サウジアラビアの報道は少ない。サウジ国内のことはほとんど報道されない。
ともかく、8年ぶりに国債を発行した。金が有り余っている国のように思えたが、国債を発行しなければならないのかと、意外な感がした。
200億リアル(6600億年)の国債を発行し、国内の民間金融機関に割り当てた。
既に6月には150億リアルの国債を政府系機関に割り当てたそうである。
2015年は、総額で1000億~2000億リアルの国債を発行するらしい。3兆3000億円から6兆6000億円程度。
財政赤字は、GDP比で20%程度になるという。
サウジは王家が支配する国だから、国民をなだめるための福祉が巨額である。このまま行ったら、どうなりますか?
イエメンへ軍事介入しているが、その戦費も莫大だ。
旧ソ連やアメリカと同じで、軍事介入で国が疲弊する。
国内の治安もおかしい。イスラム国が関与している。
サウジアラビアの国内治安がおかしくなったら、その影響は計り知れない。
これは妄想? 考えたくないことだ。