寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

アマチュア無線局の免許更新は5年に一度、お忘れなく。

2008年03月04日 04時43分13秒 | ラジオとアマチュア無線
CQを出さないアマチュア無線家にも、
5年に一度、局免許の更新がやってくる。これをサボると違法運用となり「一年以下の懲役又は100万円以下の罰金」という痛い目に遭うこともある。現に毎年若干名が見せしめの為テレビニュースで吊るし上げられている。更新手続きは面倒ではない、ただ「有効期間が満了する一ヶ月前までが提出期限」となるのでうっかり期限切れにならぬよう注意する・・・実は昨日、新しい無線局免許状が無事届いてまた5年間お世話になる。


父さんの場合、平成20年3月5日(明日)が有効期限で更新に気がついたのがなんとちょうど一ヶ月前の2月5日の朝だった。すぐさま所轄の東海総合通信局に電話をかけると今日(2月5日)を過ぎると更新手続きは無効になるので今日の消印で簡易書留にして送るように指導を受けた。1日でも過ぎてしまうとまた開局の手続きからやり直さなくてはならない(費用も余分にかかる)。幸い更新手続きの用紙は以前に買ってあったので急いで近所の郵便局へ走る。用紙は街の無線屋さんで買ってもいいし、パソコンができる環境があればダウンロードで無料入手できる。更新にかかる費用は3,050円、局で収入印紙を買って貼付する。

届いた免許状を見ると電波型式の欄が昔勉強で慣れ親しんだA3・A3J・F3などの記号から一括記載コードというややこしい新表示に変更されている。
・4HA~3537,5KHz・7,050KHz・21225KHz・24940KHz
・4HD~3798KHz
・4VA~28,85MHz・52MHz・145MHz・435MHz
これ等は申請や記載上の簡素化を行うためのコードとかで工事設計書(申請書の22以降の欄)には適用しない。抑圧搬送波のSSBは従来のA3JからJ3Eへ変更したが免許状への記載は一括記載コードなので非常に解りづらい。


シール(無線局免許証票)を貼れば局免の携行が免除される。
画像のハンディ機は平成10年に購入したケンウッド社製TH-K7。
145/430MHzデュアルバンド、出力0,3W、(単3乾電池2本)
手軽に使えて操作は簡単、マニュアルも要らない。ロケーション次第では20~30km離れていても楽に通信できる。またイヤホーンコードがアンテナ代わりとなりFM放送をケンウッドらしい透き通った音色で楽しむこともできる。残念ながらもう製造終了しているので新品を店頭で見ることはない。できれば程度の良い中古を1台、スペアで入手したいー。

いざ、というときのラジオとアマチュア無線

2007年07月20日 07時31分56秒 | ラジオとアマチュア無線

16日の新潟・中越沖地震の当日は家族で知多半島を走っていた。
カーラジオの周波数が合わなかったので終日ニュースは耳に入らず、こともあろうに翌朝、自ら配る朝刊の一面で大惨事を知る。

いざという時には携帯よりアマチュア無線が信頼できる。FM波のハンディ機(145/430Mhz)を常時携行していれば必ず役に立つ。画像にあるのはケンウッドの[TH79]FMハンディ機で10年使ってまだ壊れない。シガーソケットから電源を供給して5Wの送信出力がある。アンテナ端子に別売りの簡易アンテナを繋いで車の屋根にマグネットで立てればロケーション次第では数十キロ離れても交信できる。

この日も430(ヨンサンマル)のメインチャンネル(433,00Mhz)で待機していたがさすがにFM波では地震に関するQSO(交信)はワッチできなかった。旅先では980円のAMラジオが1台でもあれば、何かと便利かもしれない。



愛知県知多市、名鉄常滑線古見駅付近@かあさんは高校時代のともだちに会う

※補足
[10万分の一、リンクルミリオン中部道路地図/1999]を見ると知多半島は平坦地ばかりで山地もなく随所に小さな湖沼?が目につく。【旺文社図説学習/日本の地理5中部地方】S53年版から知多半島を調べてみた。要約すると昔より干害に苦しみ瀬戸内地方と並び、ため池の多い地域、昭和36年には5年間の突貫工事の末、木曽川から水を引く愛知用水が完成した。しかし水田より畑地灌漑重視と負担金の重さから農民の受益返上があいつぎ、いっぽうでは高度成長に伴う工業の発展から農業用水としてよりも工業・水道用水としての貢献が高いとあった。

《紹介したいサイト》
アマチュア無線7LC4CWの、無線と非常通信のページ
水土里ネット愛知用水/愛知用水土地改良区

こどもの日、特定小電力トランシーバーの威力

2007年05月06日 07時14分00秒 | ラジオとアマチュア無線
CQを出さないアマチュア無線家の父さんは、
コテツと近所の本城山へとトランシーバー持ってミニミニ登山。海抜わずか75mの山頂にある展望台を目指した。所要時間は駐車場から15分のミニハイキングで約2,1km離れた自宅2階ベランダ待機の母さんと特定小電力トランシーバーで交信を試みる。


頂上までコテツの足でも20分とかからない。途中大きなスズメバチと遭遇。こんなときの為にも長袖・帽子は必須アイテム。



山頂は憩いの場、パノラマ展望台に立てば富士山をはじめ360度の景色がバッチリ楽しめる。戦争中この場所には木製の高射砲陣地があってB29を威嚇したらしい。はるか戦国時代まで遡ればここは後北条氏の支城で戸倉城が縄張りを巡らせていた。


ここから、うちまで直線距離で2,1km。
今から話すよ~・・・先ず携帯で電話してからニコンの8倍双眼鏡を覗くと2階ベランダでアンパンマン人形を左右に振る母さんがかろうじて確認できる。


グーグルアースで平面図にするとこんな感じ。


モシモシ、
コチラてっちゃんデス、
オカアサン、キコエマスカ?
ハイ、こちらおかあさんデス、
よく聞こえています!!!
バンザーイ!!交信大成功!!!

受信感度を5段階評価のメリット(merit=了解度)でいうと、山頂側でメリット3(かなり困難だが了解できる)ベランダ側がメリット4(実用上、困難なく受信できる)

トランシーバーの出力は10mW(ダイソーで買った単三アルカリ乾電池各3本)アマチュア無線で使う1Wハンディ機と比べるとわずかに1/100程度だが見通しで距離を稼ぐとけっこう離れていても交信可能でたのしい。ゴミゴミした市街地ではせいぜい100mも飛べばよいほう。


そう遠くない父さんの夢・・・
こどもたちとアマチュア無線をやりたい。
使用した特定小電力トランシーバーはケンウッドUBZ-L5(1992年製)

UBZ-L5のブログ内関連記事はこちら

アマチュア無線のことならなんでも、日本アマチュア無線連盟の公式サイト

BOSEにはかないませんが。

2006年05月28日 08時20分35秒 | ラジオとアマチュア無線
BOSE のウェーブレディオってほしいけど通販じゃ試聴もできないし・・・
広告には「管共鳴の原理」で、どうも音色がよくなるらしい。
ならばウチでも!

毎日、梱包に使っているガムテープの上にラジオを置いてみた。
ただ、それだけ~するとどうだろうー。
980円のオシミナイラジオが迫力のサウンドに!!


・・・BOSEには敵わないけどね。

海外日本語放送を聞こう!お手軽な短波ラジオを買う。

2006年03月05日 22時59分03秒 | ラジオとアマチュア無線

ラジオNIKKEI、1月26日のニュースよるとソニーが国内ラジオ生産を終了するそうです。
トラジスターで世界を制したソニーがラジオ生産を打ち切るとは・・・なんとも悲しい話です。

先日、近所のホームセンターで短波放送の聴けるラジオを1980円で買いました。オーム電機と言うメーカーの【RAD-S311N】、無造作にも吊り下げパッケージで売られていました。1992年に買った(当時1万強)SONYのICF-SW20を並べて置いてもほとんど同じ寸法(わずかに大きい)、耳で聞き比べた夜間の短波受信性能も遜色ないようです。ただ音色が若干高いかなぁ、という感じがしました。ダイヤル目盛り表示が値段の割りに確りした作りで見ているうちに、つい往年のBCL時代のスカイセンサーやクーガを思い出してしまいました。ソニーのICF-SW20はチューニング指針が上下方向にスライドするのに対してRAD-S311Nは横方法仕様となっています。短波受信帯は9バンド~60・49・41・31・25・21・19・16・13mをカバーしてあり、これだけで現行の海外日本語放送は全て受信可能です。参考までにICF-SW20は75・49・31・25・19・16・13mと7バンドをカバー。
何としてもお手頃価格で惜しみなく使えるのが嬉しいですね。



オーム電機製=Swave【RAD-S311N】 定価1980円
*大きさ 118X75X29/重さ220g(単3X2含む)
7段ロッドアンテナ/背面ラジオスタンド/イヤホン端子/AC・DCアダプタ端子/
発光インジケータ~緑色/受信、赤色/電源 *MADE IN CHINA
*受信周波数(11バンド)
・AM:530~1605khz
・FM:76~108Mhz(TV:1~3ch)
・SW1:60m(4.60~5.20)
・SW2:49m(5.75~6.40) *NSB1・2 *ラジオ韓国 *朝鮮の声 *ロシアの声 
・SW3:41m(6.95~7.65) *北京放送 *台湾国際放送
・SW4:31m(9.30~9.90) *朝鮮の声 *インドネシアの声 *太平洋の声 *イランイスラム
・SW5:25m(11.55~12.10) *アルゼンチン(RAE)
・SW6:21m(13.55~13.85)
・SW7:19m(14.85~15.80)
・SW8:16m(17.40~18.05)
・SW9:13m(21.30~21.95)
*ソニーICF-SW20については、短波ラジオの感度測定 をご覧ください。
SONY FM/MW/SW1-7 ワールドバンドレシーバ ICF-SW22(JE)
クリエーター情報なし
ソニー

DE1123 AM/FM/短波ラジオ・138時間録音・MP3再生・ボイス録音
クリエーター情報なし
Agenius(HK) Electronics Co.,Ltd

今もずうっと、夢見るBCL少年~海外日本語放送を聴く

2006年02月18日 21時04分06秒 | ラジオとアマチュア無線
この一週間、体調が思わしくないので日付が変わる前に就寝した。
オンライン古書店など身体に良い稼業ではない。オリンピックなど、とても起きてはいられない。枕元に昔買ったワールドバンドレシーバー(ソニーICF-SW55)を置いて専ら短波放送で海外日本語放送をおやすみタイマーをかけて聴いていた。

BCLラジオと言えばソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガ。もう周波数は忘れてしまったが手探りにアンデスの声を入感したときは思わずバンザイをした!9760KHzと言えばラジオオーストラリアのワルティングマチルダが今も耳の奥で聞えている。しかしどちらももう局を閉鎖、【短波】という雑誌もいつしか消えてしまった。【CQハムラジオ誌2006年1月号】付録によると海外の日本語放送局はわずかに17カ国のみ。こんなところからも日本の世界における信頼度を窺がい知ることができる。

【ワールドバンドレシーバーICF-SW55/ソニー】スペック
AM:150-29999KHz
FM:76.0-90.0MHz
TV:103.0-108.0MHz(1-3Ch)
実用最大出力:400mW
メモリー:1ページ5局X25ページ、計75局
おやすみタイマー:15・30・45・60分選択
おはようタイマー/液晶バックライト10秒
電源:単3X4本またはDC6V
寸法:約194X127X39mm/重さ900g(電池含む)
・AM受信時周波数ステップ:1KHz(SLOW/FAST)
・SSB受信モード:AM・USB・LSB(WIDE/NARR)
購入年月日1995/6/10
一目で分る世界の昼と夜の液晶画面が便利、まだまだ現役です。

*詳しい周波数は、BCL、海外日本語放送リスニングのホームページをどうぞ。

トランシーバーの効用。

2005年10月05日 20時22分14秒 | ラジオとアマチュア無線
坐骨神経痛で思うように任せない中、せめて楽しいことでもと思いつき、1階と2階の連絡用にと、押し入れで埃を被っていた特定小電力トランシーバーを出してみました。もう10年以上も継続して、月1回のボランティア、駐車場で車の誘導に使っていた年季モノですが、2年ほど前、片方の1台がPTTボタンを押しても送信出力が出ず通話不能となって以降、お蔵入りしていました。今回マニュアルを開いて、オールリセットの操作したら果たして、元通り元気に使えるようになりバンザイ!とらのこも大喜びです。胴体に巻いた輪ゴムは電池カバーのフックが壊れて蓋が開いてしまうのを防ぐ為のもの~2台ともグルグル巻きです。

痛みが引いて元気になったら、とらのこと肩から水筒下げて帽子も被って、近所の背の低い山へ登ぼるつもり、うちで洗濯しながら待機のお母ちゃん、と通話テストを試みてみよう!などと企んでいます。(いずれ、とらのこにもアマチュア無線の免許を取らせたい) 電波の届く範囲はマニュアルによると市街地で100~200m、郊外で1~2kmとありますが、標高差で見通し距離を稼げば4~5kmは充分可能ではないかと考えています。
さて、山は何処にするか、それがが問題・・・。

*ケンウッド・デミトスUBZ-L5(購入1992年)
送受信周波数422.2~422.3MHz(9チャンネル/12.5Khzステップ)
送信出力 10mW
供給電源 単3乾電池X3
使用時間目安 約40時間(アルカリ使用時)
付属品 ハンドマイクSMC-33/コールトーン機能付)

CQを出さない?アマチュア無線家としてはハンディ機よりこちらが性に合っている。
ケンウッド(KENWOOD) デミトス 特定小電力トランシーバー UBZ-LM20 マニキュールレッド UBZ-LM20RD
クリエーター情報なし
ケンウッド(KENWOOD)

ケンウッド(KENWOOD) デミトス 特定小電力トランシーバー UBZ-LK20 イエロー
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ケンウッド(KENWOOD)

FTH-107 スタンダード (STANDARD) 乾電池1本の防水型トランシーバー 無線インカム FTH-107
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スタンダード