寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

毎日飲みたい。田農牛乳おいしいです!

2009年11月19日 18時45分18秒 | 生活手帳
16日、月曜日の静岡新聞朝刊に田農(デンノウ)牛乳の記事を見つけた。


11日の伊豆日日新聞にも同様の記事が出ていたが、そちらのほうはうっかり本の発送に使ってしまった。静岡新聞の記事によれば、県立田方農業高校(愛称=デンノウ)では動物科学科生産動物コースの生徒ら22人が365日交替で13頭の乳牛を校内飼育している。乳牛は全て校内生まれの校内育ち、同校の牧草畑で有機栽培した牧草を食べ、乳製品加工まで一貫して行っている。この度、同校のミルクプラントを改築したことにより保健所の許可が取れて一般販売が可能となった。元函南(かんなみ)町庁舎跡地のJA三島函南直売所「フレッシュ」で毎週一回、木曜日正午より販売とのこと(今日で2回目)



◎パッケージには学校の徽章が刷り込んである。


田農牛乳は、75度以上15分殺菌という高温保持殺菌法で製造している。普通一般に売られている牛乳(超高温短時間殺菌=130度2秒など)に比べて風味・栄養成分が損なわれにくいという。田農牛乳・田農コーヒーどちらも200ml入り80円。


お膝元、函南東部農協=酪農王国オラッチェの「丹那牛乳」に真向勝負を挑む高校生たちの田農牛乳はまろやかで美味、是非一度お試しあれ。


◎耕友讃歌・田方農高の百年/静岡新聞社/2001年11月16日初版
田方農業高校(デンノウ)は今年創立107年を数える。7月の全国高校野球(甲子園大会)静岡県予選では久し振りに嬉しい初戦突破を果たした。先週には恒例の文化祭=田農祭を賑やかに開催したばかりだ。田農は、郷土の先達、仁田大八郎(にっただいはちろう) 31歳の時、群立田方農林学校を創設して現在に至る。少子化問題に揺れる県東部伊豆の高等学校の中で、県立長泉高校は昨年度卒業式を以って開校わずか23年で幕を閉じた。県立大仁(おおひと)高校も女子高から男女共学で生き残りを図ったものの来春、修善寺工業と合併、91年の歴史を閉じる。今、普通科高校が色褪せていく中で、ユニークな学習科目を揃え、伸び伸びと生きた勉強ができる同校は注目に値する。

◎今、見てほしいサイト~静岡県立田方農業高等学校
◎ブログ内関連記事~オラッチェ(おらっち)は丹那牛乳、の記事(06/4/24)

おちゃのこショップにいよいよ、岩波写真文庫登場します。

2009年11月17日 20時36分15秒 | 岩波写真文庫
岩波写真文庫との出会いは、恐らくは東京神田の小宮山書店であったと記憶している。まだ駆け出しの営業マンで、ふらり時間つぶしに覘いた奥の2階か、3階へ上がる階段の途中の棚に、無造作に平積みしてあったのを手にしたときの感動をまだ鮮烈に憶えている。以来20数年、この小冊子の虜となり、より保存状態の良いナンバーを買い求める旅?が始まったのだ。今回、おちゃのこショップの本棚にUP予定の全286冊は、寅の子文庫本店売場本棚とは別の在庫であり、文字通り「寅の子」の286冊放出となる。
●新着UPは11月下旬以降予定しています。
古本寅の子文庫の、おちゃのこショップ


◎グラフィックレポート日本人のふるさと/1995年2月24日初版
本書は写真文庫各ナンバーより写真を選りすぐった。
1950年代に生きた日本人の暮らしを一冊に集約している。
◎ブログ内関連記事~グラフィックレポートの本棚から(06/2/7)

古本買い取り、少しずつ再開しています。

2009年11月10日 16時55分08秒 | オンライン古書店
特にSEO対策を施しているということもないのだが・・・
どういう訳か、買い取り依頼のメールが毎日続いている。大抵はジャンルを訊いてお断りをするのだが、それでも小口でミカン箱1箱程度ならお付き合いをしないわけでもない。書庫は相変わらず飽和状態、目立たない程度に母屋の二階に運んでいたが、いつしか足の踏み場も無くなり、8月を以ってあえなく買い取り休止。でも一念発起して整理整頓したら、床が見えるってうれしい。
ジャンルに制限をかけていますが、古書古本買い取り少しずつ再開しています。


早いもので今年もあと一ヵ月半。
ラストスパートかけて、おちゃのこショップへ新着UP1000冊頑張る。

兵役を拒否した日本人~灯台社の戦時下抵抗/岩波新書828を読む

2009年11月05日 07時56分09秒 | 15年戦争
兵役を逃れようと徴兵検査で醤油を飲んで身体を壊す者は居ても、軍隊という特殊な集団生活の場において、銃を返上してまで兵役を拒否する者は居ない。しかし15年戦争の最中、三人の兵士がほぼ時を同じくして上官に対し兵役拒否を申し出ている。即ち、明石真人と村本一生は、東京青山にある第一師団の軍法会議にかけられ、其々三年と二年の懲役刑を言い渡され、即日陸軍刑務所の独房へ入った。もう一人、三浦忠治は香川県善通寺の第11師団にあって懲役二年の刑に処せられている。彼らはともにキリスト教(タッチタワー:米国無教会キリスト者集団)灯台社の社員(信者)であった。以後、灯台社は過酷な弾圧に遭い、主幹明石順三は治安維持法違反の罪で懲役十年、妻の静栄も三年六ヶ月の二審結審を受ける。戦時下に非戦の抵抗を貫き投獄された明石と村本の師弟は戦後、出獄し再会を果たす。二人は手を取り合い、明石が「おもしろかったね」と言うと村本は「そうでしたね」とにっこり返した。やがて灯台社はアメリカのタッチタワー総本部と袂を分かち伝道の実践活動から離れていく。


◎兵役を拒否した日本人~灯台社の戦時下抵抗/稲垣真実著/岩波新書1972年


兵役を拒否した日本人―灯台社の戦時下抵抗 (1972年) (岩波新書)
稲垣 真美
岩波書店

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季節型インフルエンザのワクチン、在庫切れにご注意

2009年11月03日 09時08分13秒 | 生活手帳
チビちゃんのおたふく風邪がようやく一息ついたと思えば、今度はお兄ちゃんのクラスがインフルエンザで学級閉鎖。保育園児一人にてんてこ舞いなのに、更に追い討ちをかけてお兄ちゃんまでウチに居るとなると、もう古本屋どころではない。母さんが戻る夕方まで、バアバと交替で面倒をみる・・・学級閉鎖のほうは、明日で一週間になる。



朝、バアバを季節型インフルエンザの予防接種に連れて行けば、既に30人ほどが順番を待っていた。夕方、今度はお兄ちゃんと別のお医者さんに行くと、やはり溢れんばかりの順番待ち。とうさんは打ってもらったが、お兄ちゃんのほうは、チビちゃんのおたふく風邪が潜伏しているかもしれないので一ヶ月の間を空けないと打てないとのこと。でもこんな盛況?ぶりでは一ヶ月どころではない、数日で在庫切れになってしまうのではとちょっと心配。