声の出演:アン・ハサウェイ、グレン・クローズ、ジム・ベルーシ
『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』、観ました。
近頃、森では「レシピ泥棒」が出て、動物たちを怖がらせている。ある日、山の
上に住むおばあさんの家を訪れた赤いずきんの少女レッドは、おばあさんに
変装したオオカミに襲われ、悲鳴を上げる。そこへぐるぐる巻きに縛られた
おばあさんがクローゼットから飛び出して来る。更には、斧を持ったきこりが…。
オオカミ、きこり、おばあさん―――怪しいのは誰だ??
この頃、妙に“難事件へ挑む胸の高鳴り”を思い出し、“本格的なミステリー”に
飢えてた。この際、子供向けアニメーションだって構わない(笑)。実は、この
映画のことが、公開当時から気になっていた。で、実際観終わってみて、
オイラの中でわだかまっていた欲求が解消されたかといえば、ビミョ~な
感じだが、普段はCGアニメが苦手な娘(3歳)も今回ばかりはオイラの隣に
ちょこんとお座り。さらに、近くを通り掛かったワイフが足を止め、食い入るように
眺めた先は、“悪態付いたウサギ”が浮かれポンチ(?)でダンスを踊ってる。
何を隠そう、ヤツこそ、我が家で飼ってるムギ色ウサギにそっくりなんだ(笑)。
思わぬところでワイフのツボ、それにつられてオイラも娘もゲラゲラ大笑い。
いや、その他にも、魔女の呪いにかけられ歌い続けるヤギ、事件の真相を
追うがヘマばかりのおとぼけオオカミ、一人だけやけに浮いてるハードボイルドな
カエルなど、小腹か抱えて笑っちゃう楽しいキャラがいっぱい。結局、この映画は
「ミステリー」と称してタネを蒔(ま)き、おとぎ話をパロディにした“キャラクター
勝負”の作戦の出たようだ。個人的には、肝心の謎解き部分にもう一捻り、
いや、あと半捻りでもあったら、大満足だったけど、家族団らんで過ごす一時の
話題のタシになったから、まぁ、いっか。
また、近年のCGアニメの特徴として、家族愛とか友情とか…、はたまた夢を
諦めるなとか努力を怠るなとか…、観ていて、どうもこそばゆく感じてしまう
“メッセージ重視”の映画が多い中、こと本作に限っては“エンターテイメント”に
徹している。四の五の言わず、単純に楽しみたいならコレ。うん、たまにゃあ、
こういうのがあっても、オイラは良いと思うよ。
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