寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

大晦日に届いた古書買い取り。

2008年12月31日 22時17分03秒 | 買い取りと配達の現場から
大晦日の夜は更ける。
こどもたちはまだ寝ずに騒いでいる。
今朝届いたダンボールを今頃開けて、本年最後の買い取り査定。

ふと、おもちゃコレクター北原照久さんの新聞記事を思い出した。
モノはそれをほんとうにほしいと思う人の許に集まってくる・・・
この数ヶ月の買い取り古書を見ると思い当たるフシはある。

さて、明日から新しい一年が始まる。
自分の中のスイッチを今夜リセットしてまた来年もガンバロウ。

寅の子文庫は1月6日より発送業務開始します。
2009年という一年がどうか平安無事でありますように。
其々に温かなお正月をお迎えください。


◎山川出版社/新全国歴史散歩シリーズ全57冊揃いはどれも並の上。

新年を迎える準備。

2008年12月30日 23時40分05秒 | 生活手帳
大掃除は今年も出来そうもない。
年賀状も手付かずのままー。
それは毎年同じこと。


我が家の恒例行事で庭に穴を掘った。
縦・横・深さの寸法は110×70×70cmで過去最大級。
台所から出た残飯、野菜クズを埋めて土に還す。


植えて10年、まだまだ幹はほそいが蜜柑がようやく甘くなった。
葉付きのまま小枝を折って新年を迎える供物にする。


掘った土を玄関前にまいてグラウンドレベルを少し上げた。
更にその上からホームセンターで買ってきた川砂利を敷いた。
これで草ぼうぼうだった玄関先が少し格好がついて正月を迎えられる。

暮れもあと二日となった。
昭和万葉集巻四/日中戦争(昭和12~14)から三首選ぶ
・ただならぬ時代の中にあせりつつかすかなる吾の仕事をつづく/土田槌
・値上がりをおそれて妻が買い込みし燐寸が厨に積み重ねあり/草間雅翠
・ほほゑみにかがやくいのちなみだにもくもらぬいのち讃えまつらむ/中島敦

都まんじゅうを買いに。

2008年12月29日 23時41分24秒 | 生活手帳
子どもたちを連れて都まんじゅうを買いに行った。
ウンドウガラス越しに楽しい「まんじゅう製造機」を覗いてみる。


都まんじゅうと言えばすぐに思い出すのが沼津の西武百貨店。
40年も昔、確か食品売り場にこの機械は置いてあった。
当時、時間の経つのも忘れて見入った記憶がある。
このまんじゅう製造機こそ食品オートメーションの草分け的存在。
今は百貨店から100メートルほど南に下った場所にお店はある。


こどもたちは都まんじゅうが好きだ。
原材料の高騰で今は20個入りが700円だけど、それでもお買い得感がある。
勿論、バラで1個から売ってくれる。

都まんじゅうを買って親しい人を訪ねる年の瀬。
暮れもあと3日で終わる。

学習天文地球儀で太陽の通り道を調べる。

2008年12月28日 05時36分28秒 | 生活手帳
本年もあと四日で終わる。
別の言い方をすれば、あと四日で地球が太陽の回りをはるばる一周してくる訳だ。
冬至を過ぎてまた昼間の時間が少しずつ長くなる。
日の出の時間が少しずつ早くなる。
朝の新聞配達を続ける父さんには何より嬉しい。
訊けば1年生には理科の授業はないという・・・
冬休みの宿題=書写をする傍らに地球儀を置いてちょっと勉強してみる。


「わたしたちの地理」でお馴染みの国際情報社がかって製作販売した学習天文地球儀。


(1)磁石に地球儀の東西南北を合わせて日の出(日没)方位を知る。


(2)太陽の高さを12月下旬の目盛に合わせる。


(3)付属の太陽高度寒暑板を合わせてみればー。


(4)太陽の南中高度(冬至=約30度)が求められる。


(5)地球儀を回転させれば30分単位で日の出、日の入り時間も分かる。


(5)時計板の目盛で世界の時刻や時差が読み取れる。地球儀半分を覆う黒いカバーは太陽球に対し常に反対側に位置して、夜であることを現している。

日の出や日没の時間に合わせて地球儀を戸外に置いて、またいで立つとリアル体験ができる。因みに冬至の頃の太陽の南中高度は90度-35度(北緯)-23,5度(地軸の傾き)=31,5度と簡単な計算式で算出できる。果ては無限に広がる天文宇宙にまで想像力が膨らんで楽しい。しかし、こんなスグレモノの地球儀が残念なことに今はもう販売されていない。

オンライン古書店つばくろ

2008年12月22日 22時29分01秒 | オンライン古書店
たかが紙切れ1枚でも捨てられないものがある。
『オンライン古書店つばくろ』が発行した2005年11月19日の納品書。
中村久子著『こころの手足』を購入した。


暫し梱包作業の手を止めて居住まいを正す。
昨年の今日、志半ばで店主塩澤美穂さんは急逝した。

◎サイト内関連記事
オンライン古書店つばくろのこと、の記事(08年1月9日)

来年使う手帳~日本法令のマーケティングダイアリー1

2008年12月12日 04時43分02秒 | 生活手帳
手帳をいつも持ち歩いている。
喫煙者がポケットのタバコを切らして情緒神不安に陥るのと似て、バックに入れ忘れると急にソワソワしてしまう。今度あれをしよう、こうしよう・・・そんな思いつきはその場でメモに取る。気が付いたことを書き留めるという小さな作業は案外楽しい。新入社員の頃に叩き込まれた良い習慣だと思う・・・結構なメモ魔かもしれない。


◎マーケティングダイアリー1/MARKETING DIARY(日本法令)
1984年から昨年(2007年)まで24年間使い続けてきたセールスダーアリー(ダイアモンドビジネス企画)にピリオドを打って今年(2008年)から新しい手帳に替えている。偶然か、検索をかけるとセールスダイアリーは2007年を最後に絶版になっているようだ。

111 マーケティングダイアリー1

日本法令

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届いていた古書目録~芦屋即売会

2008年12月11日 15時04分34秒 | オンライン古書店
せめて机の上だけでも、
溢れていた本たちがようやく片付きつつある。
積み重ねたカラーブックスの一番下から出てきた古書目録一冊。
寅の子文庫御中で先月届いていたのだが差出人がなかった。
いったい何方が送ってくださったのだろうー。
それにしてもなんて素敵な表紙なんだ。
こんな目録をいつか刷ってみたい。


(もう終了していますがー・・・)

芦屋即売会古書目録/特集・モダニズムと戦争(107頁)
芦屋市立美術博物館内
2008年11月22日(土)~24日(月)
参加古書店/
・広江書店
・ロードス書房
・彩華堂
・街の草書店
・トンカ書店
・古書籍店蝸牛
・古書籍モウラ
・板東古書店

山田洋次セレクション~岩波写真文庫全5冊復刊

2008年12月10日 09時21分55秒 | 岩波写真文庫
遅い投稿になったが先月/11月27日、
シリーズ第6弾となる岩波写真文庫5冊が復刊された。


・No072[廣島]~戦争と都市/初版1952年8月6日
・No132[日本の映画]~社会心理的にみた/初版1954年12月15日
・No199[子供はみる]初版1956年9月25日
・No257[村と森林]初版1958年3月25日
・No285[沖縄]初版1958年12月20日


今回の復刻は映画監督の山田洋次氏がセレクト。
一連の復刊も通算して30冊を数える。

気がつけば、オンライン古書店も今日で4年。

2008年12月08日 19時04分51秒 | オンライン古書店
書庫は既に満杯、母屋の仕事部屋も本に埋め尽くされた。
暫く買い取りを休んでこの本たちの整理とUPを急がねばと気ぜわしい。
要領の悪さだけはピカイチ、日記のほうは後手に回りまるで手に付かぬ。
なんとしても時間の使い方が下手なのだ。

寅の子文庫も今日12月8日で開店四周年を迎えた。
久し振りのリンク集更新も一店ずつ足跡を辿ればなんと閉店の多いことか。
オンライン古書店花盛りなどと持て囃された季節も今は冬のとき。
明日は我が身と気を引き締めよ。

枝廣淳子さんの『朝2時起きでなんでもできる』を上っ面だけ真似しても
昼寝してたら意味がない。
そんなこんなでサラリーマン時代の遺物を復活させてみた。
お知らせタイマー=(イコール)キッチンタイマーとは限らない。
上手に使って時間貧乏を克服しなくてはー。


既にコレクターアイテムの域~Nationalお知らせタイマー。
2000年6月に購入してLR44のリチウムはいまだ健在。


朝2時起きで、なんでもできる!
枝廣 淳子
サンマーク出版

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