ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ドッペルゲンガー

2006年10月15日 | 映画(た行)
【2002年・日本】TVで鑑賞(★★★☆☆)

自分と寸分違わぬドッペルゲンガーに対峙した男の、数奇な出来事を描いたサスペンス映画。

かつて大ヒット商品を発明し、現在は人工人体の開発を進めているエリ-ト研究者の早崎道夫(役所広司)。しかし、なかなか上手く進まない研究過程に早崎は苛立っていた。ある日、早崎は自分と全く同じ容姿をしたドッペルゲンガー(役所広司)を見るようになる。【ドッペルゲンガ-を見たものは死ぬ】という言い伝えを恐れ、すべては仕事の疲れによる妄想だと思い込もうとする早崎。しかし、ドッペルゲンガ-は何度も早崎の前に現れ、自らの欲望を忠実に満たしながら暗躍し始める。しかもドッペルゲンガ-の目的は、早崎の進めている研究を成功させたいらしい。早崎は会社を辞め、ドッペルゲンガーが連れてきた君島(ユースケ・サンタマリア)と弟のドッペルゲンガーと遭遇した永井由佳(永作博美)と共に研究を独自に進めることになる。ひょんなことからドッペルゲンガ-と奇妙な二人三脚をすることになった早崎だが、次第に自由で乱暴な行動力を持つドッペルゲンガーを疎ましく思うようになる…。



普通だったらホラー作品になりそうな題材を、コミカルに描いたサスペンス作品。
本作品では、ドッペルゲンガーを自分の中のもうひとりの自分的なスタンスで取り上げている。



自由奔放に振る舞うドッペルゲンガーに接していくうちに、早崎も少しずつ何かが変化し始めていく。
コミカルに描いているけれど、やっぱりちょっと怖いね。

ちなみに、元いた会社の早崎の助手を佐藤仁美が演じている所が、ともや的注目点。
いや、永作さんも大好きなんですけどね。
(あっ、どっちも大酒飲みだ・笑)

監督は黒沢清。


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