
西新井大師を参詣する。関東三大師のひとつである。西新井大師の寺名は、正式には総持寺である。
関東三大師とは、川崎大師、西新井大師、佐野厄除大師をいう。個人的には、佐野厄除大師の代わりに川越大師(喜多院)をあげたほうがいいように思うが。
弘法大師が関東巡察のおり、この地で霊感を感じ、観音菩薩を彫り、寺を建立したとされる。
当時流行っていた疫病退治のため、自像を封じ込めた加持水を井戸に沈めたところ、新しい水がこんこんと湧き出てきた。
この井戸が本堂の西にあった。本堂の西に新しい井戸が湧き出たということで、西新井と呼ばれるようになった。
仁王門前の門前町から入る。



本堂。

正面にいろは池があり、美しい。牡丹園もあり、花の名所となっている。

西新井の由来となった井戸は、どこのあるかというと、本堂の左手前にある。ここだけ古めかしい。ほとんどの人は無関心で、横にある水子地蔵をお詣りする。

御朱印は、本堂の裏にある事務所でいただく。御朱印帳への書き入れは700円である。書置きは500円。