横須賀市走水に鎮座する走水神社を参拝する。京急線・馬堀海岸駅からバスを利用した。
走水神社の由来は有名で、日本武尊がこの地から房総半島に渡ろうとしたとき、海が荒れたため、妻の弟橘媛命が身を投げて海を鎮めたことに由来する。
静まった海を、水の上を走るが如く渡ったことから、走水という地名になった。
従って、祭神は日本武尊と弟橘媛命である。
社殿は丘の中腹にある。
社殿を横から見る。紫陽花の季節である。
やはり、ここに来ると、房総半島を見たくなる。神社から見ると、かなり遠くに見えるが、神社から南に下ると、目の前に迫ってくる気がした。古代においては、房総半島へ行くときは東京湾を渡ったのだ。陸路よりも、こちらの方が近道だった。
走水神社は浦賀の西叶神社の宮司さんが兼務する。社務所が無人の時は西叶神社へ行かなければならない。私が訪れた時は、氏子さんが対応してくれた。