スゴい題名の本だ。著者は長谷川慶太。
相変わらずの長谷川節。長谷川慶太は1927年生まれだから、今年88歳。これで毎月のように本を出している。
実際にライトするのは別人だろう。本によって文体が違う。題材のネタは長谷川本人が出すのだろうが、それを膨らませるのは別の人だろう。
本によって改行の仕方が違う。この本は改行がいつもより少ない。
長谷川慶太は、中国破綻説論者であり、北朝鮮も破綻すると云ってきた。今回はロシアが破綻すると予言している。
現状のまま推移すると、年末には、実質的にロシアの外貨準備はゼロになるというのが目新しい。
こういう状態で、ロシアが北方領土に投資する力があるのかどうか。投資するというニュースが流れたが、金がなければ始まらない。
余力はないと見る。
この本ではプーチンは退陣するという。しかし、プーチンの後継者が見当たらない。ロシア人は我慢強いので有名だ。金がなくとも、なんとか凌ぐのではないか。