寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

激安タイヤNANKANG(ナンカン)215/60R16を履く~レガシィランカスター

2009年05月31日 08時46分35秒 | 生活手帳
タイヤにお金をかけられる人は贅沢だと思う。
定額給付金で台湾製激安タイヤNANKANG(ナンカン)を買った。
履き心地は国産メーカーと比べて遜色ないと思う。


6年も履いたRV用専用タイヤ=B'STYLE RV(ビーズスタイルRV=ブリヂストン製)はツルツルでスリップサインが何時出てもおかしくない。それでも7月の車検(平成10年式レガシィランカスター、あとまだ2年は乗れる)までは履くつもりでいたが、毎日通うホームセンターで見つけた4本セット39,800円の激安タイヤに心奪われる。検索で調べるとNANKANG(ナンカン)は戦時中に台湾にできた会社で、その後ヨコハマタイヤの技術供与あり、ヘリコプターやジェット機のタイヤも開発したということから「安かろう悪かろう」のイメージは払拭、「安物買いの銭失い」の鉄則を破って購入に踏み切る。


XR611(TOUR SPORT611)215/60R16インチ99H~オール込み(取り付けから廃タイヤ処分)で1本10,000円を切る。ちなみにそれまで購入検討していたRV専用タイヤ(playzRV/ブリヂストン=非対称形状)は4本セットで80,000円強だから半額で済んだことになる。



NANKANGを店頭で見つけてから購入するまでの3週間、
国内数社のカタログ並べて思案に暮れるよりは、買い物ついでにスーパーの駐車場で隣りに停めたクルマにチェックを入れてみる。ワンボックスカーやRV車であっても必ず専用タイヤを履いているとは限らないし、ピカピカに磨いたクラウンやセルシオでもスタンダードタイヤ(安いタイヤ)を履いている・・・。皆其々に台所事情があり、カタログ一辺倒で頭デッカチにならずに済んだ。国産以外ではミシュランを履いた車が目立ち、次にグッドイヤーと続くが韓国産タイヤには一度しか遭遇しなかった。ナンカンタイヤに履き替えてからこの一週間、国産メーカーにも引けをとらない上々の乗り心地に胸を撫で下ろしているが本当の真価は1年2年と乗り続けてみなければ分からない。今はただ「安かろう悪かろう」とならないことを祈るのみ。


●備忘メモ/ナンカンタイヤ交換時トリップメーター72,690km/2009年5月26日
購入して満11年、平成10年BH9型ランカスター。
先日、フルモデルチェンジでレガシィ5代目がデビューしたがまだまだ現役で乗る。

NANKANGの公式ホームページ

●追記(09/6/22)
横から見るとマッチョでおデブ・・・
昔泳いだ黒いチューブの浮き輪を連想してしまう。

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タイヤ交換して約1ヶ月経った。
これまで履いていたB'STYLE RV(ブリヂストン)と比べ、乗り心地は若干フワフワした感じだが騒音は別段大差なく気にならない。販売店の話では、サイドラバーというタイヤの横っ腹のゴムが国産と比べて柔らかいそうで、コーナーを攻めるような横へのストレスには気をつけたいとのこと。また、空気圧はこれまで2,0kgが正常値だったが、0,5kgは余分に張ったほうがよい、肩の減りも考えて10,000km走ったらローテーション(2,100円)するように云われている。それでも通常の運転は母さんが保育所と買い物に乗るだけなので、そんなに神経質にならず、とりあえず次の車検まで2年持てば良いと考えている。


●《追記》2011年10月18日~タイヤ交換から2年3ヶ月経過、摩耗チェック。

交換後の走行距離12,601km(85,291km-72,690km)



前輪右側スリップサイン4,4mm(溝5,9mm)
〃 左側  〃    4,4mm(溝5,9mm)いずれも任意の3か所測定平均値。
急発進も急ブレーキも殆どしないような安全運転の結果がこの数字。2年間履いた素直な実感として、国産タイヤと比べて多少フワフワな感じは否めない。ウィーン(或いはザアーっ)というような低周波音を感じるような気もする(はっきりと耳につくというわけではない)が、慣れてしまえば気にはならない。やはり国産タイヤと比べてゴム自体が柔らかいのではないか。ただ街乗り程度ならフツーな乗り心地なので、お買い得品ということか。

サマータイヤ4本 ナンカン XR-611 215/60R16 95 H NANKANG
クリエーター情報なし
ナンカン(NANKANG)

碑刻手帖2冊

2009年05月27日 11時04分46秒 | オンライン古書店
現代の字彫りはコンピューターと機械で彫る。
しかし明治時代には字彫り専門の石工=字彫り職人たちが存在した。
素人目でも石碑を見るのが楽しくなればと苦心して集めても
落ち着いて読む間もなく売り切れてしまう。
今日発送前にせめて書影を残した。


色の違うカバーを巻いてどちらも初版。
●碑刻手帖・見方と技法/森章二/木耳社/S63年7月25日初版

敗戦後の日本文化の興隆に尽くしてゆきたいという発刊精神に好感を抱く。
木耳社の本が好きだ。
WEBサイトはこちら

バアバのおしゃべりクッキング~イワシのすり身の天ぷら

2009年05月23日 06時30分27秒 | バアバの生活手帳
バアバが昔懐かしい鰯のすり身の天ぷらを揚げた。
こどもは嫌がって口にしないが青魚はDHAやEPAが豊富で栄養価も満点。




指先で頭と内臓を取り除いてすり身にする。小さい時分には擂り鉢でグリグリやるのが楽しくて手伝った記憶がある。味付けは味噌と砂糖とお酒を少々。人参・ごぼうの千切りを小麦粉で叩いて混ぜあわせれば、あとはハンバーグの形にして揚げるだけ。小麦粉で叩くのはすり身と千切りを接着させるため。コレだけ作って鰯一皿198円。家計にもやさしいかんたんメニュー、是非お試しあれ。

幻の声NHK広島8月6日(ラジオの青春1975年3月22日放送)

2009年05月14日 20時42分52秒 | 15年戦争
煩雑になりつつある15年戦争の売場本棚を整理して目に止まる。
パラパラめくるうちに一気に読んでしまう。
真実の叫びほど心を打つものはない。



1975年3月22日、『ラジオの青春』というラジオ放送50周年記念番組の最後に一視聴者からの投書が紹介された。昭和二十年八月六日、爆心地からわずか1kmに位置した広島中央放送局は被爆直後、死傷者多数を出し壊滅、放送も停止した・はずであった。統計ではこの1km円内における即日死亡率59%、その後の総死亡率90%という数字を出している。当時女学校1年生だった田辺澄子さんは原爆投下直後、放送停止した・はずの広島中央放送局から大阪局へ応援を求める女性の声を三次市近くの自宅のラジオで聞いた。その悲痛な叫びは息も絶え絶えに30分ほど続きやがてプツンと途切れたという。著者の白井久夫氏は自らが手がけたその『ラジオの青春』の一投書を手掛かりに『幻の声』の主を追い求める17年にも及ぶ取材を続けた。そして1992年、岩波新書新赤版No236『幻の声NHK広島8月6日』として日の目を見る。白井氏は最後にこう結んでいる~「ヒロシマの死者の心は、生者のヒロシマ体験の中に、なおも流れ続けていくといえよう。」

◎追記5/24
ブログ記事をお読みくださり本日売り切れ、オンライン古書店冥利に尽きる。

幻の声―NHK広島8月6日 (岩波新書)
白井 久夫
岩波書店

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代金未払い困ります。

2009年05月11日 10時20分56秒 | オンライン古書店
人は其々だが代金は期日以内にきちんと払って貰わないと困る。


こんな天気の良い日にこんな葉書を投函した。

◎追記(5/20)
本日、代金660円回収済み。
たとえ小額であってもある信念に基づいて最後まで請求を続けるつもりでいた。良書に縁すれば心は晴れ渡り人生好転に向かうと信ずる。誠意あるお支払いをしてくださると信ずるから商売が続けられるのだ。

ゴールデンウィークも貧乏暇なし。

2009年05月07日 20時26分32秒 | オンライン古書店


連休直前、役場から定額給付金84,000円の振込通知が届いた。
お兄ちゃんのクラスには9人兄弟の友だちが居て、果たして総額で幾らになるのか!思わず他人の財布が気になる。うちでは12年目を乗ることに決めたレガシイのタイヤ購入資金に充てる。結局ゴールデンウィーク中は遠出もせず4月28日~5月4日まで災害時の避難訓練とキャンプ気分を兼ねて車中7泊を子どもと楽しむ(子どもが楽しむ)

◎5/10追記

昨夜、お兄ちゃんがもう一晩だけというので車中泊。
後席を前に倒せば大人がゴロンと寝られるスペースが確保できる。7月に満11年で車検が切れ、買い換えも検討中だったがあと2年延長して乗ることに決めた。


連休中に溜まった支払いを、ゆうちょ銀行とジャパンネット銀行から送金して気が付いた。ゆうちょ銀行はログイン画面が変わった。これまで、ぱるる送金時に取られていた手数料110円は月5回まで無料となる。しかし今日既に5回使ったので次からまた110円取られてしまう(5回などとケチを云わず全部無料にすればゆうちょ株も上がるだろうにーー;)ジャパンネット銀行のほうはと云えば、窓口は本店営業部一本だけと思いきや、アンドロメダやハクチョウ・フラミンゴ?果てはうさぎやキリンなど星座や動植物名の支店がズラリ揃っていつの間にやらとオドロク。

相変わらず貧乏暇なしで腰を据えて日記に向かう余裕もなく気が付けばはひと月もおざなり。久し振りにリンク集を辿ればしましまブックスはお店を構え、古書さりいはリンクが切れたまま・・・閉店したのだろうか???オンライン古書店も悲喜こもごも・・・さあ寅の子文庫は夏に向けてコツコツとがんばろう。

◎今日発送した本、宝塚『歌劇』1980年5月号から~


月組男役スター、世れんか(原田公子さん)は昭和55年4月3日、脊髄しゅようのため急逝した。手元に残しておきたい『歌劇』はいつも右から左に売れてしまう。