寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

アゲハ蝶が羽化した。

2010年07月20日 16時24分55秒 | ちいさな生き物たち
新聞配達から戻ってくると
バアバがアゲハ蝶が羽化してるよと教えてくれた。


●朝6時9分、
庭先にあるネコの額ほどの家庭菜園の中でキュウリの支柱にアゲハ蝶がサナギを脱いだばかりの様子。まだ羽根の先が柔らかく丸まっている。
※このアゲハの幼虫はまだ10日ほど前、この支柱につかまってジッとしていたのをバアバから教えられていたが画像に残していなかったのは残念。4mほど離れた山椒の葉に複数匹居たのがここまで這ってきたのだろうか?アゲハの幼虫がキュウリの葉を食べていたとは思えない。


●7時58分、
すっかり羽根の先までピンと伸びて、これなら心配要らない。いつでも飛び立てそうだ。


●8時48分、
もう何処かへ飛び立ってしまった。鳥、クモの巣、カマキリ・・・自然界は天敵だらけ。小さな命、かんばれ。


●丸い円内がサナギのカラで大きさ3cm、地面からの高さは55cm。サナギの位置は午前11時から夕方5時まで直射日光が当たる。この暑さでサナギの中は一体どうやって温度調節しているのだろう。
ネコの額ほどの家庭菜園にはきゅうりが4本植わっている。


◎小学生ポケット図鑑1[こん虫]/学研/昭和63年/定価500円
お兄ちゃんの机の本棚から1冊抜いてきた。
表紙に出ているのがズバリ、アゲハ蝶。
こん虫 (小学生ポケット図鑑 (1))

学研

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◎追記~8/16
収穫はお兄ちゃんの仕事。ナス、トマト、しし唐と植えたがキュウリが一番良く取れる。
まだ小さいと思っていても翌日には倍くらい大きくなる。新鮮取れたてのキュウリ表面にはツブツブ状の突起(トゲ?)があってお兄ちゃんの柔らかい手のひらではちょっとチクチクする。


今年初めて蝉が鳴いた~梅雨明けも近いのか。

2010年07月14日 17時29分19秒 | ちいさな生き物たち
お兄ちゃんが学校の帰り道に蝉の幼虫を捕まえて帰宅。
何でも道路を這っていたのを車に轢かれては可哀想と助けてやったとのこと。


●夕方4時、庭の柿木の幹に這わせてやった。


●どんどんよじ登って、すぐに手が届かなくなった。


●夜7時、懐中電灯で照らすともう羽化は終っていた。
ちゃんと葉の裏側につかまってカラを脱いで、
雨に打たれるのを未然に防いでいる。
生まれて初めて地上に出てきて、生きる智慧をフル回転させている。


●今朝6時、近くで今年初めて蝉の声を聞いた。
この蝉がないたのかも知れない。
それにしても今年の梅雨はよく降った。


●夕方5時20分、
お母さんから携帯が入った~東の空に虹が出てるよ。
梅雨明けも近そうだ。

地球温暖化?それとも単なる異常気象のせい?今年の梅雨前線は例年になく日本列島を縦断するように停滞して各地で大雨による被害が続出している。ネットが繋がる環境にあれば24時間リアルタイムで見れるアメダス・レーダー・ナウキャストを活用して防災に備えたい。

気象庁のサイト
気象予報~ウェザーニュースのサイト
国土交通省~川の防災情報のサイト

伊豆箱根鉄道(イズッパコ)の気になる車窓風景~大仁・牧の郷区間。

2010年07月09日 15時25分43秒 | 生活手帳
子どもと乗る電車は楽しい。
通称イズッパコ=伊豆箱根鉄道駿豆線(すんずせん)はJR三島駅から分岐して修善寺までわずか30分の単線。平日の朝夕は沿線の高校生やサラリーマンの通勤通学の足で混雑するが、土日ともなればのんびり座れて田舎の景色を満喫できる。そんな『イズッパコ』で気になる車窓風景がある。終点修善寺駅の手前、大仁(おおひと)駅~牧之郷(まきのごう)駅の間の線路脇に祠がポツンと佇んでいて中に五輪の塔が見える。お兄ちゃんと乗った2004年の写真に偶然写りこんでいたので、今回は待ち構えてわざと同じような構図にしてシャッターを切った。


●弟、2010年6月


●兄、2004年6月

見当をつけてネットで検索[伊豆市 牧之郷 祠]すると30件のヒットの中に答えが見つかった。即ち、伊豆で源頼朝が平氏打倒の旗上げをしたとき、馳せ参じた武将の墓所で名前を加藤景廉(かとうかげかど)という。景廉は治承4年(1180年)、頼朝挙兵にあたり、父景員(かげかず)兄光員(みつかず)等と従軍して、伊豆目代山木判官平兼隆を討った。その後、源範頼に従い平氏討伐に西海を転戦、更には奥州藤原征伐にも随従した。鎌倉開府後も幕府に仕え、途中所領替えや没収の憂き目に遭いながらも承久3年(1221年)5月30日、伊豆国狩野庄牧郷地頭職を拝領して同年8月3日没している(コンサイス日本人名辞典・鎌倉室町人名事典参考)。時代は変わっても滅私奉公する身は武士もサラリーマンもみな同じで辛い。気になっていた車窓風景からほんの少しだけ郷土の歴史を紐解いて当時の武家社会に思いを馳せてみた。


◎鎌倉・室町人名事典/新人物往来社/平成2年
加藤景廉の他、父景員(かげかず)兄光員(みつかず)平兼隆(山木兼隆)も出ていた。


●赤いポインターが墓所の所在=伊豆市牧之郷90-1
[ユーザー地図]をクリックして航空写真に切り替えると祠が上空から視認できます。


終点の修善寺駅ホームにて。
イズッパコは三島駅から修善寺駅まで全部で13駅ある。

《参考になったサイト》
鎌倉時代を歩く 弐、のサイトに詳しい説明があります。
《イズッパコ全線区間の沿線風景が車両運転台から楽しめるサイト》
たわたわのページ、の早移動サイトマップから伊豆箱根鉄道駿豆線をクリック

鉄道の旅手帖 乗った路線をぬりつぶしてつくる自分だけの旅の記録
ブルーガイド
実業之日本社

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鎌倉・室町人名事典
クリエーター情報なし
新人物往来社

対訳サザエさんで楽しくバイリンガル。

2010年07月07日 17時36分13秒 | オンライン古書店
楽天やユニクロでは2012年から社内公用語?を英語で統一するという。
役員幹部はいざ知らず、一般職社員に至ってはさぞかし大変だろう。文書だって当然英語で書くようになるのだからー。話は飛ぶが、カレッジクラウン英和辞典第2版/三省堂(1977年)の冒頭に、「語義は多くの場合いかに精密にしようと試みても訳語の段階を超えることはむずかしい、この欠を補うには質の良い用例を豊富に与え、用例をして語らしめる」等云々とあった。社会人の語学教習はマイペースで楽しいほうが良い。バイリンガルコミックが疲れた脳細胞をリフレッシュしてくれる。


◎対訳サザエさん/講談社と、ピーナツブック/ツル・コミック社
サザエさんは日本人の一般家庭の代表で、戦後社会を風刺たっぷりに逞しく生きるその姿に読み手自身のオーバーラップを誘う。そのアメリカ版がチャーリーブラウンやスヌーピーでお馴染みのピーナツブック(PEANUTS BOOKS)で、どちらも日米を代表する4コマ漫画の傑作。


◎カレッジクラウン英和辞典第2版/三省堂(1977年)
大塚高信・吉川美夫・河村重治郎共編
収録10万語、用例10万5千、語源記述が詳しいのが良い。


対訳サザエさん (1) (Bilingual Comics)
長谷川 町子
講談社インターナショナル

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A peanuts book featuring Snoopy (1)
チャールズ M.シュルツ,谷川 俊太郎,Charles M. Schulz
角川書店

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カレッジクラウン英和辞典 第2版新装版

三省堂

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朝にヒバカリ、夕方シマヘビ~一日でヘビ2匹に遭遇。

2010年07月05日 17時46分18秒 | ちいさな生き物たち
今朝5時頃、新聞配達の途中で小さなヘビ(ヒバカリ?)に遭遇。
住宅地に接続する4m道路を体をくねらせて横断しているところを偶然見つけた。確かちょうど昨年の今頃にも、ヒバカリの幼蛇を見つけたことがあった。今朝見つけたのは、全体が真っ黒で斑点等は見当たらず、腹は白く全長は15cmほど。まだ孵化して間もないのだろう、しかし住宅地の真ん中でヘビが棲息しているとは何とも信じ難い。そのまま見過ごしてしまえば車に轢かれるのは必定、民家の裏庭に放してやっても飼いネコや野鳥の餌食となること時間の問題であるし、結局自転車のカゴに入れて持ち帰った。













朝6時40分、
お兄ちゃんの登校時間に合わせて田んぼが近い土手の藪へと逃がしてやった。
お兄ちゃんの奴、ほんとうは学校に持って行きたかったに違いない。
でも逃がしてくれてありがとう。


この記事を書いている今(夕方5時)、近所の児童公園脇の町道でお兄ちゃんたちがシマヘビを見つけたと息巻いて飛び込んできた。どういう状況で採集したのか分からないが、うちへ持って帰ったときにはもう死んでいた。体長60cmほどなので、一冬越えたばかりのまだ若いヘビではないか。捕まえたときにお腹?が痙攣していたと話していたが子ども等の言い分では要領を得ず、故意に殺生したような外傷も見当たらず何としても残念だった。可愛そうなので庭に埋めてやった。

《追記7/6》
午前中、発送に出掛けようと車を屋敷内から出したとたん、道路でシマヘビが轢かれて死んでいた。腹が2箇所から裂けて内臓が飛び出ていた。昨日の夕方埋葬したヘビよりも大きく85cmあった。物置小屋の縁の下辺りにでも潜りこんでいたのが、気温が上昇して蒸し暑くなり這い出してきたのかもしれない。夕方チビちゃんが帰るのを待って一緒に昨日埋めたシマヘビの隣りに埋葬した。
昨日今日とヘビで大騒ぎしたが、一昔前にはヘビだって人家のそばでごく普通に見られた。まだ小さい時分には祖母がよく畑でシマヘビやアオダイショウを捕まえてきては、その皮をひん剥いて七輪で焼いたのを食べさせられた。精力が強いのか、そんな夜には必ず鼻血を出して布団を赤く染めた思い出が懐かしい。



《ブログ内関連記事》
ヘビ(ヒバカリ?)を路上で捕まえる。の記事(09/6/09)

ゆうパックの配達希望時間帯が変わった。

2010年07月02日 11時39分31秒 | オンライン古書店
昨日、7月1日から郵便局の『ゆうパック』の伝票が変わった。
というよりは、配達希望時間のサービスに変更があった。
従来より一層キメ細やかに午後からは2時間単位で配達が選べる。
新時間割は次のとおり↓
・午前中
・12~14時
・14時~16時
・16時~18時
・18時~20時
・20時~21時
・希望しない


これまで最終の配達時間帯は19時~21時だったが、新しい『ゆうパック』では20時~21時と一時間刻みに変更された。利用者にはうれしいサービスだが、配達の現場はこれまで以上に大変だろう。今でこそバーコードのおかげで自宅のパソコンからいつでも受領確認が出来て当たり前だが、バーコード以前の現場では、カセットテープを使って荷物の全部・一個一個の「受け人」と「出し人」を読み上げチェックしていた。「出し人」から過去の「判取り=受領確認」の電話が1本でもあろうものなら受領書の束をひっくり返し、テープを早送りで聞いたりと、それはそれは一苦労だった・・・
当分の間は、新旧の伝票が入り混じって配達員さんの苦労が忍ばれます。

《チェックしておきたいサイト》
日本郵便のホームページ