ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

シュレック3

2007年06月16日 | 映画(さ行)
(原題:SHREK THE THIRD)
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)


緑の怪物シュレックとその仲間たちの冒険を、おとぎ話のパロディ満載で描くフルCGアニメのファンタジー・アドベンチャー映画。
今回でシリーズ第3弾となる。

【遠い遠い国】で幸せな生活を送っていたシュレック(声:マイク・マイヤーズ)とフィオナ姫(声:キャメロン・ディアス)。カエルになってしまったハロルド国王(声:ジョン・クリーズ)が病に倒れている間、シュレックは王の公務を手伝っていたが、堅苦しさに飽き飽きして早く汚い沼のほとりに帰りたいと思っていた。しかし、突然に国王の様態が急変。国王はシュレックを後継者に指名する。しかし、王様になんてなりたくないシュレックは、もう一人の正統な後継者アーサー(声:ジャスティン・ティンバーレイク)の存在を知る。シュレックは、ドンキー(声:エディ・マーフィ)と長ぐつをはいた猫(声:アントニオ・バンデラス)を連れだって、アーサーを探す旅に出発する。出発間際にフィオナ姫から赤ちゃんができたことを知らされ、気もそぞろになるシュレック。やがて、一行はアーサーに対面する。しかし、軟弱でイジメられっ子の高校生だった。一方、王位継承を奪われたチャーミング王子(声:ルパート・エヴェレット)は、酒場で寸劇を演じる寂れた生活を余儀なくされていた。しかし、フック船長(声:イアン・マクシェーン)といったおとぎ話の悪役たちを仲間に加え、遠い遠い国への反乱を企てる。アッという間に国を制圧するチャーミング王子。フィオナ姫の機転で、白雪姫(声:エイミー・ポーラー)、髪長姫(声:マーヤ・ルドルフ)、眠れる森の美女(声:チェリ・オテリ)、シンデレラ(声:エイミー・セダリス) は、城から逃げ出すことに成功するが…。



シュレックが帰ってきました~!
6月29日現在のデータでは、興行7週目で第11位になってしまいました。
しかし興行成績は3億1400万ドルと、3億ドルを突破。
現在、歴代興行成績は第21位。
1作目の記録(「シュレック」全米興行成績・2億6770万ドル・第31位)は、軽く抜きましたが、2作目の記録(「シュレック2」全米興行成績・4億4120万ドル・第3位)を抜くのは難しそう。





今回は、シュレックが父親になるという話と、遠い遠い国の王位継承者を捜し出すというお話。
小さい頃に父親に食べられそうになった過去を持つシュレックは、自分がちゃんとした父親になれるかどうかという葛藤に悩まされる。
そしてやっと見つけたアーサーは、出来の悪さ故に父親から捨てられたと思いこんでいるイジメられっ子。
アメリカ人って意外とアーサー王伝説が好きなのね。



おとぎ話の悪者たちを引き連れて、遠い遠い国の乗っ取りを目論むチャーミング王子。
今回は意外とシンプルなストーリーライン。



シュレックと共に行動するお馴染みのメンツ。
一足先に父親になったドンキーと、相変わらずカワユスな長ぐつをはいた猫。



このシリーズで一番大好きなキャラクター。
長ぐつをはいた猫!
こんなにカワユスなのに、声はアントニオ・バンデラス!
カワユスなのにシブス!
カワユスなのにカッコヨス!
港で女たちに別れを告げる場面。
カワユスなのにシブス!
カワユスなのにカッコヨス!
そして、【オレがアイツで、アイツがオレ】的な「転校生」の様なエピソードもナイス!



ちなみにその原因を作ったのはこの人。
魔法使いの先生マーリン(声:エリック・アイドル)。



お馴染みのメンツも登場してますよ!
ピノキオ(声:コーディ・キャメロン)、3匹の子ブタ(声:コーディ・キャメロン)、クッキーマン(声:コンラッド・ヴェーノン)、赤づきんちゃんの狼(声:アーロン・J・ワーナー)。



宣伝で見るほど活躍はしないけど、このプリンセスたちの活躍も見所です。
シンデレラの【硝子の靴ブーメラン】や白雪姫の【動物アタック】、そして眠れる森の美女の【爆睡! 倒れ込み攻撃】。
でも一番凄いのは、リリアン王妃(声:ジュリー・アンドリュース)の頭突きかしら。

このシリーズをともやが好きなのは、実は選曲の素晴らしさなのよね。
1作目ではエディ・マーフィが、モンキーズの『I'm a Believer』をカバー。
モンキーズ世代のともやは、これでもうきゅんきゅん!
そして、2作目ではジェニファー・サンダースが、ボニー・テイラーの『Holding Out for a Hero』をカバー(日本では葛城ユキがカバーしたあの曲ね)。
そして3作目では、どんなツボにハマル曲が来るかと思っていたら…。
ハロルド国王の葬儀のシーンで流れてきました!
ウィングスが歌う『Live and Let Die』!
元々はポール・マッカートニー&ウィングスが歌っていた曲で、「007/死ぬのは奴らだ」の主題歌。
なんてナイスな選曲なの!
そして白雪姫が【動物アタック】を仕掛けるときに流れるのは、レッド・ツェッペリンの『Immigrant Song』(邦題は『移民の歌』)。
いいなぁ、このセンス!
最高です。

監督はクリス・ミラー。

2007年6月30日公開
公式HP:シュレック3


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■シリーズ前作はこちら

シュレック

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