


公園にフイリヤブランという名札が立てられていた。
細い葉だから模様が目立たない。
斑入りというなら、斑らまだらしていて欲しい気がする。
その近くに斑入りと思われる笹竹があったけれど、新葉に生え変わる枯れ始めかもしれない。
斑入りといえば、ウチにある斑入り石蕗。
色合いは違えど天目茶碗を思わせる神秘の模様・・などと手前味噌。
これくらいしか自慢するものがないわけではないけれど。
斑入りというのは、本来の姿ではない突然変異だから、癌のようなものか。
わが事のように親しみが増すので、ウチの小さな庭をこの手の斑入りばかりを集めたミニミニ植物園にしたいなどと妄想したりする。