



一昨日は良い天気で、昨晩はかなり冷え込んだ。
そうなれば、積雪の残っているこの時季は必然的に凍み渡りのできる朝となる。
独り暮らしとなったことで朝食を抜くことにしたら、ご飯の用意をしなくちゃという焦りから解放されてゆとりができた。
と言うわけで、何の躊躇もなく雪の上をどこにでも好き放題に渡っていける凍み渡りをする。
昨年はクマの目撃情報があって行きにくかった裏山(魚沼丘陵)をジグザグに歩いたり真っ直ぐに行ったりする。
冷え込み方が少し足りなくて、杉林や大木の根元はしっかり凍っていないので歩かない。
溜池や水路や小川の上を踏み抜いたら大変なことになるので、そこは分別を持って間際には近寄らない。
雪が覆っていても下では大きえぐれた空洞が、当たり前に出来ているのだから。
凍みた雪上でのスキーが楽しかった子どもの頃を想い出すけれど、今は1万歩を目指して雪原を無秩序に歩くべし。
田畑の上を歩くなら楽だが、山に向かったせいで意外に距離を稼げず、6500歩4.5kmほどで帰った。
近々また冷え込んだなら、もっと早く出て遠出をすべし。
熊はまだ冬眠中だろうし、観られたのはリスが1匹とフクロウが1羽と小鳥多種多数。
急な崖の雪崩れた地肌にショウジョウバカマ(猩猩袴)が2輪だけ咲いていた。
信濃川に沿って川霧が残っているのは、気嵐となっているからだろうか。
わがビオトープはまだこの程度にしか現れていない。