寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

ときにはこんな仕事も・・・藤枝市再び。

2006年01月28日 21時48分39秒 | 生活手帳
今日の現場は藤枝市再び。
ミニサイクルで片道6km(往復12km)~河川の調査。
ハンドルに付けたカゴの中身は伐採用のナタとミニショベル(移植ゴテとも云う)、
1000分の1の図面を筒にして10枚と目印用の赤いリボンテープ一巻き。
堤防の上、すれ違う人が皆一様に声をかけてくる
~今日はいったい何ですか?


図面上の杭の位置を現地に探し出し、目につくようにリボンを巻く。
右も左も分らぬ、今日はじめて訪れたこの土地で一日中ペダルをこいだ。

日没間近、夕陽射す景色に目を見張り、立ち止まった。
名も知らぬこの川もさまざまな人生を水面に映している。

岩波写真文庫の本棚を更新しました。

2006年01月22日 23時42分57秒 | 岩波写真文庫


岩波写真文庫本棚1・2・3・(4)を更新しました。

No3【南氷洋の捕鯨】
No85【伊豆の漁村】
No101【戦争と日本人・あるカメラマンの記録】
No113【汽車の窓から・東海道】
No124【水害と日本人】
No143【一年生・ある小学校教師の記録】
No148【忘れられた島】
No165【やきものの町・瀬戸】
No184【練習船日本丸】
No209【日本・1956年8月15日】
No248【十勝平野】
No266【軽井沢】
~など人気のナンバーを一挙237冊公開。
ご注文メールへの返信確認は1月24日以降、発送は1月25日から開始です。
~ご期待ください。

(上の写真はイメージにつき今回お届けする本ではありません)

インフルエンザお気をつけください。

2006年01月18日 13時47分18秒 | 生活手帳
インフルエンザが猛威をふるっています。
我が家ではこどもがA型を保育所で貰ってきたのを店主が貰いました。
家族全員予防接種はうけていたにも拘わらず・・・
お母さんとバアバはケロっとしていますよ、
どうやら男より女のほうが強いですね。

お年寄りは肺炎をおこすので熱がでてきたらすぐお医者さんへ行ってください。
店主はいきなり39度まで熱が上がりました。病院ですぐに【タミフル75】という
特効薬を処方されて一晩熟睡して、今は熱はさがっていますが
相当体力を消耗しています。
おまけに一週間外出禁止を言い渡されてしまいました~

オンライン古書店なんぞ営まれている皆様、睡眠不足は禁物ですぞ。
どうぞお気をつけください

*では今からまた休みます(^-^)/

ドンド焼きを見た。

2006年01月17日 01時16分49秒 | 生活手帳
近所の児童公園でどんど焼きを見た。
お碗と箸を持参してお団子が焼ける間、
子ども会のお母さんたちの真心の豚汁とお汁粉に舌鼓。

大切にしたい正月の風物詩~私よりひと回り年配のHさんの話によれば、伊豆市大仁付近、狩野川べりのドンド焼きはその昔、当日(十五日)の前から寝泊りできるような小屋を建て、子どもたちが交替で番(寝泊り)をしたそうです。火で賽の神を崇め、三叉路の辻の魔を払い、厄除けを兼ねた部落総出の祭り行事だったようです。今では子ども会のイベントのひとつとして無難にこなし、親御さんたちの相互扶助的親睦を温めているかのようです。

朝8時、点火の時刻になっても起きられない子どもたちがホラ、向こうから駈けてきますよ。



岩波写真文庫買取します。

2006年01月14日 03時08分11秒 | 岩波写真文庫
メールで岩波写真文庫の大口買取依頼を受ける。
昼間現場で携帯に連絡があり、お近くなので今夜伺いたいとのお話。

箱を開けると、お父様が大切にされていた写真文庫が198冊、
全て1冊ずつ吟味、15年戦争の歴史書籍37冊と合せた合計が、〆て46,790円。
たった今、メールでご案内、精一杯のお見積もりです。

どうか吉報お待ちしています。

正月古本屋風景~北山書店

2006年01月12日 06時30分56秒 | オンライン古書店
JR三島駅を南口で降りて、商店街を真っ直ぐ徒歩で南下すること約600m。
この街で唯一、昔ながらのスタイルを守る古書店。
もう長いお付き合いをさせて貰っています。

こんなお店をいつか持ちたいと思う。
おじさん、おばさんいつもお世話になります。
お体大切に、いつまでもお店、続けられてください。

カラーブックス300番まで整理しました。

2006年01月08日 23時52分33秒 | カラーブックス
カラーブックスの本棚を300番まで整理しました。

現在、掲載中のカラーブックスは唯、お一人の蔵書です。
カラーブックスを趣味で収集するようになってから既に20年以上経ちますが、こんな地味なことを飽きもせず続けていると、めぐり巡ってご褒美を頂くことがあります。それが今回の、この一連の初版本カラーブックスです。この本たちはいずれも殆ど手つかずのまま、大変きれいな状態で発見されました。1冊ずつ全てに丁寧な楷書で奥付け(後ろ見返しの遊び紙)に、縦書き2行、昭和○十○年○月○日、清水正和という署名があります。お店によっては、記名入りの古本など二束三文で処分されることもありますが、私には清水さんという方が毎月楽しみに1冊づつ買い求めて日付を残し、丹精して大事に保管され、また手放された経緯・・・そこには、人を介してきた古本の持つ独特の匂いというか、本そのものに命が吹き込まれているような気持ちがしてなりません。私がコツコツと集めてきた気持ちと、清水さんのお気持ちとが或る日バッタリと出逢い、妙に懐かしいような心持ちがしました。そんな理由から正直、このカラーブックスは私一個人のコレクションとして手元に残そうかと迷いました。しかし一方で、カラーブックスの目録をも兼ねて、一人でも多くの人の目に触れられるものならそのほうが良いのでは?と断腸の思いで掲載を始めました。ですから売れなくても良いし、売れないでほしいのです。名前入りでも欲しい方はどうぞお買いになられて下さい、その代わり値段は高くしてあります。こうしている間にも着信が入り、お気に入りのナンバー297【レディのノート】はもう売れてしまいました。

今日、ようやく300番までこぎ着けました。
暫く公開したのち、手持ちの他の重版本と入れ替えの予定です。

大雪、お見舞い申し上げます。

2006年01月06日 23時16分55秒 | オンライン古書店
今、夜の10時を過ぎました。大雪で思い出し、柳田國男の本を取りに外の物置まで。
軒下に吊るした寒暖計は1度で止まっています。今日は朝から一日、降ったり止んだりの雪曇り。
ここ温暖な静岡でも凍える一日、薄っすら雪化粧となりました。

柳田國男の『美しき村』という15~6頁の短文の中に他の記述の引用で、大雪について短い文章がありました。要約すると、~越後のある村では家まで沈んでしまうような大雪が降ると、軒先に目印を付けた竿を立て、遠くからでも歩いている人の目に留まるようにした・・・それは必ずしも旅人の為の目印ではない、そこに住んで居る人が、旅人がこの竿を目標に歩いていると考えただけでも、自分たちが雪に埋もれていくという感じを払拭できる・・・大体そんなような意味の引用文です。容赦ない大自然の脅威を前にして人は無力ですが、逞しき智慧と祈りで立ち向います。 『美しき村』の最後はこう結んでありました。~山川草木の清く明らかなるものは、太古以来ことごとく皆、我々の味方ではなかったか。人を幸福ならしめずに終わるはずがない~(略)云々。
*【柳田國男全集2/ちくま文庫1989年初版】

日本海側の記録的な大雪、各地に深刻な被害が出ているとの事、お見舞い申し上げます。

携帯買い替え~カシオE’z One

2006年01月05日 22時35分21秒 | 生活手帳
今日、仕事帰りのお母さんと合流して携帯電話をお揃いで買い替えました。
新しい機種はカシオE'zOne、去年夏の発売当時、1台3万円近くしていましたが、
半年経って在庫掃き出しセールか?二台合せて4620円、超お買い得でした。
今までソニーのクルクルピッピに慣れていたせいか、今度はそれがないので、
ちょっと違和感、使いこなすまで時間がかかりそうです。
しかしタフな携帯、ドブに落としてもアスファルトに落としても壊れないそうです・・・

お父さんの携帯電話はサラリーマンを辞めてからは非常用=待ち受け専門です。
無料通話はそのままお母さんが全部使ってなお足りない様子、節約しないといけませんね。

二人仲良く携帯オンチ、いまだに着メロがわからない・・・


金魚の寒さ対策?

2006年01月05日 00時49分18秒 | 生活手帳
去年の夏祭りの夜、すくった金魚4匹が皆元気に成長、もう10倍位大きい。
面倒くさい世話は全部お父さんの仕事・・・玄関の靴棚の上、見れば寒そうで動きも鈍い。そこで閃いて冷蔵庫内15ワットという小さな裸電球を買って来てスタンドを立てた。これなら一晩中付けっぱなしでも電気は喰わない、少しは水温も上がって?暖かいのだろうか・・・


《サイト内関連記事》
死なせてなるか、金魚の飼い方を覚える(07/3/26)

今日、初荷です。

2006年01月04日 11時43分15秒 | オンライン古書店
今日は4日、もうお昼近く、ようやくお天気も回復してきました。
穏やかな陽の光が斜めに入ってきています。
2階の窓から眺めれば、まだ何処のお宅も静かなお正月休みのようです。

年末年始、閑古鳥が鳴いて開店休業状態。
こどもと一緒に毎日アニメビデオのムシキング回して、これがなかなかどうして、泣かされました。
気が付けば、すっかりはまって居ます。
おかげで箱根駅伝は見られず仕舞い・・
~とらのこの奴、トーマス・アンパンマンはもう卒業のようです。

年賀状を元旦の夜、裏面のみワードで作成、
(今年から新しい試みです。去年までは両面手書きでした)
全て印刷を終えたところで、誤字を発見して天を仰ぐ・・・
ゆうびんのフリーダイヤルにかけるとなんと交換OK、窓口で『書き損じ』とお話下さいとのこと。
2日の朝、一番で沼津の本局へ走り、頭を下げて1枚5円のペナルティで全部交換して貰いました。

3日夕方、年賀状書き終了、再び本局のポストへ走る。
これで2006年もいよいよスタートです。
お約束のカラーブックスその後、UP出来なくて申し訳ありません。
今週中に再開、今度はこの胸に誓って必ず・・・

午後8時過ぎ、今年初めての注文が入りました。
今週中にほしいとのこと、急ぎ荷造りして新潟のIさん、
只今より本局へ走ります。

のんびり=マイペースで幕開け。
さあ、歩き出そう。

2006年 初春のお慶びを申し上げます。

2006年01月02日 13時57分41秒 | オンライン古書店
写真文庫の中にあるような古き良き、懐かしい風景をいつも探し求めています。
昔、通った小学校の木造校舎や畑のあぜ道、山なみに湧き立つ積乱雲そして家族団らん・・・
つきつめてみれば、それらの風景はすべて自分自身の中にあるもの。
本当の幸せは足元にあり・・・そんなことを今、ようやく感じられるようになりました。
古本屋稼業は年中火の車、儲かりませんが楽しい仕事でもあります。
背伸びせず地道にコツコツと自彊不息の思いで前進あるのみ。
本年もどうか、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆々様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2006年正月二日    箱根駅伝を聞きながら