波写真文庫
岩波写真文庫の本棚は寅の子文庫の屋台骨。好きでもう20年以上集めています。インターネットを始める以前は日曜朝の電車で神田まで買出しに出かけたこともありました。大好きなことをコツコツ積み上げていると思わぬご褒美を頂くことがあります。グーグルとヤフーで各々『岩波写真文庫』と検索をかけてみます。グーグルでは20,100件のヒットがあり寅の子文庫のお店が1番に出てきます。ヤフーでは771,00件のヒットで、寅の子文庫のページが1番と2番に出ています。特にSEO対策もしていませんがほんとうに有難いです。お父さんの本棚で眠っている岩波写真文庫、是非寅の子文庫で買い取りさせてください。

●お問い合わせは、mail@toranokobunko.com